今回は、ゲームデザイナーにおすすめの転職エージェント・サイトを紹介します。
ゲームデザイナーの転職市場は専門性が高く、企業によって業務内容や求められるスキルが大きく異なるため、「どの求人が自分に合っているのか分からない」と感じる方も少なくありません。
この記事では、ゲームデザイナーの仕事内容や必要なスキル・資格、キャリアの築き方から、向いている人・向いていない人の特徴までを解説。
さらに、転職エージェントを活用するメリットや、効果的な使い方、よくある質問への回答など、転職活動を成功に導くための情報を網羅的にまとめています。
自分に合った働き方を見つけたい方や、キャリアアップを目指している方はぜひ参考にしてみてください。
転職UPPPライター
T.F氏:30代前半
ライター経験8年以上で年間100記事以上を執筆。転職・健康食品・美容などの情報を取り扱うWebメディア企業でライター/ディレクターの経験を積み、その後フリーランスへ転身。Webコンテンツの執筆やWebサイトのディレクション、コンサルなどを経験。今までに6社の転職サイト/エージェントを利用し、現在は転職UPPP編集部で活躍中。
運営会社情報
- 運営会社:UPPGO株式会社
- 所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田7-20-9 KDX西五反田ビル5F
- 有料職業紹介事業 許可番号:13-ユ-313755
- プライバシーマーク登録番号:第21004733(02)号
- お問い合わせ:contact@tenshoku-uppp.com
ゲームデザイナーにおすすめの転職エージェント11選【一覧比較】
ゲームデザイナーを含むゲームクリエイターの有効求人倍率は低いですが、そんな中でもゲームデザイナー関連の求人数が多く、ミスマッチの少ない転職サポートを行っている転職エージェント・サイトを厳選。
下記の表に特徴をまとめて比較しています。
右にスライドできます→
ゲームデザイナー のおすすめ度 | ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 特徴・強み | 年収アップ実績 | 対応エリア | |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 5.0 | ○ 300件以上 |
| 50万円以上の年収アップ事例あり | 全国 ※特に東京・大阪・福岡のエリアに強い |
![]() | 5.0 | ◎ 1,100件以上 |
| 非公開 | 全国 |
![]() | 4.8 | ○ 440件以上 |
| 年収アップ率は約93% | 全国 |
![]() | 4.7 | ◎ 1,600件以上 |
| 3人に2人が年収70万円アップを実現 | 全国 |
![]() | 4.5 | 非公開 |
| 非公開 | 全国 |
![]() Geekly | 4.5 | ○ 530件以上 |
| 年収アップ額は平均78万円 | 関東の一都三県、関西圏 |
![]() | 4.4 | ○ 560件以上 |
| 非公開 | 全国 |
![]() | 4.4 | ○ 550件以上 |
| 非公開 | 全国 |
![]() | 4.3 | △ 130件以上 |
| 非公開 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
![]() | 4.0 | ○ 550件以上 |
| 非公開 | 全国 |
![]() リクルートダイレクトスカウト | 4.0 | ◎ 1,700件以上 |
| 転職決定後の平均年収は925万円以上 | 全国 |
CGデザイナーや2Dデザイナーなどを含めた「デザイナー」で一括りになっている場合は、各デザイナー職を含めた求人数を掲載しています。
1:G-JOBエージェント【ゲーム業界特化】
基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社リンクトブレイン |
タイプ | ゲーム業界専門転職エージェント |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 300件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 全国 ※特に東京・大阪・福岡のエリアに強い |
年収アップ実績 | 50万円以上の年収アップ事例あり |
運営会社は10年以上もゲーム開発運営事業を展開
ゲーム開発運営事業に取り組んでいるので、信頼性が高く、現場視点のアドバイスを受けられる
ゲーム業界経験者や国家資格保有のコンサルタントが在籍
業界経験者や転職のプロがサポートするから、競争率の高いゲームデザイナーでも転職が有利になるアドバイスを期待できる
全体の約70%が非公開求人※
非公開求人を合わせると求人数は4,000件以上で、一般に出回っていないゲームデザイナーの求人に出会いやすい
※出典元:G-JOBエージェント公式サイト
G-JOBエージェントはゲーム業界専門の転職支援サービスで、運営元の「株式会社リンクトブレイン」は、10年以上にわたりゲームの開発・運営事業を展開。
現場を知る企業が手がけるエージェントとして、他社にはない信頼性と専門性を持っています。
大きな特徴は、ゲーム業界出身のアドバイザーや国家資格を持つキャリアコンサルタントが在籍していること。ゲーム制作の流れや現場で求められるスキルを理解したうえで、ゲームデザイナーの特性に合わせた具体的なアドバイスが受けられます。
ポートフォリオの見せ方やキャリアの強みの打ち出し方など、実践的なサポートが魅力です。
また、掲載されている求人の約70%が非公開求人で、公開・非公開を合わせると4,000件以上の求人数を誇ります。
大手・有名ゲーム会社からスタートアップ企業まで幅広い選択肢があり、一般には出回っていない希少なポジションにも出会いやすいのが強みです。
G-JOBエージェントはこんな人におすすめ!
- ゲーム開発や運営も行っている、信頼と実績のあるエージェントを使いたい人
- ゲーム業界経験者やプロコンサルタントから、専門的なサポートを受けたい人
- ライバルの少ないゲーム業界の求人にアプローチしたい人
◎ゲーム業界経験者・有資格者がサポート
◎いつでも退会可能
2:シリコンスタジオエージェント【ゲーム業界特化】
基本情報 | |
---|---|
運営会社 | シリコンスタジオ株式会社 |
タイプ | ゲーム・映像業界特化の転職エージェント |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 1,100件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 全国 |
年収アップ実績 | 非公開 |
ゲーム用ミドルウェア開発分野で実績を誇るシリコンスタジオグループが運営
人材紹介だけでなく、ゲーム・映像業界向けの事業も展開しているのでゲーム業界の深い知識と企業との強いパイプを持っている
デザイナー職の求人数が1,100件以上と豊富
ゲームデザイナーだけでなく、2D/3DデザイナーやUI/UXデザイナーなどの求人も豊富にあるので希望に合ったデザイナー職を見つけやすい
設立25年以上の実績があるゲーム・映像業界特化のエージェント
ゲーム制作現場を熟知した業界専門のコンサルタントが在籍し、書類添削・面接対策・日程調整まで徹底サポート
シリコンスタジオエージェントは、設立から25年以上にわたってゲーム業界の人材ニーズに応えてきた実績ある転職エージェントです。
運営元は、ゲーム用ミドルウェア開発で知られるシリコンスタジオグループ。人材紹介だけでなく開発支援や技術提供も行っており、業界内部の動向に精通しているのが最大の強みです。
特にゲームデザイナーをはじめとするデザイナー職の求人数は1,100件以上(※2025年時点)と豊富で、2D/3DデザイナーやUI/UXデザイナー、CGデザイナーなど、幅広いポジションに対応しています。
また、ゲーム制作現場をよく知るコンサルタントが在籍しており、職務経歴書の添削やポートフォリオのアドバイス、企業ごとの面接対策など、細やかなサポートも充実。スケジュール調整や条件交渉なども代行してくれるため、忙しいクリエイターでも安心して転職活動を進められます。
シリコンスタジオエージェントはこんな人におすすめ!
