【本音】インフラエンジニアはやめとけ?理由や後悔しないためのポイントを解説

IT活用が当たり前の現代では、企業が業務を円滑を行うためにITの基盤を整備するインフラエンジニアの需要が高いです。

一方で、インフラエンジニアは夜間や休日出勤が発生したり、リモートワークが難しかったりとさまざまな理由から「やめとけ」と言われることが少なくありません

しかし、現代はクラウドサービスが主流となりつつあるため、リモートワーク可能な案件が増加しているなど、インフラエンジニアの働き方も徐々に変化しています。

本記事では、インフラエンジニアがやめとけと言われる理由や将来性、転職で得られるメリット、後悔しないためのポイントまで解説します。

記事の後半では、自分に合った環境のインフラエンジニアを目指す場合におすすめの転職エージェントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

株式会社ウェヌシス代表取締役 成田大輝様

株式会社ウェヌシス代表取締役
成田大輝

株式会社ウェヌシス代表取締役として、ひとり情シス・兼任情シスなど多忙な担当者の知識アップデートをサポートする研修事業を手掛ける。自身も2度の転職経験を持ち、その体験を活かして年間100本以上の転職・キャリア記事を執筆。実務体験に基づく教育と執筆活動で、IT分野の人材育成とキャリア形成を後押ししている。

保有資格

  • 情報技術能力検定試験 2級
  • MOS Excel 2016
  • ITパスポート試験
  • 基本情報技術者試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験
目次

インフラエンジニアがやめとけと言われる7つの理由

インフラエンジニアがやめとけと言われる主な理由は、以下のとおりです。

  • 夜勤や休日出勤が発生する
  • 技術の進化が速く、常に勉強し続ける必要がある
  • ルーティンワークが多い
  • 緊急トラブル対応を求められる
  • 裏方の仕事でやりがいを感じづらい
  • リモートワークが難しい
  • キャリアアップが難しい

夜勤や休日出勤が発生する

インフラエンジニアがやめとけと言われる理由として、夜勤や休日出勤が発生することが挙げられます。

インフラエンジニアは、ネットワークやサーバーの運用・保守といった作業をおこないますが、監視業務は夜間に実施されることが少なくありません。

現代のWebサービスは24時間稼働するケースが多く、サービスによっては夜間にアクセスが集中することもあります。そのため、夜間の安定稼働が求められる企業では、夜勤が多くなるでしょう。

また、サーバーやネットワークに異常があると、企業全体の業務が停滞する可能性があります。休日にトラブルが発生するケースも少なくなく、迅速な対応のために、休日出勤が発生することもあります。

このように、夜勤や休日出勤によってワークライフバランスを崩しやすい点が、インフラエンジニアはやめとけと言われる理由といえるでしょう。

技術の進化が速く、常に勉強し続ける必要がある

インフラエンジニアを含むIT業界は、技術の進化が速く、常に勉強し続けなければなりません。

急速な技術の変化に驚異を感じているか

※参考:レバレジーズ株式会社「ITエンジニアのキャリア形成と技術に関する意識調査」

レバレジーズ株式会社の調査によると、生成AIやブロックチェーン、仮想現実など、新たなテクノロジーが発展することについて「脅威を感じる」と回答した人が60.1%です。

ITインフラも需要が高く、現代ではAWSやAzureといったクラウドスキルや、セキュリティ設計、ゼロトラストといった最新技術に関する知見を身につける必要があります。

技術進化の速さについていけないと感じている人も多く、時代の流れに合わせて常に勉強しなければならない点が、インフラエンジニアがやめとけと言われる理由と考えられるでしょう。

ルーティンワークが多い

監視や保守業務に携わるインフラエンジニアの場合、ルーティンワークが多く、やりがいがないと感じる人が少なくありません。

インフラエンジニアの業務例
  • システム・ネットワークの監視
  • バックアップの作成
  • サーバーの設定変更

たとえば、サーバーの監視やバックアップの確認、セキュリティパッチの適用状況チェックなど、内容がパターン化されている作業が多く、新しいことにチャレンジしたい人にとっては不満に感じる可能性があります。

インフラエンジニアのキャリアアップには、ネットワークの設計や構築といった経験が必要ですが、運用保守がメインの現場ではなかなか機会が得られず、「やめとけ」と言われることがあります。

