NTTデータへの転職は難しい?年収・評判・選考対策まで【2025年最新版】

日本最大手SIerとして盤石なブランドと安定性を誇るNTTデータ。その名前に惹かれつつも、インターネット上では「やめとけ」「転職難易度が高い」といったネガティブな評判を目にすることもあるかもしれません。

果たして本当に自分でもNTTデータへの転職は可能なのか、そして入社後に後悔することはないのか、多くのITエンジニアや営業職の方がこのような疑問や不安を抱えているのではないでしょうか。

この記事では、NTTデータへの転職を検討している皆さんが抱えるそんな疑問に、年収、働きがい、福利厚生、そして具体的な選考対策まで、転職前に知っておきたいポイントをまとめて紹介します。

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目次

NTTデータはどんな会社?基本情報と事業内容

このセクションでは、NTTデータの基本的な会社情報から、多岐にわたる事業内容、さらには転職を考える上で知っておくべき客観的なデータまで、網羅的に解説していきます。

会社概要

NTTデータの会社概要は以下の通りです。実際に現場の多くの社員が所属するのは、「NTT DATA Japan株式会社」など事業会社側ですが、ここでは上場会社であるNTTデータグループの開示データをもとに、転職検討者がチェックしておきたいポイントを中心に解説します。

項目内容
会社名NTTデータグループ株式会社
設立1988年5月23日
本社所在地東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル
資本金1,425億2千万円
従業員数(連結)197,777人(2025年3月31日現在)
従業員数(単独)1,592人(2025年3月31日現在)

※出典
NTTデータグループ株式会社 有価証券報告書(2025年3月期決算時点)

転職者が知っておくべき重要な指標(年収・年齢・離職率など)

項目内容
平均年収923万円(2025年3月31日現在)
平均年齢39.7歳(2025年3月31日現在)
平均勤続年数14.1年(2025年3月31日現在)
中途採用比率45.7%(2023年度実績)

※出典
NTTデータグループ株式会社 有価証券報告書(2025年3月期決算時点)

まず、NTTデータの平均年収は923万円と、非常に高い水準にあります。この高水準な年収は、NTTデータの安定した経営基盤と、社員への投資を惜しまない姿勢を示しています。

一方で、平均年齢39.7歳、平均勤続年数14.1年という数字からは、社員が長期的にキャリアを築いていることを示唆しており、安定して働き続けられる環境が整っていることがわかります。

さらに、中途採用比率は45.7%と高く、多くの中途採用実績があります。これは、NTTデータが即戦力となる中途採用を積極的に行っており、転職者にとっても門戸が広く開かれている環境だと分かります。

残業については、大手SIerの中では残業時間は比較的抑えられているとされますが、プロジェクトや時期によって忙しさに差が出る点には注意が必要です。

事業内容:通信からヘルスケアまで多角的に展開

ざっくり言うと、NTTデータは「官公庁・公共」「金融」「法人」の3分野で、日本の社会インフラを支える巨大なITシステムをつくり、動かし続けている会社です。

官公庁・公共分野

「官公庁・公共」分野では、国の行政システム、地方自治体の情報システム、さらには医療・ヘルスケア分野のシステムなど、国民生活に直結する重要なインフラを支えています。例えば、マイナンバー制度の基盤システムや、全国の病院で利用される電子カルテシステムなどがその代表例です。

これらのシステムは、高い信頼性とセキュリティが求められ、NTTデータが長年培ってきた技術力とノウハウが惜しみなく投入されています。

金融分野

「金融」分野では、メガバンクの勘定系システム、証券会社の取引システム、保険会社の契約管理システムなど、金融業界の根幹を支えるミッションクリティカルなシステムを構築しています

金融システムの安定稼働は、私たちの経済活動に不可欠であり、NTTデータは最先端の技術と厳格な品質管理でその信頼に応えています。

法人分野

また、「法人」分野では、製造業、流通業、通信業など、幅広い企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。サプライチェーン最適化システムや顧客管理システム、クラウド基盤の構築など、顧客企業の競争力強化に貢献する多様なソリューションを提供しています。

これらの大規模かつ社会貢献性の高いプロジェクトに携わることで、転職者は自身のスキルを最大限に活かし、キャリアアップを実現できる環境がNTTデータにはあります。

NTTデータへの転職は本当に難しい?転職市場での立ち位置と難易度

ここからは、NTTデータが転職市場でどのように見られているのか、そして実際の難易度はどの程度なのかを整理していきましょう。

NTTデータのポジション|国内最大手SIerとしての立ち位置

NTTデータは、日本のITサービス業界において圧倒的な存在感を放つ最大手のSIer(システムインテグレーター)です。

その事業規模は国内にとどまらず、グローバルな評価機関であるBrand Finance社が発表する世界のITサービスブランド価値ランキングでは、世界のITサービス企業の中でもブランド価値が高いと評価されています。

このような圧倒的な企業ブランドを持つNTTデータで働くことは、技術者としての市場価値向上やキャリア形成において、非常に有利に作用する可能性を秘めています。

大規模かつ社会貢献性の高いプロジェクトに参画することで、自身のスキルセットを広げ、最新技術に触れる機会も豊富です。

最新の中途採用動向と採用実績から見る転職のリアル

NTTデータは、近年キャリア採用を積極的に推進しています。これは、即戦力となる多様なバックグラウンドを持つ人材を求めていることの表れであり、あなたがNTTデータへ転職できる可能性は十分にあります。

募集職種は多岐にわたりますが、特に多いのはシステムエンジニア(SE)やプロジェクトマネージャー(PM)といった技術職です。その他にも、ITコンサルタント、企画職、ソリューション営業なども活発に採用が行われています。

転職者の年齢層としては、20代後半から30代が中心ですが、専門性の高い経験をお持ちの方であれば40代以上でも十分チャンスがあります。自身の経験やスキルがどの職種と親和性が高いのかを理解することで、より具体的な転職戦略を立てられるでしょう。

結論:転職難易度は高いが、経験者には十分チャンスあり

NTTデータへの転職難易度は決して低くありません。日本トップクラスのSIerであるため、高いレベルの専門スキル、ビジネススキル、そしてポテンシャルが求められます。

しかし、SIer業界での実務経験があり、募集ポジションと親和性の高いスキルや経験を持つ方にとっては、十分に内定を狙えるチャンスがあります。

これまでのキャリアで培った経験や専門知識をNTTデータで活かしたいという強い意欲と、適切な選考対策を行うことで、理想のキャリアを実現できる可能性は大きく広がるでしょう。

採用大学と学歴フィルター|中途採用でどこまで重視される?