- ゲーム会社の事情に詳しいエージェントからアドバイスを受けたい人
- 自社もゲーム開発に取り組んでいるエージェントに相談したい人
- 応募書類やポートフォリオの添削、企業ごとの面接対策までしっかりサポート受けたい人
◎25年以上の運営実績
◎いつでも退会可能
3:ファミキャリ【ゲーム業界特化】
基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
タイプ | ゲーム業界専門転職エージェント |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 440件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 全国 |
年収アップ実績 | 年収アップ率は約93% |
ファミ通協力の転職エージェント
ゲーム情報サイトのファミ通ドットコムが協力しているので、ゲーム業界の情報の質が高い
転職成功者の約93%が年収アップ※1
ゲーム業界特化のエージェント在籍で、ゲームデザイナーとして年収アップを実現しやすい
2万人以上の利用者実績で、満足度約95%※2
「ゲーム会社が書類選考で何を見ているか」「面接でどんな態度を見ているか」までアドバイスしてくれるので満足度が高い
※1-2出典元:ファミキャリ公式サイト
ファミキャリは、ゲーム情報サイト「ファミ通ドットコム」との協力体制によって、業界に特化したリアルで信頼性の高い情報提供を強みとしています。
運営は、ゲーム系人材サービスを手がけるクリーク・アンド・リバー社。これまでに2万人以上の利用実績があり、利用者満足度は約95%と高水準を誇ります。
ゲーム業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍し、「どんな書類が通りやすいか」「面接で評価されやすい態度とは何か」など、現場目線のきめ細かいアドバイスを受けられる点が好評です。
また、転職成功者の約93%が年収アップを実現しており、キャリアアップを目指すゲームデザイナーにとっては非常に魅力的なサポート体制が整っています。
ファミキャリはこんな人におすすめ!
- 質の高いゲーム業界の情報を得たい人
- ゲーム業界の転職で年収アップを考えている人
- ゲーム会社が選考で注目しているポイントを知っておきたい人
◎ファミ通ドットコムが協力
◎いつでも退会可能
4:レバテックキャリア
基本情報 | |
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運営会社 | レバテック株式会社 |
タイプ | ITエンジニア・Webデザイナー専門転職エージェント |
公開求人数 ※2025年5月時点 | 4万5,000件以上 |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 1,600件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 全国 |
年収アップ実績 | 3人に2人が年収70万円アップを実現 ※出典元:レバテックキャリア公式サイト |
ゲーム業界のデザイナー職の求人を1,600件以上も保有
デザイナー職の求人が豊富なのでスキルや希望にマッチする求人を紹介してもらいやすく、転職先の幅が広がる
希望企業への転職成功率96%※1!応募書類やポートフォリオの添削も実施
現役採用担当者から書類添削やポートフォリオ添削を受けられるので、希望する企業のゲームデザイナーとして入社できる可能性が高い
年間7,000回以上の企業訪問※2で社内情報を収集
社員の雰囲気・チームのスキル感・残業時間などを共有してもらえるので、入社後のギャップが少ない
※1-2出典元:レバテックキャリア公式サイト
レバテックキャリアは、ゲームデザイナー向けの求人数は1,600件以上と業界トップクラスの規模を誇ります。
2D/3DデザイナーやUI/UXデザイナーなど幅広い領域に対応しており、自身のスキルや志向に合った求人を見つけやすいのが大きな魅力です。
ゲームデザイナーの転職では、「希望と仕事内容のミスマッチ」や「ポートフォリオの見せ方がわからない」といった悩みを抱える方も多くいます。
レバテックキャリアでは、現役の採用担当者による書類・ポートフォリオの添削支援が受けられ、希望企業への転職成功率は96%を記録。実践的なサポート体制で、競争率の高いゲーム企業への転職をしっかりと後押ししてくれます。
さらに、年間7,000回以上にわたる企業訪問を通じて、現場のチーム構成や社風、残業時間といった内部情報も詳しく共有されるため、「入ってからのギャップを防ぎたい」というニーズにも応えてくれます。
レバテックキャリアはこんな人におすすめ!
- 採用のプロに応募書類やポートフォリオを添削してほしい人
- 社内環境や社員の雰囲気まで入社前に知っておきたい人
- 転職による年収アップを目指している人
◎96%が希望企業へ転職
◎いつでも退会可能
今回は、レバテックキャリアの口コミ・評判について解説。また、レバテックキャリアで転職するメリット・デメリットや使い方のコツまでお伝えします。レバテックキャリアはITエンジニア専門の転職エージェント。IT業界専門のキャリアアド[…]
5:マイナビクリエイター
基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
タイプ | クリエイター職専門の転職エージェント |
公開求人数 ※2025年5月時点 | 非公開 |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
年収アップ実績 | 非公開 |
ゲーム業界の大手求人を豊富に保有
ベンチャー企業から、SEGA、スクウェア・エニックス、CAPCOM、KONAMIといった業界大手の企業の求人が多い
転職活動に必要なポートフォリオの作成をサポート
業界専門のキャリアアドバイザーが応募先企業の評価軸に沿って添削するだけでなく、無料のポートフォリオ作成サービス「MATCHBOX」も利用できる
業界に精通したキャリアアドバイザーが履歴書・面接対策のサポートを実施
キャリアアドバイザーの担当者数を〈月20名まで〉に制限しているので、一人一人丁寧な転職サポートが期待できる。
マイナビクリエイターは、Web・ゲーム・映像・IT業界に特化した転職支援サービスで、ゲームデザイナー向けに大手企業の求人を多数保有しているのが特徴。
SEGAやスクウェア・エニックス、CAPCOM、KONAMIなど、誰もが知る有名ゲーム企業への転職を目指す方に特におすすめです。
転職活動で特に差が出るのが、ポートフォリオの質と見せ方。マイナビクリエイターでは、ゲーム業界に精通したキャリアアドバイザーが、応募先企業の評価基準に合わせてポートフォリオや履歴書を丁寧に添削してくれます。
さらに、無料のポートフォリオ作成ツール「MATCHBOX(マッチボックス)」も利用可能で、制作物の整理や見せ方に悩む方を力強くサポートします。
また、アドバイザーの担当人数を月20名までに制限する体制を採っており、一人ひとりにしっかり向き合った手厚い支援が受けられるのも魅力です。ポートフォリオの内容や将来のキャリア設計について、相談しながらじっくり進めたい方に向いています。
マイナビクリエイターはこんな人におすすめ!
- 大手企業のゲームデザイナーを目指している人
- ポートフォリオを企業に合った内容に添削してほしい人
- じっくり時間をかけて求人提案や面接対策を受けたい人
マイナビのプロモーションを含みます。
◎Web・ゲーム業界出身のキャリアアドバイザーが支援
◎いつでも退会可能
今回は、マイナビクリエイターの口コミを独自調査。良い評判と悪い評判にわけて利用者のリアルな声を紹介します。「何が強み?」「未経験でも使える?」そんな疑問に答えるために、実際に利用した人の体験談をもとに、メリット・デメリットをわかりや[…]
6:Geekly(ギークリー)
基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社Geekly |
タイプ | IT・Web・ゲーム業界専門転職エージェント |
公開求人数 ※2025年5月時点 | 3万3,000件以上 |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 530件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 関東の一都三県、関西圏 |
年収アップ実績 | 年収アップ額は平均78万円 ※出典元:Geekly公式サイト |
企業ニーズを押さえた書類添削で転職成功率20%※1アップ
職種特有のスキルやニーズを押さえたアドバイスを受けられるので、有効求人倍率の低いゲームデザイナーでも面接に進みやすい
転職後の定着率97%※2。スキルと企業ニーズを照らし合わせて求人紹介
業務内容や企業ニーズを知り尽くしたIT業界専門キャリアアドバイザーが求人紹介するから、長く活躍できる職場に入社しやすい
転職後の活躍率86%以上※3
デザインスキルを活かせる職場へ転職できる可能性が高く、入社後のキャリアアップも期待できる
※1-2出典元:Geekly公式サイト
Geekly(ギークリー)は、ゲームデザイナーのように有効求人倍率が低めの職種でも、書類通過率を高められるサポート体制が強みです。
企業ニーズを熟知したキャリアアドバイザーによる書類添削では、転職成功率が平均より約20%アップ。
デザイン領域で求められる具体的なスキルや、ポートフォリオのアピールポイントを的確に整理してもらえるため、書類選考や面接につながりやすいのが特徴です。
さらに、転職後の定着率は97%、活躍率も86%以上と非常に高く、自分のスキルや働き方に合った企業と出会える可能性が高いのも魅力。業務内容やチームの雰囲気、開発スタイルなど、定量だけでなく定性的なマッチングにも力を入れている点が、入社後のミスマッチを防いでいます。
Geeklyはこんな人におすすめ!
