社内SEの求人探しで失敗しないために|転職難易度・選び方・注意点まとめ

社内SEは人気が高い一方で、求人の内容に差が出やすく、探し方を誤ると入社後にギャップを感じやすい職種でもあります。

この記事では、社内SE求人の特徴や転職難易度を整理したうえで、自分に合った求人の見つけ方・見極め方を具体的に解説します。

未経験でも判断すべきポイントや、求人票で必ず確認しておきたい項目、転職で失敗しやすい注意点まで網羅しています。

社内SEとしての次の一歩を考えるうえで、求人探しの軸を整理したい方はぜひ読み進めてください。

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転職UPPP編集部ライター T氏:30代前半

転職UPPPライター
T.F氏:30代前半

ライター経験8年以上で年間100記事以上を執筆。転職・健康食品・美容などの情報を取り扱うWebメディア企業でライター/ディレクターの経験を積み、その後フリーランスへ転身。Webコンテンツの執筆やWebサイトのディレクション、コンサルなどを経験。今までに6社の転職サイト/エージェントを利用し、現在は転職UPPP編集部で活躍中。

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目次

社内SEの求人は少ない?転職は難しい?

IT業界専門エージェントのGeeklyの調査によると、社内SEの有効求人倍率は約1.0倍(令和6年6月時点)※1と報告されています。

全職種の有効求人倍率の平均が1.18倍※2と厚生労働省から発表されているので、社内SEは一人あたりの求人数が少ないです。

社内SEは人気の職種で求人数が少ないためライバルが多く、転職難易度も高いと言えます。

特に、企業ごとに必要人数が限られており、欠員や体制強化のタイミングでしか募集が出にくい点が転職のハードルを高く感じさせる要因になっています。

求人が少なく転職難易度が高い傾向にある職種だからこそ、求人の探し方や見極め方を理解したうえで、自分に合った転職先を冷静に選んでいきましょう。

社内SE求人の種類と仕事内容

種類仕事内容
システムの企画・開発自社の課題解決や事業拡大を実現するためのシステムの企画や開発を中心に業務を行う。
システムの運用・保守・管理社内のサーバーやネットワークなどのシステムの監視・問題発生時の対応・メンテナンスを行う。
ヘルプデスク(問い合わせ対応)会社内の機器やネットワークに関するトラブル(ログインできない、PCが作動しない等)に対応する。その他、PCのセットアップ、OSのインストール、メール設定なども行う。
セキュリティ対策セキュリティソフトの導入、パスワード管理など、社内システムのセキュリティ対策を行う。

※出典元:レバテックキャリア「社内SEとは?仕事内容や年収・将来性を未経験者にもわかりやすく解説」

社内SEの求人は、企業によって担当する業務内容が大きく異なる点が特徴です。

同じ「社内SE」という職種名でも、システムの企画や改善に関わる求人もあれば、運用・保守や社内サポートを中心とする求人もあります。

事業拡大や業務効率化を重視する企業では企画・開発寄りの社内SEが求められやすく、安定運用を重視する企業では運用・保守や問い合わせ対応の求人比率が高くなる傾向があります。

近年は、情報漏洩やサイバーリスクへの対応として、セキュリティ対策を重視する企業も増えています。

社内SEへの転職を考える人の多くは、「どんな技術を使うか」だけでなく、「どんな立場で会社に関わるか」「日々の業務イメージが合うか」を重視しています。

そのため、求人を見る際は社内SEという職種名だけで判断せず、どの業務が中心になるポジションなのかを意識して確認することが重要です。

社内SEとSEはどっちがいいのか

社内SEとSEは、どちらもシステムエンジニアという職種である点は共通していますが、業務の進め方や関わる対象が異なります。

社内SEとSEの違い

  • 社内SE:自社内のシステムやサービスの企画・開発・保守に関わる
  • SE:クライアントに依頼を受けたり常駐したりして、クライアントのシステム開発や運用を行う