マイナビの公式採用ページによると、NTTデータの採用実績校は以下の通りです。

主な採用実績一覧
東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、北海道大学、名古屋大学、一橋大学、東京工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、横浜国立大学、千葉大学、静岡大学、金沢大学、岡山大学、熊本大学、琉球大学、お茶の水女子大学、津田塾大学、昭和女子大学、日本女子大学、University of Hawaii at Manoa(ハワイ大学)、University of Leeds、Queen Mary University of London、The University of Manchester、University of Washington

出典:マイナビ2026

NTTデータの採用実績校を見ると、東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学・大阪大学などの難関国立大や、早稲田・慶應・上智・青山学院・立教・明治・関関同立といった有名私立大学が多く、「高学歴ばかりなのでは」と感じやすいラインナップです。

ただし実際には、横浜国立大学・千葉大学・静岡大学などの地方国公立大学や、お茶の水女子大学・津田塾大学といった女子大、高専、さらにハワイ大学やマンチェスター大学、ワシントン大学など海外大学まで、かなり幅広い学校から採用されています

中途採用では、学歴そのものよりも「どの業界・業務領域で、どんなプロジェクトを経験してきたか」「どの規模・役割を担ってきたか」といった実務経験のほうが重視されます

難関大学以外の出身であっても、SIerや事業会社の情報システム部門での実績、大規模案件でのPM・PL経験、公共・金融・法人などNTTデータの得意領域に関する業務知識があれば、十分に選考を突破できる可能性があります。

未経験・第二新卒からNTTデータを目指す場合の注意点

IT業界未経験の方や、社会人経験の浅い第二新卒の方がNTTデータへの転職を目指す場合、そのハードルは非常に高くなります。NTTデータは即戦力を求める傾向が強いため、完全に未経験からの中途採用は稀でしょう。

一方で、第二新卒の方であれば、ポテンシャル採用の可能性があります。この場合、NTTデータが重視するのは、論理的思考力、学習意欲、そして多様な人々と協力して仕事を進めるコミュニケーション能力です。

未経験からNTTデータを目指すのであれば、まずはNTTデータグループ会社や、他のSIerで数年間の実務経験を積むことを選択肢に入れるのもいいでしょう。

そこで基礎的なスキルと経験を身につけ、上流工程や大規模プロジェクトへの関与を通じてキャリアを形成していくことで、将来的にNTTデータ本体への転職の道が開ける可能性があります。

NTTデータ転職後の年収・福利厚生は?

NTTデータの平均年収は923万円と、非常に高い水準です。給与体系は年功序列の要素も残しつつ、近年は成果主義の導入も進んでおり、個人の実績が昇給や賞与に反映される仕組みとなっています。

ここでは、NTTデータが提供する年齢・職種別での年収、福利厚生、そして実際の働き方について具体的に掘り下げて解説します。

年代別の平均年収

転職口コミサイトOpenWorkに寄せられた社員1535人の回答による参考データでは、NTTデータの年齢別平均年収は以下の通りです。

年齢平均年収年収レンジ
25歳534万円426万円〜670万円
30歳708万円565万円〜887万円
35歳847万円676万円〜1062万円
40歳949万円757万円〜1190万円
45歳1022万円815万円〜1282万円
50歳1074万円857万円〜1346万円
55歳1106万円882万円〜1387万円

※出典
OpenWork「NTTデータの年収・給与」

年齢別に見ていくと、平均年収は30歳で700万円を超え、45歳で1000万円、55歳で1100万円を超えていることが分かります。

給与体系は年功序列の要素も残しつつ、近年は成果主義の導入も進んでおり、個人の実績が昇給や賞与に反映される仕組みとなっています。

職種別の平均年収

同じくOpenWorkの調査によると、職種別の平均年収は以下の通りです。

職種平均年収
エンジニア・SE715万円
営業775万円
開発788万円
PM(プロジェクトマネージャー)955万円
コンサルタント741万円
企画899万円

※出典
OpenWork「NTTデータの年収・給与」

職種によっても年収は異なり、営業職の場合、実績や役職に応じて年収は変動しますが、成果が適切に評価される環境です。

またPMや企画職、開発職といった専門性の高い職種では、さらに高い年収レンジとなる傾向があります

充実した福利厚生とワークライフバランスの実態

NTTデータが「ホワイト企業」と称される理由の一つに、非常に充実した福利厚生制度が挙げられます。従業員の生活をサポートするための制度が多岐にわたっており、長期的に安定して働ける環境が整えられています。

例えば、住宅補助制度は家賃補助や独身寮の提供など手厚く、特に若手社員にとっては大きな助けとなります。

その他にも、資産形成を支援する財形貯蓄制度や社員持株会、そして個人のライフスタイルに合わせて自由に利用できるカフェテリアプラン(選択型福利厚生制度)などがあります。カフェテリアプランでは、旅行や自己啓発、育児・介護関連サービスなどに充てることができ、多様なニーズに対応しています。