- 採用担当者に刺さる書類を作って転職成功率を上げたい人
- 自分のスキルや経験を活かせる職場へ転職したい人
- 長く活躍できる働きやすい環境の職場を見つけたい人
◎書類添削で転職成功率20%アップ
◎いつでも退会可能
今回はGeekly(ギークリー)の評判を独自調査し、良い口コミ・悪い口コミをまとめました。また、ギークリーを転職で利用するメリット・デメリットやおすすめの人も解説。ギークリーでは95%の人が希望企業へ転職して定着率97%を誇る高いマ[…]
7:ワークポート
基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社ワークポート |
タイプ | 転職エージェント |
公開求人数 ※2025年5月時点 | 11万6,000件以上 |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 560件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 全国 |
年収アップ実績 | 非公開 |
人材紹介20年以上のノウハウあり
人材紹介20年以上の実績があるので信頼性が高く、過去の事例などからゲームデザイナーの転職動向を熟知したアドバイスが期待できる
推薦状を作成して企業へ提出してくれる
職務経歴書やポートフォリオだけでは分からない応募者の人物像や経験を伝えてくれるので、選考通過率アップにつながる
全国47都道府県に拠点がある
担当の転職コンシェルジュと直接会って相談できるので、細かな転職条件やデザインスキルを伝えやすい
ワークポートは、20年以上にわたり人材紹介サービスを展開してきた総合型エージェントで、ゲーム業界における転職支援の実績も豊富。
ゲームデザイナーの転職動向や企業ごとの評価ポイントを熟知したアドバイザーによるサポートが受けられるため、転職初心者にもおすすめです。
特に注目すべきは、応募時に職務経歴書とは別に「推薦状」を作成して企業に提出してくれる点。ポートフォリオや文章だけでは伝わりにくいデザイナーの人物像や強みを、第三者の視点で補足してくれることで、選考通過率を高める効果が期待できます。
また、ワークポートは全国47都道府県すべてに拠点を持ち、転職コンシェルジュと対面で相談できる体制を整えています。
地方在住のゲームデザイナーや、オンラインでは伝えにくい細かな希望条件がある方にとって、対面の面談を通じた丁寧なマッチングができる点は大きなメリットです。
ワークポートはこんな人におすすめ!
- 実績があり信頼性の高い転職エージェントを選びたい人
- 人柄や細かな経験などもしっかり応募企業へ伝えてほしい人
- 転職コンシェルジュと直接会って相談したい人
◎運営歴20年以上の確かな実績
◎いつでも退会可能
今回は、ワークポートの口コミや評判1,000件以上を独自に調査しました。転職エージェントを選ぶとき、「本当に役に立つのか?」「自分に合っているのか?」と気になる方も多いと思います。ワークポートは求人数が多く、幅広い業界に対応している[…]
8:doda
基本情報 | |
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運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
タイプ | ・転職サイト ・転職エージェント ※2つのサービスを利用可能 |
公開求人数 ※2025年5月時点 | 24万7,000件以上 |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 550件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 全国 |
年収アップ実績 | 非公開 |
企業の採用計画・求める人物像・職場環境にも精通
採用担当者にヒアリングして情報収集しているので、具体的なデザイン業務やチーム体制を把握しやすい
年間休日120日以上やフレックス勤務の求人多数で柔軟な働き方ができる
多忙になりがちなデザイン関連の職種でも、労働環境の整った企業案件が多いのでプライベートとの両立もしやすい
転職サイトとエージェントを使い分けられる
気になるゲームデザイナーの求人があれば、採用枠が埋まる前に自分から積極的に応募することができる
dodaは大手総合型転職支援サービスですが、ゲームデザイナー向けの求人も多数取り扱っており、「働きやすさ」と「仕事内容の見える化」を両立できる点が強みです。
特に、dodaのキャリアアドバイザーは企業の採用計画や現場のチーム構成、求める人物像などを詳細にヒアリングしており、業務内容や社内の雰囲気、評価体制といった情報を具体的に把握しやすいのが特長です。
「入ってみたら想像と違った」という転職リスクを減らしたいゲームデザイナーにとって、安心して応募できる環境が整っています。
また、年間休日120日以上やフレックス勤務制度を導入している求人が多く、ワークライフバランスを大切にしたい方にも最適。制作進行に追われがちなゲーム業界において、柔軟な働き方ができる職場に出会いやすいのも魅力です。
さらに、dodaは転職サイトとしての機能も併用できるため、気になる求人を自分でチェックして直接応募することも可能。自発的に動きたい方と、アドバイザーと相談しながら進めたい方の両方に対応しています。
dodaはこんな人におすすめ!
- 職場環境や求めている人物像まで知りたい人
- 希望する働き方に合った職場を見つけたい人
- 状況に応じて転職サイトとエージェントを使い分けたい人
◎会員数900万人以上※
◎いつでも退会可能
※2024年12月末時点
今回は、doda(デューダ)での転職に関する評判を解説。利用者からの評価を転職UPPP編集部が集計し、良い口コミ・悪い口コミに分けて紹介していきます。dodaは会員数700万人以上の大手転職サービス。一般的な転職サイトのよう[…]
今回は転職でdodaの利用を検討している方に向けて、転職UPPP編集部の私(女性:20代)がdodaを実際に使って転職活動をしていた時の体験談を紹介。公式サイトではわからないメリット・デメリットや、おすすめの人・おすすめじゃない人に[…]
9:Hiraku Agent【ゲーム業界特化】
基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社Hiraku agent |
タイプ | ゲーム業界専門の転職エージェント |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 130件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
年収アップ実績 | 非公開 |
各エージェントが100名以上の転職サポート実績あり
経験豊富なエージェントが在籍しているので、ゲームデザイナーの転職動向などに詳しい可能性が高い
現役クリエイターからポートフォリオのフィードバックを受けられる
現役クリエイターがポートフォリオなどをチェックしてくれるので、企業の目に留まる書類作成ができる
求職者に寄り添った面接対策で効率良く面接に臨める
不採用になっても改善策を提案して次に活かせるので、競争率の激しいゲームデザイナーでも選考通過率向上につなげられる
Hiraku agent(ヒラクエージェント)の転職サポートを担当する各エージェントは100名以上の転職支援実績を持っており、採用トレンドや企業ごとの選考ポイントなど、現場感のある情報に基づいたアドバイスを提供しています。
また、現役クリエイターによるポートフォリオ添削が受けられるため、「書類選考でなかなか通らない」「どこを改善すべきか分からない」といった課題を抱えるゲームデザイナーにとって非常に心強いサービスです。
さらに、Hiraku agentでは面接対策にも力を入れており、不採用となった場合にはその理由をフィードバックした上で、次回以降の選考に活かせる改善点を提案。
ゲームデザイナー職のように選考倍率が高く、経験の見せ方が結果を左右するポジションにおいて、こうした丁寧なサポートは選考通過率を上げるうえで大きな武器となります。
Hiraku agentはこんな人におすすめ!
- 経験豊富なエージェントからアドバイスを受けたい人
- 現役クリエイターにポートフォリオをチェックしてほしい人
- 仕事が忙しく、エージェントとの面談時間がとりにくい人
◎平日22時まで・土日祝も面談OK
◎いつでも退会可能
10:Green(グリーン)
基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社アトエラ |
タイプ | IT・WEB業界専門の転職サイト |
公開求人数 ※2025年5月時点 | 2万9,000件以上 |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 550件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 全国 |
年収アップ実績 | 非公開 |
60%以上の人が人事担当者からのスカウトで転職※
有効求人倍率の低いゲームデザイナーでも、あなたのスキルや経験を求める企業からスカウトが届く可能性が高い
面接前にカジュアル面談を実施
応募前に会社の雰囲気や求めているスキル、業務内容を知れるのでミスマッチを防げる
チャット形式で企業と直接やり取りができる
LINEのようなチャット形式なので企業とのやり取りがスムーズで、連絡の精神的な負担も少ない
※出典元:Green公式サイト
Greenでは、60%以上の利用者が企業からのスカウトで転職を成功させています。有効求人倍率が低めなゲームデザイナー職でも、あなたのスキルや経験に関心を持つ企業から直接アプローチを受けられるチャンスがあります。
応募前にカジュアル面談ができる点もGreenの特長です。会社の雰囲気やプロジェクトの内容、求められるスキルを事前に知ることで、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。
特に、実務範囲が広く企業ごとの期待値に差があるゲームデザイナー職では、この情報が意思決定の大きな助けになります。
やり取りはLINEのようなチャット形式で進むため、企業とのコミュニケーションもスムーズ。堅苦しいメールや書類のやり取りに負担を感じることなく、ストレスの少ない転職活動が実現できます。
「自分のスキルを評価してくれる企業と出会いたい」「まずは気軽に話を聞いてみたい」というゲームデザイナーには、Greenは非常に相性の良い転職サイトです。
Greenはこんな人におすすめ!