社内SEは、自社内のシステムやサービスを対象に企画・開発・保守までを継続的に支えるエンジニアです。

一方、SEはクライアントに常駐したり依頼を受けたりしながら、クライアントのシステム開発や運用を行うケースが中心になります。

同じエンジニアでも、自社で取り組む仕事か、クライアント先で取り組む仕事かという業務体系の違いがあります。

この違いを踏まえると、次のような人に社内SEは向いています。

  • 一つの企業やサービスに腰を据えて関わりたい人
  • 開発だけでなく、運用や調整も含めてITに関わりたい人
  • 働き方や安定性を重視したい人

それぞれの違いを理解したうえで、自分に合った働き方を選ぶことで納得感のある転職につながります。

自分に合った社内SE求人の見つけ方|5つのポイント

社内SEの求人は数が限られているため、やみくもに探しても自分に合った求人には出会いにくい傾向があります。そこで重要になるのが、どの視点で求人を探し、何を基準に判断するかです。

ここでは、自分に合った社内SE求人を見つけるために押さえておきたい5つのポイントを整理します。

  • 優良企業の社内SE求人が多い業界を狙う
  • 社内SEの業務範囲が明確に書かれているかを確認する
  • IT投資・ITシステム活用に前向きな企業かを見る
  • 応募企業の社内SEの人数・体制を確認する
  • 将来的なキャリアアップを実現できるかを考える

1:優良企業の社内SE求人が多い業界を狙う

社内SEの求人を探す際は、優良企業の社内SE求人が出やすい業界から優先的に探すのが効果的です。求人の数が限られている社内SEだからこそ、業界選びによって転職の選択肢は大きく変わります。

社内SEは、どの業界でも同じように求められているわけではなく、自社でシステムを安定的に運用・管理する必要がある業界ほど社内SEの需要が高い傾向があります。

具体的には、次のような業界は社内SE求人が比較的見つかりやすい分野です。

製造業界では、生産管理や在庫管理など事業の中核となるシステムを社内で運用している企業が多く、社内SEが重要な役割を担っています。

金融業界では、業務システムの安定性やセキュリティが重視されるため、社内SEを自社内で確保するケースが一般的です。

官公庁・公共関連では、大規模なシステムを長期的に運用する必要があり、安定した環境で社内SEが活躍しやすい特徴があります。

まずは上記のような社内SEの需要が高い業界から探すことが、自分に合った求人に出会うための近道になります。

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2:社内SEの業務範囲が明確に書かれているかを確認する

社内SEの求人を見つけるうえで重要なのは、業務範囲が具体的に書かれている求人を選ぶことです。社内SEは仕事内容の幅が広いため、業務範囲が曖昧な求人ほど入社後のミスマッチが起きやすくなります。

企業によっては、企画や改善を中心に任せる場合もあれば、運用・保守や問い合わせ対応が中心になる場合もあります。

業務範囲が整理されていない求人では、期待される役割を入社前に正確に把握することが難しくなります。

たとえば、「社内システム全般を担当」「幅広い業務をお任せします」といった表現だけで終わっている求人には注意が必要です。

一方で、企画・開発、運用・保守、ヘルプデスクなど、どの業務が中心になるのかが明記されている求人は、入社後の働き方をイメージしやすくなります

業務範囲が明確に書かれている求人を選ぶことで、自分の経験や希望に合った社内SE求人を見つけやすくなり、転職後のミスマッチを防ぎやすいです。

3:IT投資・ITシステム活用に前向きな企業かを見る

社内SEの求人を選ぶ際は、IT投資やITシステムの活用に前向きな企業かどうかを確認することも重要です。その理由は、社内SEの業務内容が企業のIT方針によって左右されやすいためです。

ITを単なるコストとして捉えている企業では、システムの改善や更新が後回しになりやすく、社内SEは保守やトラブル対応が中心になりがちです。

一方、ITシステムを業務改善や事業成長の手段として位置づけている企業では、社内SEが企画や改善に関われる機会が増えやすくなります

具体的には、次のような記載がある企業は、IT投資やITシステム活用に前向きな傾向があります。

  • システム刷新やクラウド導入を進めている
  • 業務効率化やDXに関する取り組みが書かれている
  • 社内SEに企画や改善提案を期待している旨が記載されている