また、育児休業や介護休業、時短勤務制度なども充実しており、性別や年齢に関わらず、ライフステージの変化に合わせて柔軟な働き方ができるような配慮がなされています。これらの制度は、社員が仕事とプライベートを両立させながら、安心してキャリアを築いていく上で大きな魅力でしょう。

リアルな残業時間とリモートワーク事情

NTTデータは、大手SIerの中でも比較的残業時間が少ないことで知られています。2024年度の月間平均残業時間は29.1時間とされており、業界全体で見てもホワイトな水準です。ただし、これはあくまで平均値であり、部署や担当プロジェクトの繁忙期によっては残業が増える時期もあります。

また働き方改革の一環として、リモートワークの導入も積極的に進められています。多くの社員が週に数回は在宅勤務を行うなど、柔軟な働き方が定着しています。リモートワークを活用することで、地方に居住しながら働く社員も増えており、場所にとらわれない多様な働き方を推進していると言えるでしょう。

競合企業と年収・待遇を比較

NTTデータの待遇レベルを客観的に評価するためには、同業他社との比較が不可欠です。以下に、主要な競合企業との平均年収比較を示します。

企業名平均年収平均年齢
NTTデータグループ*1923万円39.7歳
富士通*2929万円43.1歳
日立製作所*3961万円42.6歳
NEC*4963万円42.6歳
野村総合研究所(NRI)*51,322万円39.9歳
SCSK*6788万円43.5歳

※出典
*1:NTTデータグループ株式会社 有価証券報告書(2025年3月期決算時点)
*2:富士通株式会社 有価証券報告書(2025年3月期決算時点)
*3:株式会社日立製作所 有価証券報告書(2025年3月期決算時点)
*4:NEC(日本電気株式会社) 有価証券報告書(2025年3月期決算時点)
*5:株式会社野村総合研究所 有価証券報告書(2025年3月期決算時点)
*6:SCSK株式会社 有価証券報告書(2025年3月期決算時点)

上記は、各社の最新有価証券報告書に記載されている「平均年間給与(単体ベース)」をもとにした比較です。コンサル+SI色の強い野村総合研究所(NRI)は突出した水準となっていますが、NTTデータは富士通・日立製作所・NECといった大手SIer/総合電機とほぼ同じレンジに位置していることが分かります。

一方で、SCSKは平均年収ではやや控えめなものの、「働きやすさ」やホワイト企業としての評判が高く、年収だけでは測れない魅力を持つ企業です。年収面で見ると、NTTデータは国内SIerの中でも十分高水準にありつつ、安定性や社会インフラ案件の多さも兼ね備えたバランス型の選択肢でしょう。

「NTTデータはやめとけ」は本当?口コミから見る転職失敗・後悔の真相

NTTデータへの転職を検討されている方の中には、インターネット上で「NTTデータはやめとけ」といったネガティブな評判を目にして、不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

安定した企業イメージを持つNTTデータに対して、なぜそのような声があるのか、その背景を深く掘り下げていきます。

ネガティブな評判・口コミの具体例とその背景

転職口コミサイトやSNSでは、NTTデータに対して以下のようなネガティブな意見が散見されます。

  • 組織が官僚的で、意思決定に時間がかかる。
  • 「配属ガチャ」によって、希望とは異なるプロジェクトにアサインされることがある。
  • 技術的にレガシーなシステムが多く、最新技術をキャッチアップしにくい。
  • 年功序列の文化が根強く、若手のうちは実力に見合った評価が得にくい。
  • 良くも悪くも安定志向の社員が多く、変革を推進しにくい雰囲気がある。

これらの声が生まれる背景には、NTTデータが持つ企業としての特性が深く関わっています。

例えば、「組織が官僚的」という意見は、従業員数が連結で約14万人にも及ぶ大規模組織であること、そして官公庁や金融機関といった社会インフラを支える顧客が多いため、リスクを最小限に抑え、確実性を重視する文化が根付いていることに起因します。

また、「レガシーな案件が多い」という点も、大規模な基幹システムを長期間にわたって運用・保守しているという事業特性からくるものです。これらのシステムは社会の根幹を支えているため、安易な刷新は許されず、安定稼働が最優先されます。

しかし、これは裏を返せば、社会貢献性が高く、安定した事業基盤を持つ企業の宿命とも言えるでしょう。

体験談から分析!入社後にギャップを感じやすいポイント

 

【ギャップを感じやすい主なポイント】

  • 裁量権の範囲
  • 仕事のスピード感
  • キャリアパスの柔軟性

転職者がNTTデータに入社した後、「思っていたのと違った」と感じやすいポイントはいくつかあります。特に中小規模のSIerやスタートアップから転職された方がギャップを感じやすいのは、個人の「裁量権の範囲」でしょう。

NTTデータのような大規模組織では、プロジェクトの規模が大きく、関わる人数も多いため、個人の担当領域が細分化される傾向にあります。これにより、前職では一人で決めていたようなことも、チーム内での合意形成や複数の承認プロセスが必要となり、意思決定のスピード感が遅いと感じることがあります。

また、「仕事のスピード感」においても、社会インフラを支えるプロジェクトが多いため、徹底的な品質管理と堅実な進行が求められます。そのため、フットワークの軽さや迅速なPDCAサイクルを重視する企業文化に慣れている方は、歯がゆさを感じるかもしれません。

さらに、「キャリアパスの柔軟性」もギャップが生じやすい点です。最新技術に触れてスペシャリストを目指したいと入社したものの、配属された部署が保守運用案件中心で、希望するキャリアパスを描きにくいと感じるケースもあります。

転職で失敗しないために知っておくべきNTTデータの実態

「NTTデータはやめとけ」というネガティブな評判は、あくまで企業の一側面に過ぎず、部署やプロジェクトによってその実態は大きく異なります。転職を成功させ、入社後のミスマッチを防ぐためには、受け身の姿勢ではなく、能動的に情報を掴みに行くことが非常に重要です。