緊急トラブル対応を求められる

緊急トラブル対応が求められることも、インフラエンジニアがやめとけと言われる理由のひとつです。

システム障害や予期せず通信の切断、アクセス過多によるサーバーダウンといった事象は、監視を続けていても予告なく発生する可能性があります。

大規模な障害が起きた場合は企業全体の業務が停滞する可能性もあるため、インフラエンジニアは顧客や社内からのプレッシャーを一身に受けながら、迅速かつ正確な対応が求められます

たとえば2024年7月に発生した「CrowdStrike障害」では、世界中で約850万台の端末が起動不能となり、日本国内でも大規模な混乱が生じました。

原因の特定すら容易でなく、復旧には1台1台手作業での対応が必要とされ、多くの企業のインフラエンジニアが長時間にわたって対応に追われました。

中には無人での動作を前提としたデバイスを多数保有する企業もあり、人手が足りず対応に多くの時間を要しています。

※参考:日経XTECH「連載をフォロー数百台のPOSレジを手作業で復旧、多くの国内企業がWindows大規模障害に直面」

このように、インフラエンジニアはトラブルの第一線で対応を迫られる立場であり、強いプレッシャーと責任感が求められます。緊急対応をストレスに感じるタイプの人には、大きな負担となるでしょう。

裏方の仕事でやりがいを感じづらい

インフラエンジニアの多くの業務は、利用者の目に触れることがありません。

サーバーやネットワークが正常に稼働していても、現場からは当たり前と認識されており、直接「ありがとう」と言われるような機会はあまりないといえるでしょう。

人から認められることでモチベーションを高めるタイプの人は、インフラ業務は孤独に感じやすくなります。

リモートワークが難しい

インフラエンジニアの業務は、物理的な作業が多いため、他のIT職種に比べてリモートワークの実現が難しい傾向があります。

特にオンプレミスのサーバーやネットワーク機器の管理を担当する場合は、現地での作業が必要になるケースが多く、自宅からすべての業務を完結させることが困難です。

たとえば、ケーブルの差し替えやルーター交換、拠点ネットワークのトラブル対応などは、現地に足を運ばなければ対応できません。

現代ではクラウド環境への移行が進んでおり、リモートワークが少しずつ普及していますが、フルリモートを希望する場合はインフラエンジニアの仕事では実現が難しい場合があると覚えておきましょう。

キャリアアップが難しい

インフラエンジニアは、環境によってはキャリアアップが難しい職種です。特に、研修制度や評価制度が整備されていない企業の場合は、努力が適切に報われにくい可能性があります。

また、担当する業務が運用・保守ばかりで、設計や構築といった上流工程に関われないまま、年数だけが経過してしまうケースも多く見られます

新たな技術を学ぶために学習時間を確保できているかという質問

※参考:レバレジーズ株式会社「ITエンジニアのキャリア形成と技術に関する意識調査」

レバレジーズ株式会社の調査によると、ITエンジニアの52.3%が「業務内で自身の技術やスキルを向上させる機会がない」と回答していることがわかります。

経験の場がなく、スキルの幅が広がらなければ、年収アップや転職市場での価値向上にもつながらず、将来のキャリア形成に関しても不安を感じるでしょう。

インフラエンジニアへの転職を考える場合は、教育制度や評価制度が整備されているかどうかや、設計や構築といった上流工程に携われるかをよく確認する必要があります。

特にきついのはどの仕事?インフラ現場で負担が大きい業務

インフラエンジニア業務のなかでも、特にきついと感じるのは以下のとおりです。

  • 夜勤やオンコール対応
  • ヘルプデスク業務
  • キッティング作業

夜勤やオンコール対応

インフラエンジニアのなかでも、夜勤やオンコール対応を伴う業務は心身ともに負担が大きく、きついと感じる人が多いです。

ネットワークやサーバーの障害は業務時間外でも発生する可能性があり、深夜や休日でも迅速な対応が求められるため、生活リズムを崩しやすくなります。

また、夜勤についてはそもそも夜に調子が出にくいタイプの人もおり、普段慣れない時間帯に業務をおこなえば、ストレスは大きくなるでしょう。

インフラエンジニアを目指す場合は、夜勤やオンコール対応が発生することについて理解し、自分の身体で無理なく働けるかどうかよく確認する必要があります。

ヘルプデスク業務

インフラエンジニアとしてのキャリアの初期段階では、ヘルプデスク業務を任されるケースが少なくありません。

特にIT知識がまだ十分でない未経験者の場合、いきなり構築や設計には関われず、ユーザーからの問い合わせ対応や初期トラブル対応といったサポート業務からスタートするのが一般的です。