- 自分のスキルを求める企業からスカウトを受け取りたい人
- 応募前に面談で会社の雰囲気や業務内容を知っておきたい人
- かしこまったメールで企業とやり取りをするのが苦手な人
◎60%以上がスカウトを受けて転職
◎いつでも退会可能
IT・Web業界専門の転職サイトのGreen(グリーン)を実際に筆者が転職で使った体験談を紹介。実際に使ってみて「評判通りのメリットがあったのか」「イマイチだった点」について詳しく解説します。「気になる」と「スカウト」の違いや、応募[…]
11:リクルートダイレクトスカウト
基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社リクルート |
タイプ | スカウトメインのハイクラス転職サイト |
公開求人数 ※2025年5月時点 | 49万8,000件以上 |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 1,700件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 全国+海外 |
年収アップ実績 | 転職決定後の平均年収は925万円以上 ※出典元:リクルートダイレクトスカウト公式サイト |
年収500万円〜800万円以上のミドル・ハイクラス求人が豊富
CAPCOM、KONAMI、DeNA、SEGAなどの大手企業の求人が多く、年収アップやキャリアアップを実現しやすい
1ヶ月の平均スカウト受信数23通※
平日はほぼ毎日スカウトが届く計算なので、あなたのデザインスキルを求める企業と出会いやすい
項目を選ぶだけで簡単にレジュメ作成可能
面倒なレジュメも隙間時間に作成できるので、登録してすぐにスカウトを受け取れる
※出典元:リクルートダイレクトスカウト公式サイト
リクルートダイレクトスカウトは、年収500万円以上のゲームデザイナー関連の求人を豊富に扱うハイクラス特化型の転職サービス。
ゲーム業界では、CAPCOM、KONAMI、DeNA、SEGAなど、大手企業の求人も多数掲載されており、キャリアアップや年収アップを目指すゲームデザイナーにおすすめです。
特に、レジュメを登録しておくだけで企業やヘッドハンターからスカウトが届く仕組みは、ゲームデザイナーのように求人が限られやすい職種にとって大きなメリット。
1ヶ月あたりの平均スカウト受信数は23通とされており、平日ほぼ毎日、企業との新たな出会いのチャンスが広がります。
また、プロフィール登録も非常に簡単で、選択肢を埋めていくだけでレジュメを作成できる設計になっているため、忙しい業務の合間でも負担なく始められます。
「自分の市場価値を知りたい」「今より良い環境で働きたい」というゲームデザイナーにとって、登録するだけでも価値のある転職サービスです。
リクルートダイレクトスカウトはこんな人におすすめ!
- 年収アップやキャリアアップを目指している人
- 自分のスキルを求める企業からスカウトを受け取りたい人
- 登録してすぐにスカウトを受け取りたい人
◎登録後はスカウトを待つだけ
◎いつでも退会可能
今回は、リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)の評判を良い口コミ・悪い口コミに分けて徹底解説。リクルートエージェントとの違いや年収アップの体験談まで詳しくお伝えしていきます。リクルートダイレクトスカウトはスカウト特化[…]
【条件別】ゲームデザイナーにおすすめの転職エージェント
未経験:G-JOBエージェント
基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社リンクトブレイン |
タイプ | ゲーム業界専門転職エージェント |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 300件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 全国 ※特に東京・大阪・福岡のエリアに強い |
年収アップ実績 | 50万円以上の年収アップ事例あり |
スキルがあれば未経験者歓迎の求人も保有
「独学でデザインスキルを身につけた人なら未経験でも歓迎」という求人が多いので、独学やスクールで学習した人におすすめ
運営会社は10年以上もゲーム開発運営事業を展開
ゲーム開発運営事業に取り組んでいるので、信頼性が高く、現場視点のアドバイスを受けられる
ゲーム業界経験者や国家資格保有のコンサルタント在籍
業界経験者や転職のプロがサポートするから、競争率の高いゲームデザイナーでも転職が有利になるアドバイスを期待できる
※出典元:G-JOBエージェント公式サイト
G-JOBエージェントはゲーム業界専門の転職支援サービスで、運営元の「株式会社リンクトブレイン」は、10年以上にわたりゲームの開発・運営事業を展開。
現場を知る企業が手がけるエージェントとして、他社にはない信頼性と専門性を持っています。
また、「制作に活かせるスキルがあれば未経験OK」の求人も保有。“独学やスクールでスキルを身につけたものの実務経験がない”という方でも、G-JOBエージェントなら活躍できる企業を紹介してもらいやすいです。
さらに、ゲーム業界出身のアドバイザーや国家資格を持つキャリアコンサルタントが在籍していることも大きな特徴。ゲーム制作の流れや現場で求められるスキルを理解したうえで、ゲームデザイナーの特性に合わせた具体的なアドバイスが受けられます。
G-JOBエージェントはこんな人におすすめ!
- ゲーム開発や運営も行っている、信頼と実績のあるエージェントを使いたい人
- ゲーム業界経験者やプロコンサルタントから、専門的なサポートを受けたい人
- ライバルの少ないゲーム業界の求人にアプローチしたい人
◎ゲーム業界経験者・有資格者がサポート
◎いつでも退会可能
年収アップ:ファミキャリ
基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
タイプ | ゲーム業界専門転職エージェント |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 440件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 全国 |
年収アップ実績 | 年収アップ率は約93% |
転職成功者の約93%が年収アップ※1
ゲーム業界特化のエージェント在籍で、年収アップにつながる的確なアドバイスを受けられる
ファミ通協力の転職エージェント
ゲーム情報サイトのファミ通ドットコムが協力しているので、ゲーム業界の情報の質が高い
2万人以上の利用者実績で、満足度約95%※2
「ゲーム会社が書類選考で何を見ているか」「面接でどんな態度を見ているか」までアドバイスしてくれるので満足度が高い
※1-2出典元:ファミキャリ公式サイト
ファミキャリは、ゲーム情報サイト「ファミ通ドットコム」との協力体制によって、業界に特化したリアルで信頼性の高い情報提供を強みとしています。
運営は、ゲーム系人材サービスを手がけるクリーク・アンド・リバー社。これまでに2万人以上の利用実績があり、利用者満足度は約95%と高水準。
また、転職成功者の約93%が年収アップを実現しており、キャリアアップを目指すゲームデザイナーにとっては非常に魅力的なサポート体制が整っています。
ファミキャリからの3DCGデザイナーへの転職で、年収70万円アップの事例もあります。(公式サイトより)
さらに、ゲーム業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍し、「どんな書類が通りやすいか」「面接で評価されやすい態度とは何か」など、現場目線のきめ細かいアドバイスを受けられる点が好評です。
ファミキャリはこんな人におすすめ!