まず第一に、面接の機会を最大限に活用し、配属予定部署のカルチャー、現在進行中のプロジェクトの具体的な内容などについて質問することをおすすめします。これにより、自身のスキルや志向性がその部署で活かせるか、働く環境としてフィットするかを具体的にイメージすることができます。

次に、可能であれば転職エージェントを通じて、NTTデータで働く現場社員の生の声を聞く機会を得ることも有効です。エージェントは過去の転職成功事例や、企業の人事担当者では語りにくい内部情報を持っていることが多いため、よりリアルな実態を把握するのに役立ちます。複数のエージェントを利用することで、多角的な情報を得られるでしょう。

最後に、自身のキャリアプランとNTTデータの企業文化や事業内容が本当に合致するのかを、冷静に見極めることが大切です。「大規模案件に携わりたい」「社会貢献性の高い仕事がしたい」といった自身の明確な志向性と、NTTデータの事業領域や働き方がリンクしているかを深く考えることで、入社後の「こんなはずじゃなかった」という後悔を避けることができます。

NTTデータの中途採用選考フローと突破するための具体的対策

ここでは、NTTデータの中途採用選考を突破するために必要な具体的な対策を、ステップごとに詳細に解説します。

書類選考から面接、そして適性検査に至るまで、各段階で何が求められ、どのように準備すれば良いのかを明確にし、万全の体制で選考に臨めるよう徹底的にガイドしていきます。

STEP1:書類選考|経験とスキルを魅力的に伝える職務経歴書

NTTデータへの転職において、最初の、そして最も重要な関門となるのが書類選考です。特に職務経歴書は、皆さんの経験とスキルをNTTデータの採用担当者に魅力的に伝え、面接へと進むための鍵となります。

単に業務内容を羅列するだけでなく、それぞれのプロジェクトでどのような課題に直面し、それに対して自身がどのように貢献し、どのような成果を出したのかを定量的に示すことを意識してください。

自身の経験を客観的なデータや具体的なエピソードで裏付けることで、NTTデータが求める高いレベルの人材であることを効果的に伝えられる職務経歴書を作成しましょう。

STEP2:適性検査|Webテストの種類と対策

書類選考を通過すると、多くの企業と同様にNTTデータでも適性検査(Webテスト)が実施されます。NTTデータの中途採用でよく利用されるWebテストの種類としては、SPI、TG-WEB、玉手箱などが一般的です。それぞれのテストには、言語能力、非言語能力(計算や論理)、そして性格検査といった異なる特徴があります。

まずは書店で販売されている対策本や、Web上で提供されている演習問題集などを活用し、繰り返し問題を解いてみてください。特に、時間制限がある中で正確に解答する練習を積むことが重要です。

STEP3:面接(複数回)|よくある質問と評価ポイント

NTTデータの面接は一般的に、一次面接(現場のマネージャー層)、二次面接(部長クラス)、そして最終面接(役員・人事部長)と、段階を経て行われます。

面接で頻繁に聞かれる質問としては、「転職理由」「志望動機」「自己PR」「キャリアプラン」「過去の成功体験や失敗体験」などが挙げられます。

これらの質問に対して、単なる事実を述べるだけでなく、NTTデータで働くことへの熱意や、自身の経験がどのように貢献できるのかを具体的に伝える準備が必要です。

面接で評価される3つの力「考導力」「変革力」「共創力」とは?

NTTデータが求める人物像の核となるのが、「考導力(こうどうりょく)」「変革力(へんかくりょく)」「共創力(きょうそうりょく)」という3つの力です。

「考導力」とは、自ら課題を発見し、主体的に考え、周囲を巻き込みながら解決へと導く力のことです。皆さんのこれまでの経験で、困難な状況に直面した際に、どのように状況を分析し、どのような行動を起こし、最終的にどのような結果を出したのかを具体的に説明できるエピソードを用意しましょう。

次に「変革力」は、現状に満足せず、新しい技術や手法を積極的に取り入れ、改善や革新をもたらした経験を指します。例えば、業務プロセスを改善した話や、新しいツールを導入して生産性を向上させた話などが有効です。

最後に「共創力」は、多様な背景を持つ人々と協力し、一人では達成できないような大きな成果を生み出した経験を意味します。チームでの協業経験や、異なる部署や外部パートナーと連携してプロジェクトを成功させたエピソードなどを通して、この力をアピールできます。

【回答例あり】転職理由・志望動機の効果的な伝え方

NTTデータの面接で最も重視される質問の一つが、「転職理由」と「志望動機」です。効果的な伝え方としては、ネガティブな転職理由(例:「現職の給料が低い」「残業が多い」)を、NTTデータで実現したいポジティブな成長意欲やキャリアプランに転換して語ることが大切です。

例えば、次のような回答例を参考に、自身の過去・現在・未来を一貫性のあるストーリーとして構築してみてください。

例1:公共分野のプロジェクトを志望する場合

現職ではSIerの一員として、自治体向け住民情報システムの保守・追加開発に携わり、要件定義から設計、実装、テストまで一通りの工程を経験してきました。特に直近のプロジェクトでは、住民ポータルのUI改善とバックエンド改修を担当し、住民からの問い合わせ件数を約15%削減できたことに大きなやりがいを感じました。

一方で、現職では案件規模や担当領域が限定されており、より大規模な社会インフラに関わるシステムや、国レベルの施策に直結するプロジェクトに挑戦したいという思いが強くなりました。そこで、官公庁・自治体・医療機関など、公共分野における大規模システムを数多く手がけているNTTデータであれば、これまで培ってきた業務知識と開発経験をより広いフィールドで活かせると考え、応募いたしました。