こうした企業では、社内SEが単なる運用担当にとどまらず、業務をより良くする役割を担うケースも見られます。

4:応募企業の社内SEの人数・体制を確認する

社内SE求人を検討する際は、社内SEがどのような人数・体制で業務を担っているかを把握しておくことが欠かせません。体制の違いによって、働き方や求められる役割は大きく変わります。

社内SEは、企業によっては複数名で役割分担している場合もあれば、少人数、あるいは一人で対応しているケースもあります。人数が多いチームでは業務の分担や相談がしやすく、特定の業務に集中しやすい傾向があります。

一方、人数が限られている場合は、幅広い業務を任されることが多くなります。

求人票や企業情報を見る際は、次のような点を確認しておくと実際の働き方を想像しやすくなります。

  • 社内SEが何名在籍しているかが記載されているか
  • 情報システム部など、専任の部署が設けられているか
  • 外部ベンダーと社内SEの役割分担が示されているか

事前に社内SEの人数や体制を把握しておくことで、特定の業務が一人に集中しやすい環境かどうかを判断しやすくなります。

5:将来的なキャリアアップを実現できるかを考える

社内SE求人を選ぶ際は、入社後の業務だけでなく、その先のキャリアを描けるかどうかも確認しておきたいポイントです。目の前の条件だけで判断すると、数年後に選択肢が狭まる可能性があります。

社内SEは、運用・保守を中心に担当するケースもあれば、企画や改善、IT戦略に関わる役割へ広がるケースもあります。どのような役割が用意されているかによって、経験の積み重ね方は大きく変わります。

具体的には、求人票や企業情報から次のような点を読み取ることが参考になります。

  • 将来的に任される役割やミッションについて触れられているか
  • IT企画や業務改善など、役割の広がりが想定されているか
  • 組織拡大や体制強化といった中長期的な視点が示されているか

社内SEへの転職は現在の働き方を変えるだけでなく、今後のキャリアを見直す機会です。将来的なキャリアアップを意識して求人を選ぶことで、自分に合った形でキャリアを積み重ねやすくなります。

未経験でも応募できる社内SE求人の見極め方

未経験から社内SEを目指す場合は、「未経験OK」という表現だけで判断せず、求人の内容を丁寧に読み取ることが大切です。

ここでは、未経験者でも無理なく応募できる社内SE求人を見極めるためのポイントを整理します。

  • 「完全未経験OK」なのか「職種未経験歓迎」なのかをチェック
  • 未経験者向けの業務内容・役割が具体的に書かれているかを見る
  • 入社後の教育・フォロー体制について触れられているかを確認する
  • 未経験からの入社実績があるかを確認する

「完全未経験OK」なのか「職種未経験歓迎」なのかをチェック

未経験から社内SEを目指す場合は、求人がどのレベルの未経験者を想定しているのかを見極めることが欠かせません。

「未経験OK」という表現でも、企業によって前提条件は大きく異なります。その理由は、求人票に書かれる「未経験」の意味が一律ではないためです。

完全未経験OKと書かれている求人は、ITの実務経験がない人も対象にしているケースが多く、入社後の育成を前提としています。

一方、職種未経験歓迎の場合は、社内SEとしての経験はなくても、ITエンジニアやシステム運用など何らかのIT経験を求めているケースが一般的です。

例えば、「ITに関する基礎知識があれば可」「入社後に教育あり」といった記載がある場合は、完全未経験を想定している可能性があります。
一方で、「サーバー運用経験」「システム開発経験」などが条件に含まれている場合は、職種未経験歓迎に近い求人と考えられます。