- ゲーム業界の転職で年収アップを考えている人
- 質の高いゲーム業界の情報を得たい人
- ゲーム会社が選考で注目しているポイントを知っておきたい人
◎ファミ通ドットコムが協力
◎いつでも退会可能
アルバイト/派遣:シリコンスタジオエージェント
基本情報 | |
---|---|
運営会社 | シリコンスタジオ株式会社 |
タイプ | ゲーム・映像業界特化の転職エージェント |
ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 1,100件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
アルバイト/派遣/業務委託 ※2025年5月時点 | 400件以上 ※2D/3Dデザイナー、UI/UXデザイナーなどを含む |
対応エリア | 全国 |
年収アップ実績 | 非公開 |
ゲーム用ミドルウェア開発分野で実績を誇るシリコンスタジオグループが運営
人材紹介だけでなく、ゲーム・映像業界向けの事業も展開しているのでゲーム業界の深い知識と企業との強いパイプを持っている
アルバイト/派遣/業務委託のゲームデザイン分野の求人多数
特に派遣社員の求人が多いので、派遣からスタートして経験を積みながらゲームデザイナーとして独り立ちを目指すことも可能
設立25年以上の実績があるゲーム・映像業界特化のエージェント
ゲーム制作現場を熟知した業界専門のコンサルタントが在籍し、書類添削・面接対策・日程調整まで徹底サポート
シリコンスタジオエージェントは、設立から25年以上にわたってゲーム業界の人材ニーズに応えてきた実績ある転職エージェントです。
運営元は、ゲーム用ミドルウェア開発で知られるシリコンスタジオグループ。人材紹介だけでなく開発支援や技術提供も行っており、業界内部の動向に精通しているのが最大の強みです。
また、ゲームデザイナー関連の求人が多いこともあり、アルバイト/派遣/業務委託などの求人も豊富。特に派遣社員の求人が多いので、派遣からスタートして経験を積みながらゲームデザイナーに向けてスキルや経験を積んでいくこともできるでしょう。
さらに、ゲーム制作現場をよく知るコンサルタントが在籍しており、職務経歴書の添削やポートフォリオのアドバイス、企業ごとの面接対策など、細やかなサポートも充実。スケジュール調整や条件交渉なども代行してくれるため、忙しいクリエイターでも安心して転職活動を進められます。
シリコンスタジオエージェントはこんな人におすすめ!
- 自社もゲーム開発に取り組んでいるエージェントに相談したい人
- 派遣やアルバイトからスタートして、スキルや経験を積んでいきたい人
- 応募書類やポートフォリオの添削、企業ごとの面接対策までしっかりサポート受けたい人
◎25年以上の運営実績
◎いつでも退会可能
ゲームデザイナーの転職事情|平均年収はいくら?将来性は?
評価 | 概要 | |
---|---|---|
求人数 | ゲームデザイナー職の有効求人倍率は明確な数値は出ていませんが、ゲームクリエイター全体では0.56倍とされており、他職種と比べて求人数はやや少なめです。 | |
将来性 | スマホゲームやコンシューマーゲーム、インディーゲーム市場の拡大により、ゲームデザイナーは一定の将来性があります。特に、マルチプラットフォーム対応やUI/UX設計、ユーザー分析の知見がある人材は重宝されやすくなっています。 | |
平均年収 | ゲームデザイナーの平均年収は662万円と報告されています。スキルやポジションによって大きく差が出る職種であり、リードデザイナーやマネージャー職になれば年収1,000万円以上を狙うことも可能です。 | |
転職しやすさ | 未経験からの転職は難易度が高く、まずはプランナーやUIデザイナーなど近しい職種からキャリアをスタートし、徐々にデザイン領域にシフトしていくのが現実的な道です。実務経験やポートフォリオがあれば、即戦力としての採用も期待できます。 | |
働きやすさ | 近年では、リモートワークの導入やフレックス制度を採用するゲーム企業が増え、働きやすさは改善傾向にあります。一方で、開発スケジュールによっては残業や納期直前の追い込みが発生することもあり、体力的・精神的なタフさも求められます。 |
ゲーム業界は市場拡大が続いている一方で、ゲームデザイナーの有効求人倍率は低水準にとどまっています。
ゲームデザイナーだけの有効求人倍率は発表されていませんが、厚生労働省の調査ではゲームデザイナーを含むゲームクリエイターの有効求人倍率が0.56倍※1と発表されています。
全職種の平均有効求人倍率が1.26倍と厚生労働省から発表されているので※2、ゲームデザイナーは他職種に比べて採用枠の狭さが目立ちます。
一方で、平均年収は高めに設定されており、ゲームデザイナーの平均年収は662万円※3。
ゲーム開発におけるクリエイティブの核を担う職種であるため、技術力や企画力に加えてマネジメント経験がある場合には、年収800万〜1,000万円超の求人が出ることもあります。
また、スマートフォンゲームの成長やメタバース・VR市場の拡大により、ゲームデザイナーの将来性は依然として高いとされています。
特にユーザー体験を設計するスキルはゲーム業界だけでなく、他業界からも注目され始めており、今後のキャリア展開の幅も広がっています。
ゲームデザイナーとはどんな仕事?主な仕事内容は?
ゲームデザイナーとは、ゲームの世界観やルール、操作性、ステージ構成といった“プレイ体験の設計”を担う職種です。
プログラマーやCGデザイナーと違い、プレイヤーがどう遊び、どんな感情を得るかを考える企画職であり、ゲームの骨格をつくる存在といえます。
主な仕事内容には、以下のような業務が含まれます。
仕事内容 | 詳細 |
---|---|
ゲームコンセプトの立案・仕様書の作成 | どんなジャンルで、どんな遊び方をさせるかといった基本設計を行う。 |
レベルデザイン | ステージの難易度やギミックの配置、敵の出現バランスなどを調整する。 |
UI/UX設計 | 操作感や画面構成がユーザーにとってわかりやすいものになっているかを設計する。 |
パラメーター調整 | キャラの強さやアイテムの効果など、数値的なバランスを調整する。 |
開発メンバーとの調整 | プランナー、エンジニア、デザイナーなど他職種との連携を行う。 |
ゲームデザイナーは企画・設計の役割を担う一方で、CGデザイナーや2Dデザイナーは、キャラクターや背景、アイテムなど視覚的な素材を制作する職種です。
混同されがちですが、担当するフェーズもスキルも異なります。
職種 | 仕事内容 |
---|---|
ゲームデザイナー | ゲームのルールや体験を設計する企画担当。仕様書作成やレベル設計が主な仕事。 |
CGデザイナー | キャラクターや背景などの3Dモデルを制作。見た目の表現を担当。 |
2Dデザイナー/イラストレーター | キャラの立ち絵やアイテムアイコンなど、平面のビジュアルを描く役割。 |
ゲームデザイナーは“何をどう遊ばせるか”を設計する立場であり、CGデザイナーや2Dデザイナーはそれを“どう見せるか”に関わる職種です。
転職エージェントの求人検索では「ゲームデザイナー」という項目はあまりなく、CGデザイナーや2Dデザイナーなどを含めた「デザイナー」で一括りになっていることが多いです。
ゲームデザイナーが向いている人・向いていない人
ゲームデザイナーに向いている人
ゲームデザイナーは、プレイヤーにとっての「面白さ」や「驚き」を形にする職種です。そのため、技術力だけでなく、柔軟な発想力やチームとの協調性も求められます。
以下は、ゲームデザイナーに向いている人の主な特徴です。
- ゲームが好きで、日常的に様々なジャンルをプレイしている
- 物事を論理的に考え、ルールや仕組みを構造化するのが得意
- アイデアを出すのが好きで、発想力に自信がある
- チームで協力して何かを作り上げることが好き
- 他人の意見を受け入れ、改善につなげられる柔軟さがある
- プレイヤー視点で物事を考える想像力がある
- 細部までこだわる観察力と粘り強さがある
ゲームデザイナーは、ユーザーにとって魅力的なゲーム体験を設計する役割であるため、主観的な感覚だけでなく、論理的に設計意図を説明できる力が求められます。
また、チーム開発が基本となるため、他職種との連携を円滑に進めるための対話力も必要です。加えて、仕様の整合性や調整精度を維持するには、地道な検証作業を継続できる集中力と客観性も重要とされます。
これらの特性を持つ人は、ゲームデザイナーとしての職務に適応しやすいといえるでしょう。
ゲームデザイナーに向いていない人
ゲームデザイナーは、ユーザー体験の設計、仕様の構築、チームでの調整など多様な能力が求められる職種です。
そのため、次のような傾向を持つ人は、ゲームデザイナーの業務に適応しづらい可能性があります。
- 指示がないと動けず、自分から企画や提案を考えることが苦手
- 自分の感覚だけを重視し、他人の意見やユーザー視点を取り入れることができない
- チームでの協働よりも、単独作業を好む傾向が強い
- 作業の細部に注意を払わず、確認や修正を省略しがち
- 一度決めたことに固執し、柔軟に仕様変更や改善に対応できない
- 論理的に物事を説明するのが苦手で、アイデアを言語化できない
- ゲーム自体への興味が薄く、プレイヤーの行動やニーズに関心がない
ゲームデザイナーの仕事は単なる発想力だけでなく、ユーザー目線での設計やチーム内の調整力、設計意図の論理的な伝達力が必要とされます。
そのため、自分のアイデアにこだわりすぎたり、他人との協働に消極的であったりする場合は、開発プロセス全体に悪影響を及ぼすおそれがあります。
また、ゲームに対する関心が薄いと、プレイヤーのニーズやトレンドを捉えることが難しく、結果的に魅力的なゲーム設計に結びつきにくくなります。
上記のような傾向がある場合は事前に適性を見直したうえで、自分に合った職種を検討することが重要です。
ゲームデザイナーになるには?どんなキャリアが必要?