貴社では、マイナンバー関連や医療・ヘルスケア領域など、国民生活に直結するプロジェクトが多数進行していると伺っています。将来的には、要件定義やアーキテクチャ設計など上流工程をリードできるSE/PMとして、行政サービスのデジタル化や住民体験の向上に貢献していきたいと考えております。

例2:金融分野のプロジェクトを志望する場合

現職では、メガバンク向けの勘定系システム更改プロジェクトに参画し、アプリケーションエンジニアとして設計・開発・テストに携わってきました。特に決済系バッチのパフォーマンス改善プロジェクトでは、処理ロジックの見直しとインデックス設計の改善を主導し、ピーク時のバッチ処理時間を約30%短縮できた経験があります。金融特有の厳格な品質基準の中で、ミスが許されないシステムを支える責任感とやりがいを強く感じてきました。

しかし、現職では特定のシステム領域に担当が固定されており、決済・リスク管理・チャネル系など、より幅広い金融領域で経験を積みたいという思いが募るようになりました。貴社は国内の大手金融機関に対して、勘定系からチャネル系、リスク管理、デジタルバンキングまで一貫したソリューションを提供しており、金融DXをリードする立場にあると認識しています。

これまで培ってきた勘定系システムの知見とパフォーマンスチューニングの経験を活かしながら、将来的にはクラウドやデータ分析基盤も含めた次世代の金融システム構築に携わりたいと考え、貴社を志望いたしました。金融インフラを支える責任感を持ちつつ、新しい技術にも積極的に挑戦し、貴社の金融ビジネスの発展に貢献していきたいと考えております。

例3:法人(製造・流通など民間企業向けDX)分野のプロジェクトを志望する場合

現職では、製造業向けの基幹システム刷新プロジェクトにおいて、販売・在庫管理モジュールの要件定義から設計・開発までを担当してきました。現場の営業・工場担当者へのヒアリングを重ねながら業務フローを整理し、システム上の入力項目や帳票を見直すことで、受発注業務にかかる処理時間を約20%削減できた経験があります。この経験を通じて、「現場の業務理解に基づいてシステムでビジネスを変えていく」ことに強い面白さを感じるようになりました。

ただ、現職では単一企業向けの案件が中心で、グローバル展開している製造業や大手流通・通信企業など、より複雑でスケールの大きいビジネス課題に挑戦したいという思いが強くなりました。貴社の法人分野では、製造・流通・通信など幅広い業界のクライアントに対して、基幹システム刷新やサプライチェーン最適化、クラウド移行・データ利活用といったDX案件を多数手がけていると伺い、まさに自分が次のステージとして挑戦したいフィールドだと感じています。

これまでの業務プロセス設計とシステム開発の経験を活かしつつ、将来的にはPM/ITコンサルタントとして、複数拠点・複数システムにまたがるグローバルプロジェクトをリードし、お客様企業の競争力向上に貢献していきたいと考え、貴社を志望いたしました。

【職種別】NTTデータの中途採用で求められるスキルと人物像

このセクションでは、NTTデータが募集する主要な職種であるエンジニア、コンサルタント・企画職、そして営業職に焦点を当て、それぞれで必要とされるスキルセットや経験、そして評価されるポイントを詳しく解説します。

エンジニア職(SE・PM・インフラ)で求められる経験と転職成功のポイント

NTTデータにおけるエンジニア職は多岐にわたり、最も多くの募集を占める職種の一つです。アプリケーションエンジニア(SE)、プロジェクトマネージャー(PM)、そしてインフラエンジニアのそれぞれで、専門性の高いスキルと経験が求められます。

 

【分野別成功ポイント】

  • SE(システムエンジニア):特定の業務領域(金融、公共、通信など)におけるシステム開発経験
  • PM(プロジェクトマネージャー):大規模なプロジェクト成功経験
  • インフラエンジニア:大規模ネットワーク・サーバーの設計・運用経験

SEには、特定の業務領域(金融、公共、通信など)におけるシステム開発経験が不可欠です。要件定義から設計、開発、テストまでの一連の工程を経験し、顧客のビジネスを深く理解した上で最適なソリューションを提案できる能力が評価されます。

担当したプロジェクトの規模(金額やチーム人数)、顧客業界、そしてご自身の役割を具体的に職務経歴書に記載し、面接では、プロジェクトにおける課題解決への貢献度や使用技術を明確にアピールしましょう。

PMには、数千万〜数億円規模の大規模プロジェクトを成功に導いた経験が必須となります。QCD(品質・コスト・納期)を管理し、多数のステークホルダーと調整しながらプロジェクトを推進した実績が特に重視されます。

インフラエンジニアは、AWSやAzure、GCPといったクラウド環境の設計・構築・運用経験や、大規模ネットワーク・サーバーの設計・運用経験が求められます。特に、セキュリティに関する知識や経験も高く評価されます。これらの職種では、技術的な専門性だけでなく、チームを率いるリーダーシップやコミュニケーション能力も成功の重要な鍵となります。

コンサルタント・企画職|上流志向のキャリアを目指す人向けポジション

NTTデータのコンサルタント職やサービス企画職では、顧客の経営課題を深く理解し、ITを駆使した解決策を策定・提案する能力が求められます。論理的思考力、問題解決能力、そして高度なプレゼンテーションスキルは必須でしょう。

特定の業界(金融、公共、流通など)に関する深い知見や、その業界が抱える課題に対する自分なりの視点を持っていると、面接で高く評価されるでしょう。また、最新のテクノロジー動向を常にキャッチアップし、それをビジネスにどう応用できるかを語れることも重要です。

営業職|ITソリューション営業として求められるスタンス

NTTデータの営業職は、単に製品やサービスを売るのではなく、顧客のビジネスパートナーとして深く関わり、課題解決を支援する「ソリューション営業」のスタイルが求められます。大手企業の顧客に対して、複雑なITソリューションを提案する役割を担います。