ヘルプデスク業務はトラブルのたびに呼び出される上、ユーザーから苦情を受ける場面も多く、精神的に疲弊しやすい業務でもあります。

また、技術的な難易度が低いため、長く携わっていても専門スキルが蓄積されづらい問題もあります。

インフラエンジニアとして成長していくには、CCNAやLPICなどの資格を取得し、構築・設計フェーズを担当できる実力を早めに身につけることが重要です。

キッティング作業

キッティング作業とは、PCやモバイル端末の初期設定やインストール作業を行う業務であり、インフラエンジニアの現場ではよく発生する業務のひとつです。

手順がマニュアル化されており、誰でも対応できる反面「単調でつまらない」「専門スキルが身につかない」と感じる人は少なくありません

たとえば、大量のノートPCに対してOSインストール、セキュリティパッチ適用、アカウント設定、社内ソフトウェアの導入といった作業を、数日〜数週間にわたって繰り返す現場もあります。

こうした作業に長く携わってしまうと、技術的なスキルアップの機会が得られず、キャリアに不安を感じる人も少なくありません。

キッティング作業から抜け出すためには、資格を取得したり、上流工程の経験が積める企業に転職したりする必要があります。

インフラエンジニアに将来性はある?

結論から言えば、インフラエンジニアの将来性はあります。

クラウド環境の普及、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進、ゼロトラストセキュリティへの対応など、ITインフラの整備は企業活動の土台となっており、インフラエンジニアの役割はますます重要となっているのが現状です。

ここからは、インフラエンジニアの将来性があるより具体的な理由について解説します。

クラウド環境への移行で需要が高くなっている

インフラエンジニアの需要は、クラウド環境への移行を背景に大きく高まっています。

日本のパブリッククラウドサービス市場規模(売上高)の推移及び予測

※参考:総務省「令和7年版 情報通信白書」

総務省の調査によれば、世界のパブリッククラウドサービスの売上高は2024年に4兆1,423億円に達し、今後数年間も売上拡大が予測されています。

クラウドの急成長に伴って、企業の多くはオンプレミスからクラウドへの移行を進めており、AWSやAzureなどのパブリッククラウド、IaC(Infrastructure as Code)、自動化ツールを使いこなせるインフラエンジニアのニーズが高いです。

今後は「クラウド前提」「インフラはコードで管理」が当たり前の時代となり、変化に対応できるインフラエンジニアは高い市場価値を得られるでしょう。

DX推進や働き方の改善にはインフラエンジニアが必要

DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速や多様な働き方の実現には、インフラエンジニアの存在が欠かせません。

テレワークやクラウドサービスの活用を安全かつ安定して運用するためには、ネットワーク、セキュリティ、仮想化、ストレージなど、あらゆるIT基盤の整備が必要となります。

IT人材の供給動向の予測と平均年齢の推移

※参考:経済産業省「IT人材育成の状況等について」

経済産業省の調査では、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。AIやIoTといった先端分野が実用段階に入る中、運用を支える土台として、ITインフラの重要性はますます増しているといえるでしょう。

DXの取り組み状況

※参考:IPA「DX動向 2024」

実際、IPAの調査ではDXを推進する企業の割合は2021年の55.8%から2023年には73.7%に増加しており、柔軟でセキュアなインフラを設計・運用できるインフラエンジニアのニーズは、今後も右肩上がりに伸び続けると考えられます。

インフラエンジニアになるメリット

インフラエンジニアになるメリットは、以下のとおりです。

  • 未経験でも転職しやすい
  • クラウド環境の普及でリモート勤務も増加中
  • 平均年収が「752.6万円」と高い
  • 残業が比較的少ない
  • ネットワーク・サーバーなど幅広いIT基礎が身につく
  • 将来的にフリーランスとして活躍できる

未経験でも転職しやすい

インフラエンジニアは未経験でも転職しやすいのが大きなメリットです。

経済産業省の調査では、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されており、人材不足を解消するために多くの企業がITエンジニアの教育・育成に力を入れています