ゲームデザイナーになるために特別な資格は必要ありませんが、ゲーム開発に関する基本的な知識や設計スキル、チーム開発の経験が求められます。
採用では実務経験が重視されることが多いため、これまでに携わったプロジェクトやポートフォリオ(企画書や仕様書など)を通じて、自身のスキルを具体的に示すことが重要です。
キャリアの一般的なステップとしては、以下のような流れが多く見られます。
- ゲーム系の専門学校や、美術・情報系の大学でゲーム制作の基礎を学ぶ
- ゲーム会社に就職し、アシスタントやプランナー、QA(品質管理)などの職種からキャリアをスタートする
- 実務を通じて仕様作成やレベルデザインなどに関するスキルを身につける
- 実績を積みながら、ゲームデザイナーやリードデザイナーといった企画設計の中核を担うポジションへとステップアップする
未経験からゲームデザイナーを目指す場合、いきなり中核の企画職に就くのは難しいため、まずはプランナーやテストスタッフ、運営チームなど、ゲーム制作の周辺業務からスタートするのが現実的です。
これらの職種では、仕様書の読解や開発工程の理解、他職種との調整といった経験を積むことができ、のちのステップアップにつながります。
また、個人制作で企画書や仕様書を作成したり、ゲーム作品を発表したりすることで、採用時の評価材料になるケースもあります。
ゲームデザイナーは、創造力だけでなく設計力、実現可能性への配慮、チームとの連携能力が求められる職種。そのため、段階的にスキルと経験を積み上げていくことが、キャリア形成において非常に重要です。
ゲームデザイナーに必要なスキル・資格
ゲームデザイナーは、ゲームの体験そのものを設計する役割を担うため、アイデアだけでなく、開発現場で通用する具体的なスキルや技術への理解が求められます。
また、資格は必須ではありませんが、スキルの証明や就職・転職時のアピール材料として有効なものがあります。
ゲームデザイナーに必要なスキル
- アイデアを構造化し、仕様書に落とし込む企画力
- UI/UXに関する基礎知識とユーザー視点の設計力
- ゲームバランスの調整やパラメータ設計に関する理解
- チームでの制作に必要なコミュニケーション能力
- Unity、Unreal Engineなどのゲームエンジンに関する基本的な操作スキル
- ExcelやPowerPointなどの基本的なビジネスソフトの活用スキル
ゲームデザイナーは単に企画を出すだけでなく、その企画を開発チームに伝え、形にしていく力が必要です。
そのため、論理的に構造を考える力と、それをドキュメント化して共有する能力が求められます。また、プレイヤー視点でUI/UXを設計し、バランス調整やパラメータ設計においても数値に基づく調整を行う必要があります。
加えて、実際の制作現場ではUnityやUnreal Engineなどの開発ツールを使った作業や、Excel・PowerPointによる資料作成も日常的に行われるため、基本操作の理解も重要です。
プロジェクトは複数職種で進行するため、他メンバーと円滑に連携するためのコミュニケーション能力も不可欠です。
ゲームデザイナーに役立つ資格の例
- Unity認定資格
- CGクリエイター検定
- 色彩検定(UI設計や演出に関する理解向上に役立つ)
これらの資格は、ゲームデザイナーとしての能力を直接証明するものではありませんが、選考の際にスキルの裏付けとして活用できるため、特に未経験者や実務経験の少ない方にとって有効です。
たとえば、Unity認定資格は基本操作や開発知識の理解度を証明でき、CGクリエイター検定はビジュアル面の制作理解を補強します。
また、色彩検定はUI設計や視認性の調整において活用できる知識の習得に役立ちます。
ゲームデザイナーが転職エージェントを活用すべき理由
ゲームデザイナーの転職は専門性が高く、選考対策や情報収集が欠かせません。
転職エージェントを活用することで、非公開求人の紹介や書類添削、業界に特化したサポートを受けられるため、転職活動をより有利に進められます。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
- 非公開求人を紹介してもらえる
- ゲーム業界特有の選考傾向に沿ったアドバイスを受けられる
- 職務経歴書やポートフォリオを添削してもらえる
- 自分のスキル・経験を客観的に評価してもらえる
非公開求人を紹介してもらえる
ゲームデザイナーとして転職を考える際、非公開求人にアクセスできることは大きなメリットの一つです。
非公開求人とは、企業が一般の求人サイトなどで公に募集をかけていない求人のことを指します。これらの求人は、主に転職エージェントを通じて紹介されます。
ゲームデザイナーの求人はそもそも母数が少なく、ゲームデザイナーを含むゲームクリエイター全体の有効求人倍率は0.56倍と、他職種に比べて低い水準にあります。
こうした背景のなかで、非公開求人は選択肢を広げる手段として非常に有効です。
さらに、非公開求人の多くは、応募条件や担当業務が具体的に定められており、スキルや経験にマッチした内容であることが特徴。
転職エージェントを通じて紹介を受けることで、自分の強みが活かせるポジションや、希望条件に合致する案件に出会える可能性が高まります。
そのため、ゲームデザイナーとしてのキャリアを次の段階に進めたい場合には、非公開求人を紹介してもらえる転職エージェントの活用が効果的となります。
ゲーム業界特有の選考傾向に沿ったアドバイスを受けられる
ゲームデザイナーの転職では、業界特有の選考傾向を理解していないと、スキルがあっても書類や面接でうまく評価されないことがあります。だからこそ、ゲーム業界に詳しい転職エージェントのサポートが重要です。
たとえば、ゲーム業界では「どんなゲームにどう関わったのか」「自分の担当領域は何だったか」「チーム内でどう動いたか」といった実務の具体性が重視されます。
一般的な履歴書だけでは伝わりにくいため、ポートフォリオや職務経歴書にどのような情報を盛り込むかが合否を大きく左右します。
また、下記のように企業ごとに選考で重視されるポイントにも違いがあります。
- 大手ゲーム会社では、過去にヒット作に携わった経験や、チーム開発における役割の明確さが重視されやすい
- 中小・ベンチャー企業では、幅広い業務をこなせる柔軟性や、新しい企画・アイデアを積極的に提案できる姿勢が評価される傾向がある
業界に精通したエージェントは、企業ごとの採用基準や評価されるポイントを把握しており、応募先に合わせたアドバイスをしてくれます。
具体的には、「この企業はUIデザインの経験が強みになる」「こっちはリーダー経験があると有利」など、実際の採用事例をもとにした情報を提供してくれるでしょう。
ゲーム業界特有の傾向を踏まえたサポートがあることで、自分の経験を正しく評価してもらえる可能性が高まるはずです。
職務経歴書やポートフォリオを添削してもらえる
転職エージェントを使うことで、職務経歴書やポートフォリオの質が大きく向上することが期待できます。
転職エージェントでは、ゲーム業界に合わせた履歴書や職務経歴書、ポートフォリオの添削を受けることができるからです。
実際の採用現場の基準を知っているからこそ、「ここはもっと具体的に」「この実績は強みになるので前に出しましょう」といった実用的なアドバイスが受けられます。
ゲームデザイナーの転職では、「どんなスキルがあって、どんな仕事をしてきたのか」を正確に伝えることがとても大切。どれだけ実力があっても、書き方ひとつで評価が大きく変わってしまいます。
エージェントの添削を受けることで、見る側に伝わる職務経歴書やポートフォリオに仕上げることができます。
自分ひとりで作るよりも、プロの目で見直してもらう方が、通過率が上がる可能性は高くなるはず。書類選考で損をしないためにも、添削サービスは非常に有効なサポートです。
自分のスキル・経験を客観的に評価してもらえる
転職エージェントを使えば、自分のスキルや経験が「どれくらい評価されるのか」を客観的に知ることができます。