営業では、顧客の事業内容や経営課題を深く理解し、社内のエンジニアやコンサルタントと密接に連携しながら、最適なIT戦略やシステム企画を提案する能力が重要です。特に、大手企業向けの法人営業経験や、ITシステムなどの無形商材の提案経験がある方は歓迎されます。

また、長期にわたる顧客との関係構築能力、そして多様な部署のステークホルダーとの調整能力も高く評価されるポイントです。顧客の期待を超える価値を提供できる、戦略的な視点を持った営業人材が求められています。

NTTデータへの転職を成功させるための3つのポイント

NTTデータへの転職は、日本トップクラスのSIerということもあり、難易度は決して低くありません。しかし、適切な準備と戦略を立てて臨めば、内定を掴むことは十分に可能です。

ここでは、これまで解説してきた情報を踏まえ、NTTデータへの転職を成功させるために不可欠な3つのポイントをまとめました。

ポイント1:自身のキャリアプランとスキルの棚卸し

転職活動を始めるにあたり、まず重要となるのが、徹底した自己分析とキャリアプランの明確化です。これまでのキャリアでどのようなプロジェクトに携わり、そこで何を成し遂げてきたのか、また、どのようなスキルを身につけてきたのかを客観的に棚卸ししましょう。

さらに、単なるスキルの羅列に終わるのではなく、「5年後、10年後にどのようなエンジニアとして、あるいはビジネスパーソンとして成長したいのか」などの具体的なキャリアプランを明確にしてください。

例えば、公共系の大規模案件をリードできるPMになりたいのか、金融×クラウドの領域で専門性を高めたいのか──NTTデータが強みを持つフィールドと、自分のキャリアプランを重ね合わせて言語化しておくことが重要です。

ポイント2:求める人物像を理解し、自身の経験と結びつける

NTTデータが採用活動において重視している「考導力」「変革力」「共創力」という3つの力を深く理解し、自身の過去の具体的な経験と結びつけて語ることが非常に重要です。

面接官は、これらの抽象的な言葉の定義を知りたいのではなく、応募者が実際にどのような行動を起こし、どのような成果を出してきたのかという具体的なエピソードから、その人物像を判断しようとしています。

例えば、「変革力」をアピールしたいのであれば、以下のように、具体的な行動と定量的な成果を示すエピソードを用意しましょう。

「旧来のプロセスに疑問を持ち、新しい開発ツールであるGitやDockerの導入をチームに提案し、結果として開発リードタイムを20%短縮した経験」

抽象的な「自分には変革力があります」という自己PRではなく、具体的な行動事実に基づいたストーリーで語ることで、面接官に強い印象を与え、納得感を持って評価されることに繋がります。

ポイント3:転職エージェントを最大限に活用する

NTTデータのような人気企業への転職活動においては、転職エージェントを最大限に活用することが、成功への近道となります。転職エージェントは、一般には公開されていない非公開求人の情報を持っているだけでなく、応募企業ごとの詳細な選考情報や過去の質問事例、評価ポイントなどを共有してくれます

また、職務経歴書の添削や面接対策、さらには年収交渉の代行まで、個人では得られない手厚いサポートを受けることが可能です。

特にNTTデータへの転職を数多く支援し、企業との太いパイプを持つエージェントを選ぶことで、あなたの強みや経験が最大限に伝わるように戦略的なアドバイスを得られます。NTTデータへの紹介実績が多いエージェントほど、どの部署ならあなたのキャリアにフィットしやすいか、面接でどんな質問が出やすいかといった“生の情報”を持っています。

NTTデータへの転職に強いおすすめの転職エージェント5選

ここでは、NTTデータへの転職を目指す方におすすめの転職エージェント5選を、それぞれの強みとともに詳しくご紹介します。

豊富な求人と手厚いサポートなら「リクルートエージェント」

基本情報
運営会社株式会社リクルート
タイプ転職エージェント
IT業界の
公開求人数
※2025年11月時点
179,000件以上
対応エリア全国+海外
年収アップ実績転職成功者の62.7%が年収アップ
リクルートエージェントがおすすめの理由

IT業界の求人数が179,000件以上とトップクラス

IT・通信・インターネット業界の求人数が国内トップクラスで、NTTデータのような大手SIer志望でも比較検討しやすい

面接でよく聞かれる質問や過去に採用された人の特徴まで共有

書類添削・面接対策のノウハウが豊富で、NTTデータの選考でよく聞かれる質問や評価ポイントを踏まえたアドバイスが受けられる

IT・SIer業界を得意とするアドバイザー在籍

公共・金融・法人向けなど、NTTデータが強みを持つ領域の求人情報も幅広くカバーしており、「どの領域でキャリアを伸ばすか」を一緒に整理してもらえる

リクルートエージェントは、転職支援実績・求人数ともに国内最大級の総合型エージェントです。

IT・Web業界やSIerの求人も豊富に扱っており、NTTデータ本体だけでなく、グループ会社や競合企業の求人を横並びで比較しながら、自分に合った選択肢を検討できます。

また、これまでのプロジェクト経験を整理したうえで、「どの職種・等級ならNTTデータで通過率が高いか」といった視点で職務経歴書の改善提案をしてくれるのもポイントです。

リクルートエージェントはこんな人におすすめ!