未経験からの社内SE転職では、自分の経験や知識と求人条件が合っているかを確認することが重要です。

未経験者向けの業務内容・役割が具体的に書かれているかを見る

未経験から社内SEに応募する場合は、入社後にどのような業務や役割を担うのかが具体的に書かれている求人を選ぶことが重要です。

その理由は、「未経験OK」と書かれていても、実際に任される業務が明確でない求人では入社後に求められるレベルを把握しにくいためです。

未経験者を想定している企業ほど、最初に任せる業務や段階的な役割を明示している傾向があります

たとえば、求人票に次のような情報が書かれているかを確認すると判断しやすくなります。

  • 入社後まず担当する業務が記載されているか
  • サポート業務や補助的な役割から始める旨が示されているか
  • 業務の習熟に応じて役割が広がる流れが説明されているか

未経験からの社内SE転職では、最初の業務設計が明確な求人を選ぶことで安心して新しい環境に入りやすくなります。

入社後の教育・フォロー体制について触れられているかを確認する

未経験から社内SEに応募する場合は、入社後にどのように業務を覚えていくのかが示されている求人を選ぶことがポイントです。

社内SEは企業ごとに使っているシステムや業務フローが異なるため、入社後すぐに一人で対応できるケースは多くありません。

そのため、未経験者を受け入れている求人ほど、「どのような形で業務に慣れていくのか」をあらかじめ説明している傾向があります

例えば、求人票の中で次のような情報があれば、入社後の流れを想像しやすくなります。

  • 入社後の研修やOJTについて触れられているか
  • 先輩社員のサポート体制があるかどうかが分かるか
  • 段階的に業務を任せる方針が示されているか

未経験からの社内SE転職では、教育やフォロー体制が整っているかどうかを確認することで、入社後の不安を減らしやすくなります。

未経験からの入社実績があるかを確認する

未経験から社内SEに応募する際は、過去に未経験者を採用した実績があるかを確認しておくと判断しやすくなります。

実際に未経験者を採用してきた企業では、業務の取り組み方やフォローの仕方がある程度整理されているケースが多く、入社後の流れを想像しやすくなります

未経験から社内SEとして入社した社員の事例が紹介されていたり、「未経験入社のメンバーが活躍中」と記載があったりする求人は参考になります。

未経験からの社内SE転職では求人票の条件だけでなく、これまでの採用実績もあわせて確認しておくことで入社後のイメージを持ちやすくなります。

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社内SEの求人票でチェックしておくべき項目

業務内容:社内SEとして担当する業務範囲が具体的に書かれているか

社内SEの求人票では、担当する業務範囲が具体的に示されているかを確認しましょう。

社内SEは企業によって役割が大きく異なるため、業務内容が曖昧な求人ほど入社後の認識ズレが起きやすくなります。

求人票を見る際は、企画・開発、運用・保守、ヘルプデスクなど、どの業務を主に担うのかが明記されているかを確認してください

業務範囲が明確な求人ほど、社内SEに期待している役割が分かりやすく、判断材料として使いやすくなります。

募集背景:欠員補充か、体制強化・内製化目的か

社内SEの求人票では、募集背景がどのように書かれているかを確認しましょう。

募集背景は、その企業が社内SEに何を期待しているかを読み取る手がかりになります。

欠員補充の場合は、すでにある業務を引き継ぐ前提で募集していることが多く、体制強化や内製化目的の場合は、新たな役割を担うことが想定されているケースがあります。

求人票を見る際は、「退職に伴う欠員補充」なのか、「業務拡大・内製化に向けた体制強化」なのかが明記されているかを確認してください。

配属部署:社内SEの人数やチーム体制が分かるか

社内SEとしての業務範囲や負荷を事前に把握したい人は、配属部署の人数やチーム体制が読み取れるかに注目してください。

複数名で分担する体制であれば業務の切り分けや相談がしやすい一方、少人数の場合は幅広い対応を求められることがあります。

求人票を見る際は社内SEが何名在籍しているのか、専任部署なのか、他部門と兼務している体制なのかといった情報が書かれているかを確認すると判断しやすくなります。

開発環境・使用技術:どのシステム・技術を扱うかが明記されているか

社内SEとして自分の経験やスキルを活かしたい人は、開発環境や使用技術が具体的に書かれているかをチェックしてください。

社内SEの求人では、「社内システムを担当」とだけ書かれているケースも多く、実際にどのシステムや技術を扱うのかが分かりにくいことがあります。使用技術が見えないままでは、入社後に求められるレベルや業務内容を判断しづらくなります。