ゲームデザイナーとして働いてきた経験があっても、それをどう伝えるべきか、どの程度の強みなのかを自分だけで判断するのは簡単ではありません。
特に、キャリアが数年単位で積み上がっていると、何がアピール材料になるのか、かえってわからなくなってしまうこともあります。
転職エージェントは、日々多くのゲーム求人と応募者を見ているため、企業側がどのようなスキルや経験を求めているのかを理解しています。
その知識をもとに、「この経験は評価されやすい」「このスキルは強みに見せられる」といった的確なフィードバックをもらうことができます。
自分ではあまり意識していなかった業務内容が「十分に評価される内容」であることに気づくケースも少なくありません。
逆に、アピールの仕方を変えた方がよい部分についても具体的なアドバイスをもらえるため、自分の強みを整理し、自信を持って転職活動に臨むことができます。
ゲームデザイナーのための転職エージェントの選び方
ゲームデザイナーの転職で転職エージェントを選ぶ際は、以下の点をチェックして選んでみてください。
- ゲーム業界の求人数が多いか
- 企業ごとの開発体制や業務範囲に詳しいか
- ポートフォリオや職務経歴書の添削支援があるか
- 面接対策や選考傾向のアドバイスが受けられるか
選び方1:ゲーム業界の求人数が多いか
ゲーム業界に特化した求人数が多い転職エージェントを利用することで、求人の選択肢を広げやすくなります。
ゲームデザイナーの求人数は限られており、特に中途採用では即戦力人材を前提とした求人が中心。自分のスキルやキャリアに合うポジションを見つけるためには、一定数の求人情報にアクセスできる環境が必要です。
また、ゲーム業界では企業ごとに担当業務や使用ツール、開発ジャンルが異なるため、求人の選択肢が少ないとミスマッチが起こりやすくなります。求人数が多ければ、ポートフォリオや条件に合わせてより的確なマッチングが可能となります。
このような事情から、ゲーム業界の求人案件を多数保有している転職エージェントを選ぶことは、情報収集と比較検討の観点からも求人数の多い転職エージェントをまずは選びましょう。
選び方2:企業ごとの開発体制や業務範囲に詳しいか
企業ごとの開発体制や業務範囲に詳しい転職エージェントを選ぶことで、希望とミスマッチのない職場を見つけやすくなります。
ゲームデザイナーの仕事は、UI設計・レベルデザイン・シナリオ構成・パラメータ調整など多岐にわたります。ただし、どの業務をどこまで担当するかは、企業ごとに大きく異なります。
たとえば、大手では分業制が基本で、専門領域に特化することが多く、逆に中小企業では一人で複数業務を兼ねるケースも少なくありません。
また、開発フェーズの違いによって求められる役割やスキルも変わります。コンシューマーゲームの開発現場と、スマホゲームの運営現場では、使われるツールや意思決定のスピードも異なるのが一般的です。
このように、同じ「ゲームデザイナー」という職種でも、企業の体制や方針によって仕事内容に差があるため、内部事情に詳しいエージェントの存在は重要です。求人票だけでは把握しにくい実情を教えてもらえることで、転職後のギャップを減らしやすくなります。
今回紹介している転職エージェントに職場環境を教えてもらえる特徴があれば、紹介欄に記載しています。
選び方3:ポートフォリオや職務経歴書の添削支援があるか
ポートフォリオや職務経歴書の添削があるエージェントを選ぶことで、自分の強みを正しく伝えられるようになります。
ゲームデザイナーの選考では、「どんな作品をつくれるか」「どんな役割を担ってきたか」を正しく伝えることが合否を大きく左右します。
ですが、自分では当たり前だと思っている経験やスキルが、実は企業にとって重要なポイントだったということも少なくありません。
添削支援を行ってくれるエージェントなら、業界の採用基準をふまえたアドバイスを受けられます。たとえば、伝えるべき強みの整理や、ポートフォリオに載せる順番の工夫など、書類の完成度を具体的に高めるサポートが期待できるでしょう。
特にゲーム業界は応募倍率が高いため、少しの差で書類選考が通らないケースもあります。
だからこそ、自分では気づけない強みを引き出して、プロの視点で「伝わる書類」に仕上げるサポートは他の応募者との差別化にも効果的です。
選び方4:面接対策や選考傾向のアドバイスが受けられるか
面接対策や選考傾向のアドバイスが受けられるエージェントを選ぶことも、選考通過率を上げるためのポイント。
ゲームデザイナーの採用面接では、デザインセンスや技術力だけでなく、「チーム内での役割」「過去のプロジェクトでの立ち回り」「課題へのアプローチ方法」などが細かく問われます。
面接傾向に関するアドバイスを受けるためにも、下記の点を把握している転職エージェントなのかを公式サイトでチェックしたり、初回の面談で確認したりしましょう。
- 多くのゲーム企業の選考事例を把握している
- 過去の面接で「よく聞かれる質問」を知っている
- 質問への効果的な答え方の工夫を教えてもらえる
- 企業ごとの面接傾向に合わせた対策が可能になる
このような情報は、ネットの口コミや一般的な転職本には載っていないことが多く、個人で集めるのは困難。
だからこそ、面接対策まで対応しているエージェントを活用することで、採用側が「一緒に働きたい」と思えるような伝え方を準備できます。
ゲームデザイナーにおすすめの転職エージェントの上手な使い方
競争倍率の高いゲームデザイナーとして転職成功率を上げるためにも、転職エージェントを利用する際には以下の活用方法を実践してみてください。
- 複数の転職エージェントに登録し、情報の幅を広げる
- 希望条件やキャリアプランを明確に伝える
- 職場環境や業務内容などの内情を聞いてみる
- エージェントとのコミュニケーションをこまめに取る
複数の転職エージェントに登録し、情報の幅を広げる
ゲームデザイナーとして理想の職場に出会いたいなら、1社だけでなく複数の転職エージェントに登録するのが効果的。なぜなら、転職エージェントによって保有している求人の内容や業界とのつながりが異なるためです。
実際、リクルートエージェントの調査では、転職者が利用した転職エージェントの平均登録数は2.3社と報告されています。
※参考:リクルートエージェント「転職エージェントは何社利用するのが良い?」
複数併用するメリット
扱っている非公開求人が異なるため、出会える企業の選択肢が増える
得意とする企業規模やジャンルに違いがある
アート系、レベルデザイン、UI/UXなど、職種ごとのサポート実績が異なる
各社で職務経歴書やポートフォリオ添削の観点が異なる
担当者との相性を比較できる
転職市場の動きや、企業の選考傾向に関する情報を多角的に得られる
転職エージェントによって保有している求人の内容や業界とのつながりが異なります。そのため、複数の転職エージェントを併用することで、選択の幅が広がります。
また、転職エージェントごとにサポートの方針や担当者のタイプも様々です。自分に合うアドバイザーと出会えるかどうかは、ひとつのエージェントだけでは判断できません。
複数に登録して比較することで、「この人のサポートはわかりやすい」「このエージェントはゲーム業界の知識が深い」といった違いに気づけるはずです。
ゲーム業界の転職市場は、時期や業種によって求人の動きに波があります。そのタイミングを逃さないためにも、情報源を複数確保しておくことは転職成功への確実な備えになります。
今回は、ゲーム業界に強いおすすめ転職サイト・エージェントを厳選紹介。各サイトの求人数や特徴、実績を徹底比較します。またゲーム業界は未経験からの転職は難しいのか、どんな働き方なのか、有利資格は何かなども解説。ゲーム業界経験者は[…]
希望条件やキャリアプランを明確に伝える
ゲームデザイナーとして希望する働き方や将来の目標を、転職エージェントに正確に伝えることも重要。
なぜなら、エージェントが紹介する求人は、伝えた情報をもとに選ばれるからです。希望が曖昧だと、自分に合わない職場をすすめられる可能性が高くなってしまいます。