  • NTTデータだけでなく、富士通・日立・NEC・SCSKなど同業他社も比較検討したい人
  • 書類選考で落ちない職務経歴書・レジュメの書き方をプロに見てほしい人
  • はじめての転職で、応募企業の選び方やスケジュール管理も含めてサポートしてほしい人

リクルートエージェントのバナー

◎転職支援実績No.1
◎いつでも退会可能

もっと詳しく知る

今回は、RECRUT AGENT(リクルートエージェント)の評判・口コミを解説。良い評判・悪い評判に分けて紹介しつつ、口コミだけでは見えてこないリクルートエージェントを転職で利用する上でのメリット・デメリットも深掘りしていきます。[…]

リクルートエージェントの良い評判・悪い評判を調査。登録前に知っておきたいメリット・デメリット
体験談を見る

転職でリクルーエージェントの利用を検討している人のために、転職UPPP編集部のライターがリクルーエージェントを利用した時の体験談をご紹介。公式サイトには載っていない、使ってみないと分からない良い点・悪い点をレビューします。「そこ[…]

リクルートエージェント体験談。使ってわかった良い点・悪い点。面談内容は?書類選考の結果はどのくらい?

ハイクラス転職なら「ビズリーチ」

ビズリーチのトップページ

基本情報
運営会社株式会社ビズリーチ
タイプハイクラス転職サイト(スカウト)
IT業界の公開求人数
※2025年11月時点
63,000件以上
非公開求人数
非公開
求人の年収相場年収1,000万円以上の求人が3分の1以上
スカウト機能あり
対応エリア全国+海外
得意業種全業種実績あり
年収アップ率100万円以上の年収アップ実績多数
登録審査・料金審査あり/無料プラン・有料プラン
ビズリーチがおすすめの理由

年収1,000万円以上のハイクラス求人を多数保有

年収800〜1,000万円以上のハイクラス求人が多く、課長代理クラス以上のポジションを狙いやすい

比較検討の場としても活用できる

事業会社・コンサル・SIerなど幅広い選択肢の中から、NTTデータと比較しながらキャリアの軸を整理できる

会員の7割以上が市場価値を知るために登録

企業やヘッドハンターからスカウトを受けることで、自分の市場価値や適正年収の目安が分かる

ビズリーチは、スカウト中心のハイクラス転職サービスです。

マネージャー層・リーダー層以上の求人が多く、「NTTデータで年収を上げたい」「PM・コンサル寄りのポジションを目指したい」といった志向の方と相性が良いサービスです。

レジュメを登録しておくだけでも、NTTデータを含む大手IT企業やコンサルファーム、事業会社のDX部門などからスカウトが届きます。

「NTTデータに行くべきか、他の選択肢も含めて比較すべきか」を検討する材料を集める場としても活用できます。

ビズリーチには「無料プラン」「有料プラン」があります。「無料プラン」でもスカウトは届くため、まずは無料プランから利用してみてください。

ビズリーチはこんな人におすすめ!

  • 現在すでにSE/PMやコンサルとして実績があり、年収アップ・ポジションアップを狙いたい人
  • NTTデータとコンサルファーム・事業会社DX部門など、複数のキャリアパスを比較検討したい人
  • スカウトを通じて、自分の市場価値や適正年収を客観的に把握したい人

ビズリーチ公式HP

◎求人の3割以上が年収1,000万円以上
◎いつでも退会可能

もっと詳しく知る

今回は、BIZREACH(ビズリーチ)の評判・口コミについて解説。転職後にどの程度年収アップするのか・登録に審査があるのかなど、メリット・デメリットに分けてお伝えしていきます。ビズリーチは基本的にスカウトを待つだけという仕組[…]

ビズリーチの評判・口コミを独自調査。“悪質”の真相、メリット・デメリットを解説

ハイクラス・30代以上なら「doda X」

doda Xのトップページ

基本情報
運営会社パーソルキャリア株式会社
タイプハイクラス転職サイト
IT業界の公開求人数
※2025年11月時点
16,000件以上
非公開求人数
非公開
求人の年収相場年収800万円〜2,000万円以上
スカウト機能あり
対応エリア全国+海外
得意業種全業種実績あり
年収アップ率年収100万円以上の年収アップ実例あり
登録審査・料金審査なし/登録無料(一部有料サービスあり)
doda Xがおすすめの理由

管理職・ハイクラス転職に強い

30代〜40代のミドル〜ハイクラス転職に強く、管理職候補・リードポジションの求人が豊富

業界専門のヘッドハンターが内定までサポート

専門領域に詳しいヘッドハンターが、NTTデータを含む大手IT企業・SIerの非公開求人を紹介してくれる

職務経歴書の整理や面接対策まで伴走

書類の見せ方・面接でのアピールポイントを一緒に整理してくれるため、はじめてのハイクラス転職でも進めやすい

doda Xは、ヘッドハンター経由のスカウトを軸にしたハイクラス向けサービスです。

「マネージャー・課長代理クラスへのステップアップをしたい」「公共・金融・法人どの領域でキャリアを尖らせるべきか迷っている」といった30代以降の方に向いています。

NTTデータの求人だけでなく、同レベルの待遇・ポジションの求人を横並びで提案してもらえるため、年収レンジや役割の違いを踏まえて比較検討しやすい点もメリットです。

doda Xはこんな人におすすめ!

  • 30代〜40代で、NTTデータを含む大手IT企業でのマネージャー・リーダーポジションを目指したい人
  • ハイクラス転職が初めてで、職務経歴書の整理や面接対策まで伴走してほしい人
  • 自分一人では出会えない非公開求人・指名スカウトのチャンスを広げたい人

dodaXの公式HP

◎応募から内定までサポート
◎いつでも退会可能

もっと詳しく知る

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レバテックキャリア

レバテックキャリアのトップページ

基本情報
運営会社レバテック株式会社
タイプITエンジニア専門転職エージェント
IT業界の
公開求人数
※2025年11月時点
47,000件以上
対応エリア全国
年収アップ実績3人に2人が年収70万円アップを実現
レバテックキャリアがおすすめの理由