求人票を見る際は、業務システムの種類、サーバーやクラウド環境、利用している言語やツールなどが記載されているかを確認しておくと参考になります。

応募条件:必須スキルと経験年数が自分の経歴とマッチしているか

社内SEの求人票では、必須スキルや経験年数が自分の経歴と合っているかを確認してください。

応募条件には、その求人で想定されている業務内容や役割が反映されています。ここが自分の経験とかけ離れている場合、入社後に求められる対応範囲とのズレが生じやすくなります。

求人票を見る際は、必須条件と歓迎条件が分けて書かれているか、経験年数が具体的に示されているかを確認しておくと判断しやすくなります。

歓迎条件:歓迎スキルが多く記載されていないか

必須条件を確認したうえで、次に目を向けたいのが歓迎条件の内容です。

社内SEの求人票では、歓迎スキルが多く並んでいるケースもありますが、すべてを満たす必要があるわけではありません。ただし、項目が過剰に列挙されている場合、実際には幅広い業務を一人で担う可能性があります。

求人票を見る際は、歓迎スキルが具体的な業務内容と結びついて書かれているか、現実的な範囲に整理されているかを見ておくと判断しやすくなります。

求める人物像:社内調整や問い合わせ対応への適性が求められていないか

社内SEの求人票では、求める人物像にどのような適性が書かれているかも確認しておきましょう。

社内SEは社内の各部署と関わる機会が多いため、調整や問い合わせ対応に関する記載が含まれることがあります。

ただし、こうした内容が前面に出すぎている場合、日常業務の多くが対応業務になる可能性があります。

求人票を見る際は、社内調整や問い合わせ対応が補助的な役割として書かれているのか、主な業務として想定されているのかを確認しておくことが大切です。

キャリアパス・期待役割:将来的に任される役割が想像できるか

キャリアアップを目指している人は、将来的な役割だけでなく、評価制度が整っているかにも目を向けてください。

社内SEは成果が見えにくい業務も多く、評価の基準が曖昧な場合、役割が広がっても正当に評価されにくいことがあります。

求人票を見る際は、役割や責任の変化に応じた評価の考え方が示されているか、昇給・昇格の仕組みについて触れられているかを確認してください。

評価制度やキャリアの考え方が明記されている求人ほど、長期的な視点で転職先を検討しやすくなります。

社内SEの求人を探す際の5つの注意点

社内SEの求人は数や内容に偏りがあるため、探し方次第でミスマッチが起きやすくなります。

以下では、求人を探す段階で見落としやすいポイントを整理し、社内SE転職で失敗を避けるための注意点をまとめます。

  • 一つの求人サイトだけで探そうとしない
  • 業界や企業規模を絞りすぎない
  • 求人条件を絞りすぎない
  • 一人体制の情シス前提の求人かどうかを見落とさない
  • 「未経験OK」の言葉を鵜呑みにしない

注意1:一つの求人サイトだけで探そうとしない

社内SEの求人を探す際は、一つの求人サイトだけに絞らず、複数のサービスを併用することを意識してください。

特定の求人サイトだけを見ていると、条件に合う求人の選択肢が狭まり、転職活動が長引く可能性があるからです。

例えば、総合型の求人サイトでは社内SE求人の数を把握しやすく、転職エージェント経由では非公開求人や企業の詳細情報を提供してもらえます。それぞれの特徴を活かして探すことで、選択肢を広げやすくなります。

複数の求人サイトを併用することで、求人の見落としを防ぎ、自分に合った社内SE求人に出会える可能性を高めることができます。

注意2:業界や企業規模を絞りすぎない

社内SEの求人を探す際は、最初から業界や企業規模を強く絞りすぎないことが重要です。

社内SEの求人は業界によってITの役割や扱うシステムは異なり、企業規模によっても社内SEに求められる立ち位置は変わります。

早い段階で条件を狭めてしまうと、相性の良い求人を見落としてしまうことがあります。

例えば、安定した業界を希望していても、企業規模によってはIT投資や体制が十分に整っているとは限りません。一方で、規模が大きくなくても、社内システムに力を入れている企業も存在します。