転職エージェントでは、登録時に「どんなゲームジャンルが得意か」「携わりたい開発工程はどこか」「どのような働き方を希望するか(リモート、出社など)」といったヒアリングが行われます。
この情報をきちんと伝えておくと、希望に合う求人をピンポイントで提案してもらいやすくなります。
たとえば、「スマホゲームよりもコンシューマーゲームのレベルデザインが得意」「ゆくゆくはディレクションにも関わりたい」など、自分の得意分野と将来の方向性を明確にしておくことが、精度の高いマッチングにつながります。
また、希望をはっきり伝えることで、条件交渉の際にもエージェントが動きやすくなります。
エージェントは“転職の代理人”として動いてくれる存在です。何を重視したいのかを最初に明確にすることで、ミスマッチを防ぎ、自分に合った職場に近づくことができます。
職場環境や業務内容などの内情を聞いてみる
ゲームデザイナーの転職では、求人票に書かれていない企業の内情もエージェントから確認しておきましょう。
仕事内容や会社名だけで判断してしまうと、実際に入社してから「思っていた仕事と違った」「チームの雰囲気が合わなかった」といったミスマッチが起こることがあるからです。
ゲームデザイナーという職種は、会社によって求められる役割が大きく異なります。
転職エージェントによっては企業へ直接足を運んだり、採用担当者にヒアリングしたりして情報を収集しています。
これにより、「この会社は企画が通りにくい」「このチームは新人にも仕様策定を任せてくれる」など、働いてみないとわからない情報を事前に聞くことができ、転職の失敗を防ぎやすくなります。
ゲームデザイナーは、技術力と同じくらい、チームとの相性や働く環境が成果に直結します。だからこそ、求人票だけで判断せず、転職エージェントから内情をしっかり確認することが重要です。
エージェントとのコミュニケーションをこまめに取る
ゲームデザイナーとして転職を成功させるには、エージェントとこまめにやり取りをすることが重要です。
その理由は、頻繁に連絡を取ることで以下のようなメリットが得られるからです。
- 新着求人をいち早く紹介してもらえる
- サポートを優先してもらいやすくなる
- 希望や状況の変化を正確に伝えられる
- 信頼関係が築け、提案の精度が上がる
マイナビエージェントでは、転職エージェントとの面談を通じて、求職者の希望や不安を正直に伝えることがより適した求人紹介につながると述べられています。
※参考元:マイナビAGENT「転職エージェントの登録から入社までの流れは?活用ポイントも解説!」
また、リクルートエージェントでは、転職エージェントとの面談を有効に活用するためには、希望条件に優先順位をつけておくことや、仕事に活かせる経験・スキル・強みなどをすべて伝えることが重要であるとされています。
※参考元:リクルートエージェント「転職エージェントの面談では、どこまで本音で話す?やってはいけないこと、うまくいくコツを紹介」
これらの情報を踏まえると、転職エージェントとのこまめなコミュニケーションは、ゲームデザイナーとしての転職活動を成功に導くための重要な要素であると言えます。
【Q&A】ゲームデザイナーの転職でよくある質問
Q1:未経験からゲームデザイナーになることは可能ですか?
デバッガーやゲームプランナーといった職種で現在活躍していれば、キャリアアップとしてゲームデザイナーを目指すことは可能です。
ゲーム業界での実務経験が浅い方であれば、ゲームデザインに必要なスキル(例:UI・UX設計、レベルデザイン、シナリオ作成など)を独学やスクールで学ぶのもおすすめです。
Q2:ゲームデザイナーの選考で重視されるポイントは何ですか?
ゲームデザイナーの選考では、以下の点が特に重視されます。
- ポートフォリオの完成度と情報量
- コミュニケーション能力
- 主体性と協調性
- 論理的思考力
- 応募理由の明確さ
これらのポイントを踏まえ、自己分析を行い、ポートフォリオや面接で自身の強みを効果的にアピールすることが、ゲームデザイナーとしての転職成功の鍵となります。
Q3:30代・40代でもゲームデザイナーに転職できますか?
ゲーム業界は年齢ではなく、これまでの経験やスキルを重視する傾向が強いです。そのため、30代からでもゲームデザイナーへの転職は可能です。
実際、以下のようにゲーム業界の平均年齢は30代〜40代となっています。
企業によりますが、概ね30代〜40代が平均となっており、主戦力と言えるでしょう。
とはいえ、40代での転職はゲーム業界内でも厳しい面が強いでしょう。受け入れる側にとっても40歳代の人を雇うことにメリットを見出しにくいのが実情だからです。
マネジメント、統括ができることは前提で、過去に関わってきたゲームの内容やそのプロジェクトをどのように牽引したかなど、実績が明確に語れることが重要になります。
Q4:転職後、キャリアアップの道筋にはどんなものがありますか?
ゲームデザイナーとしての経験を積んだ後には、以下のようなキャリアパスが考えられます。
- ゲームディレクター
- プロジェクトマネージャー
- ゲームプロデューサー
これらのキャリアパスを目指すためには、現場での経験を積みながら必要なスキルや知識を習得していくことが大切。
また、転職エージェントを活用することで、キャリアアップに適した求人情報やアドバイスを得ることができます。
今回は、ゲームディレクターにおすすめの転職エージェント・サイトを紹介します。ゲーム業界の中でも高いスキルとマネジメント力が求められるゲームディレクター。その転職には、一般公開されていない求人情報や、企業ごとの開発体制・裁量の違いなど[…]
まとめ
今回解説したように、ゲーム業界は実力主義の傾向が強く、選考ではポートフォリオや過去の実績、柔軟な発想力などが重視されます。
こうした事情から、ひとりでの転職活動では情報収集や書類準備に限界を感じることも少なくありません。
その点、転職エージェントを活用すれば、非公開求人の紹介や職務経歴書の添削、選考対策など、専門的なサポートを受けながら、自分に合った企業とのマッチングを進めることができます。
ゲーム業界に精通したエージェントであれば、企業ごとの開発体制や評価基準など、求人票では見えにくい情報も共有してくれるため、入社後のミスマッチも防ぎやすくなります。
理想の環境で、より自由にクリエイティブを発揮したいと考えているなら、まずはゲーム業界に強い転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
転職エージェントBEST3
ゲームデザイナー のおすすめ度 | ゲームデザイナー の公開求人数 ※2025年5月時点 | 特徴・強み | 年収アップ実績 | 対応エリア | |
---|---|---|---|---|---|
![]() | 5.0 | ○ 300件以上 |
| 50万円以上の年収アップ事例あり | 全国 ※特に東京・大阪・福岡のエリアに強い |
![]() | 5.0 | ◎ 1,100件以上 |
| 非公開 | 全国 |
![]() | 4.8 | ○ 440件以上 |
| 年収アップ率は約93% | 全国 |
転職UPPPライター
T.F氏:30代前半
ライター経験8年以上で年間100記事以上を執筆。転職・健康食品・美容などの情報を取り扱うWebメディア企業でライター/ディレクターの経験を積み、その後フリーランスへ転身。Webコンテンツの執筆やWebサイトのディレクション、コンサルなどを経験。今までに6社の転職サイト/エージェントを利用し、現在は転職UPPP編集部で活躍中。
運営会社情報
- 運営会社:UPPGO株式会社
- 所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田7-20-9 KDX西五反田ビル5F
- 有料職業紹介事業 許可番号:13-ユ-313755
- プライバシーマーク登録番号:第21004733(02)号
- お問い合わせ:contact@tenshoku-uppp.com