年間1万回以上の企業訪問で社内情報を収集

社内環境・社員の雰囲気・チームのスキル感など、働きやすい環境かどうかを入社前に知ることができる

希望企業への転職成功率96%

強み発見のテクニカルヒアリングや会社ごとに面接で何を聞かれるのか教えてもらえるので、高い選考通過率が期待できる

利用者の3人に2人が年収70万円アップ

利用者の90%が「アドバイザーの業界知識が豊富」と回答。IT業界の動向に詳しいので、正しい市場価値に合った求人紹介によって年収アップを実現しやすい

レバテックキャリアは、ITエンジニアに特化した転職エージェントです。

Java・C#・Pythonなどの開発経験者や、インフラ・クラウド・ネットワークエンジニア、PM/PL経験者の支援実績が多く、NTTデータの中途採用で求められるスキルセットと相性が良いサービスと言えます。

「公共系の上流工程に行きたい」「金融領域でクラウド案件に関わりたい」など、NTTデータ内でのキャリアパスをイメージしながら、同時に他社のポジションとも比較してもらえるため、エンジニアとしての中長期的なキャリア設計にも役立ちます。

レバテックキャリアはこんな人におすすめ!

  • SE・インフラ・PMなど技術職としてNTTデータへの転職を目指している人
  • 現場目線で「どの案件ならスキルアップにつながるか」を一緒に整理してほしい人
  • NTTデータと、他の自社開発企業・SIer企業を比較しながらキャリアの方向性を決めたい人

レバテックキャリア公式HP

◎96%が希望企業へ転職
◎いつでも退会可能

もっと詳しく知る

今回は、レバテックキャリアの口コミ・評判について解説。また、レバテックキャリアで転職するメリット・デメリットや使い方のコツまでお伝えします。レバテックキャリアはITエンジニア専門の転職エージェント。IT業界専門のキャリアアド[…]

レバテックキャリアの良い評判・悪い評判。メリット・デメリット、断られた原因は?

Geekly(ギークリー)

geekly(ギークリー)のトップページ

基本情報
運営会社株式会社Geekly
タイプIT・Web・ゲーム業界専門転職エージェント
IT業界の
公開求人数
※2025年11月時点
39,000件以上
対応エリア関東の一都三県、関西圏
年収アップ実績
※2024年2月時点
転職成功者の79%が年収アップ
Geeklyがおすすめの理由

転職後の定着率97%&活躍率は86%以上

IT企業の現場の情報を共有するとともに、スキル・経験を活かせる企業を紹介してもらえるので入社後に長く活躍できる

転職成功者の79%が年収アップの実績

年収アップ実績が高く、経験者向けに「今より条件を上げたい」ニーズに強い

企業ニーズを押さえた書類添削で転職成功率20%アップの実績あり

IT専門アドバイザーがスキルや経験を棚卸ししてアピールポイントを明確にしてくれるので、選考を通過しやすい書類を作れる

Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。扱っている求人の多くがエンジニア・PM・技術営業などのポジションで、NTTデータのような大手SIerとも親和性が高いのが特徴です。

単に職種名だけでマッチングするのではなく、「要件定義〜設計〜開発のどこを強みにしたいか」「オンプレかクラウドか」「公共・金融・法人のどの業界でキャリアを伸ばしたいか」といった、NTTデータの選考でも重要になる観点を踏まえて求人を提案してくれます。

一方で、Geeklyは基本的にIT業界の経験者向けサービスのため、完全未経験からNTTデータを目指す場合にはややハードルが高めです。

すでにSIerや事業会社の情報システム部門での実務経験があり、「次はNTTデータやその競合で上流工程・大規模案件にチャレンジしたい」という方にとっては、心強いパートナーになってくれるでしょう。

Geeklyはこんな人におすすめ!

  • SE/PMとしての経験があり、NTTデータレベルの大手でキャリアアップしたい人
  • 自分の得意業界を軸に「どのポジションなら市場価値を高められるか」を専門アドバイザーと整理したい人
  • NTTデータだけでなく、同規模の大手SIerやIT企業・ゲーム企業の求人もまとめて比較検討したい人

Geekly(ギークリー)のバナー

◎書類添削で転職成功率20%アップ
◎いつでも退会可能

まとめ|NTTデータへの転職は十分可能!正しい準備と戦略で内定を掴もう

NTTデータへの転職は、日本トップクラスのSIerであるため難易度が高いことは事実です。しかし、それは決して不可能な壁ではありません。この記事で解説したように、NTTデータが求める人物像やスキルセットを深く理解し、自身の経験とキャリアプランを明確に言語化する「正しい準備」と「戦略」を立てることで、内定を勝ち取ることは十分に可能です。

特に、SIerでの実務経験があり、大規模プロジェクトや社会貢献性の高い仕事に携わりたいと考えている方にとって、NTTデータは最高の舞台となり得ます。自身の強みを最大限にアピールできるよう、職務経歴書の作成から面接対策まで、一つひとつのステップを丁寧に進めていきましょう。不安な点は、情報収集や転職エージェントの活用で解消し、自信を持って選考に臨んでください。

NTTデータへの転職は、あなたのキャリアを大きく飛躍させる絶好のチャンスです。適切な対策を講じ、未来の自分を信じて挑戦することで、きっとあなたの理想とするキャリアを掴むことができるでしょう。この記事が、あなたの転職活動の羅針盤となり、成功への一助となることを心から願っています。

転職UPPP編集部は、IT・Web業界に精通した起業家、マーケティングのプロフェッショナル、そして豊富な転職経験を持つライター・ディレクターが集結した専門チームです。起業や独立、法人営業、Webマーケティング、メディア運営など、それぞれのキャリアで培った知見を活かし、転職市場の動向を分析しながら、実体験に基づいた信頼性の高い情報を発信しています。転職の成功と失敗をリアルに経験したメンバーが、読者にとって本当に役立つコンテンツを提供します。

運営会社情報

  • 運営会社:UPPGO株式会社
  • 所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田7-20-9 KDX西五反田ビル5F
  • 有料職業紹介事業 許可番号:13-ユ-313755
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