最初は業界や企業規模に幅を持たせて求人を確認し、その中から業務内容や体制を見て絞り込んでいく方が、結果的に自分に合った社内SE求人を選びやすくなります。

注意3:求人条件を絞りすぎない

求人条件を細かく設定しすぎた状態で社内SE求人を探すと、選択肢が狭まる点にも注意が必要です。

社内SEの求人は数が限られており、すべての条件を同時に満たす求人は多くありません

条件を絞りすぎると「求人が見つからない」「良さそうな求人がない」となり、転職活動が長期化することがあります。

例えば、年収・勤務地・業務内容・働き方をすべて固定して探した場合、実際には検討できる範囲の求人まで除外してしまうことがあります。

求人を探す際は、条件に優先順位をつけたうえで確認していくことで、選択肢を狭めすぎるリスクを避けやすくなります。

注意4:一人体制の情シス前提の求人かどうかを見落とさない

社内SEの求人を探す際は、一人で社内システム全般を任される前提の求人ではないかを見落とさないよう注意が必要です。

求人票に人数や体制の記載が少ない場合、入社すると一人や少人数で企画・運用・問い合わせ対応まで幅広く担うケースもあります

例えば、「社内システム全般を担当」「幅広い業務をお任せします」といった表現が中心で、チーム体制に触れられていない求人は注意が必要です。

誰と分担するのか、外部ベンダーの支援があるのかといった情報が見えない場合、業務が一人に集中する可能性があります。

注意5:「未経験OK」の言葉を鵜呑みにしない

求人票に「未経験OK」と書かれていても、そのままの意味で受け取らないようにしましょう。

社内SEの求人では、社内SEとしての経験は不問でも、ITエンジニアやシステム運用に関わった経験を前提としているケースがあります

言葉だけを見ると、対象範囲を広く感じやすくなりますが、実際の業務内容と一致しているとは限りません。

応募条件や歓迎条件にサーバー管理やシステム運用の経験が並んでいる場合、「未経験OK」と書かれていても一定のIT知識や実務経験を想定していることがあります。

「未経験OK」という表現だけに注目せず、業務内容や応募条件全体を確認することで、入社後のギャップを避けやすくなります。

社内SEの求人に強い転職エージェント3選

社内SEの求人は数が限られており、求人票だけでは判断しにくい情報も少なくありません。転職エージェントを活用することで、非公開求人や企業の内情を含めた情報を得やすくなります

以下では、社内SEの求人に強く、転職活動を進めやすい転職エージェントを3社紹介します。選択肢を広げるためにも、複数登録して比較しながら活用することをおすすめします。

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社内SEとしての経験や強みを企業側に伝わる形で整理でき、書類段階で評価されやすくなる

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Geeklyは、IT・Web領域に特化した転職エージェントで、14年にわたりIT人材の転職支援を行ってきた実績※2025年12月時点があります。

特に書類選考対策に強みがあり、書類選考通過率は2.9倍※2024年9月時点とされています。

業務内容が幅広く評価ポイントが分かれやすい社内SEの経験も、応募企業に伝わりやすい形で整理できる点が特徴です。

書類選考でつまずきやすいと感じている人に特におすすめの転職エージェントです。

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社内環境・社員の雰囲気・技術スタックなど、社内SEとして働きやすい環境かどうか入社前に知ることができる

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※1-3出典元:レバテックキャリア公式サイト

レバテックキャリアは希望企業への転職成功率が96%とされており、企業ごとの選考ポイントを踏まえた提案が行われています。

また、年間7,000回以上の企業訪問を通じて、社内SEの役割や体制、IT投資の状況といった情報を蓄積している点も特徴です。

利用者の約3人に2人が年収70万円アップを実現しており、働き方だけでなく条件面も含めて転職を検討するのにおすすめです。

レバテックキャリアはこんな人におすすめ!

  • 応募したい企業や業界がある程度決まっている人
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レバテックキャリアの良い評判・悪い評判。メリット・デメリット、断られた原因は?

3:社内SE転職ナビ

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※出典元:社内SE転職ナビ公式サイト

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【Q&A】社内SEの転職でよくある質問

Q1:求人票の必須条件を全て満たしていないと応募できない?

必須条件をすべて満たしていなくても、内容によっては応募できるケースがあります

求人票に書かれている必須条件は、あくまで企業側が想定している目安であることが多く、すべてを完全に満たす人材だけを採用対象にしているとは限りません。
※参考:doda「Q. 募集要項の「必須条件」を満たしていなくても、内定の可能性はある?」

必須条件として複数の技術や経験が並んでいても、実際には「その中の一部を経験していれば問題ない」「入社後に習得してもらう前提」とされている場合があります。

特に社内SEの場合は企業によって業務内容に違いがあることもあるので、必須条件をすべて満たしにくいこともあるでしょう。

現在のスキルや経験を、求人票に書かれている必須条件に応用できるように伝えるのがポイントです。

Q2:社内SEの転職が有利になる資格はある?

社内SEの転職では、基本情報技術者やITIL® 4といった資格がおすすめです。

社内SEの転職では、資格が必須になることは多くありませんが、業務理解や基礎力を示す材料として以下の資格を持っていると評価されることはあります。

  • 基本情報技術者
  • ITIL® 4
  • 応用情報技術者
  • MOS
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 情報処理安全確保支援士

資格はあくまで補助的な要素ですが、自分の経験や強みを補完する形で選ぶことで社内SEとしての適性を伝えやすくなります

業務内容やキャリアアップの目標に合わせて、在職中に資格を取得しておくのもいいでしょう。

Q3:「社内SEはやめとけ」と言われる理由とは?

「社内SEはやめとけ」と言われる理由は、企業によって業務内容や評価のされ方に差があったり、入社後にギャップを感じやすい点にあります。

社内SEは自社のシステムを支える立場であるため、開発だけでなく運用・問い合わせ対応・調整業務などを幅広く担うことがあります。

求人票で業務範囲や体制が曖昧なまま入社すると、想定以上にサポート業務の比重が高かったり、評価制度が整っていなかったりすることも少なくありません。

こうした経験が、「やめとけ」と言われる背景として語られることがあります。

入社後のギャップを最小限にするためにも、転職エージェントを活用して、実際の業務内容や職場環境、チーム体制を詳しく聞いておくことを推奨します。

まとめ

社内SEの求人は数が多いとは言えず、転職難易度も決して低くありません。そのため、求人を見つけること自体よりも、どのように探し、どう見極めるかが転職の成功を左右します。

本記事では、社内SE求人の特徴や仕事内容を整理したうえで、自分に合った求人の探し方、未経験でも判断すべきポイント、求人票で確認しておきたい項目、注意すべき点を解説してきました。

いずれも、入社後のミスマッチを避けるために欠かせない視点です。

社内SEとしての転職を成功させるには、求人票の表現をそのまま受け取らず、背景や業務内容を読み取ることが重要です。あわせて、転職エージェントを活用し、情報量と選択肢を広げることで、より納得感のある判断がしやすくなります。

限られた求人の中から自分に合った転職先を選ぶためにも、焦らず、転職軸を持って一つひとつ確認していきましょう。

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転職UPPP編集部ライター T氏:30代前半

転職UPPPライター
T.F氏:30代前半

ライター経験8年以上で年間100記事以上を執筆。転職・健康食品・美容などの情報を取り扱うWebメディア企業でライター/ディレクターの経験を積み、その後フリーランスへ転身。Webコンテンツの執筆やWebサイトのディレクション、コンサルなどを経験。今までに6社の転職サイト/エージェントを利用し、現在は転職UPPP編集部で活躍中。

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