※参考:経済産業省「IT人材育成の状況等について」

システム開発のような高度なプログラミングスキルが不要なケースも多く、まずは手順書に沿って対応する運用・保守業務からスタートできるため、異業種からのキャリアチェンジにも適しています。

また、CCNAやLPICといった資格を取得しておけば、インフラエンジニアへの未経験転職を有利に進められるでしょう。

クラウド環境の普及でリモート勤務も増加中

現代はクラウド環境の普及によって、インフラエンジニアもリモート勤務が可能です。

勤務先にテレワーク制度が導入されている就業者の割合

※参考:国土交通省「令和6年度 テレワーク人口実態調査」

実際に、国土交通省の調査によると、雇用型就業者のうちテレワーク制度等が導入されている勤務先の割合が33.1%と報告されています。

テレワークが実施できる企業はクラウド基盤が整っている可能性が高く、エンジニアはオフィスに縛られず、リモートやハイブリッド勤務を選びやすくなります。

AWSやAzureといったクラウドで運用・保守をおこなう案件も増加しており、現代ではリモートワークを実現しやすい点もインフラエンジニアのメリットといえるでしょう。

平均年収が「752.6万円」と高い

インフラエンジニアの平均年収

※参考:厚生労働省「システムエンジニア(基盤システム) – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)」

厚生労働省の調査によると、システムエンジニア(基盤システム)の業務に従事する人の平均年収は752.6万円です。(※令和7年11月時点)

インフラエンジニアの年齢別の年収グラフ

また、年齢別に年収を確認すると30代後半辺りから年収600万円に達し、40代半ばに904.44万円と高年収を実現している人がいることがわかるでしょう。

国税庁の調査によれば、日本全国の平均年収は478万円と報告されているため、インフラエンジニアの平均年収は高水準であるといえます。

※参考:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」

残業が比較的少ない

インフラエンジニアの仕事は、システム・ネットワークにトラブルやエラーが発生しない場合は、保守や監視が定常業務です。

緊急対応が発生しない限りは勤務時間が規則的であるほか、夜勤や休日出勤の場合もシフト制が採用されており、比較的ワークライフバランスは保ちやすい職種といえます。

また、クラウド環境の整備や運用自動化ツールの導入が進んだことで、障害対応や監視業務の負担が軽減されている点も、残業削減につながっています。

緊急時の対応が発生する可能性もありますが、基本的に安定して働ける点は、インフラエンジニアの大きなメリットといえるでしょう。

ネットワーク・サーバーなど幅広いIT基礎が身につく

インフラエンジニアは、システムの基盤を支える仕事であるため、IT業界の土台となる知識やスキルを現場を通じて学ぶことができます

プログラミングだけでは得られない幅広い技術領域をカバーできる点は、他職種にはない魅力です。

インフラエンジニアで身につく知識・スキル
  • ネットワーク設計(TCP/IP、VLAN、ルーティング、VPN など)
  • サーバー構築・運用(Windows Server、Linux)
  • 仮想化技術(VMware、Hyper-V)
  • クラウド(AWS、Azure、GCP)
  • データベース基礎(MySQL、PostgreSQL)
  • 監視ツールの設定・運用(Zabbix、Nagios)

インフラエンジニアで身につけた知識やスキルは、社内SEやITコンサルタント、クラウドエンジニアなどのキャリアにも活用できます。

将来的にフリーランスとして活躍できる

インフラエンジニアは、経験・スキルを積めれば、フリーランスとして活躍することも可能です。フリーランスになれば、案件の選択自由度が高いほか、正社員時代よりも高年収を実現できます

フリーランスインフラエンジニアの年収相場

※参考:レバテックフリーランス「フリーランスインフラエンジニアの年収|求人・案件の単価相場は?」

レバテックフリーランスの調査によると、フリーランスのインフラエンジニアの平均年収は768万円で、最高で1,620万円と報告されています。

スキル次第では年収1,000万円以上の高年収も実現可能であり、収入アップを目指したい人にとって魅力的です。

インフラエンジニアとして培ったネットワーク・サーバ・クラウドの知識を活かしつつ、フリーランス転向を視野に入れることで「収入の伸びしろ」と「働き方の自由度」を両立できる可能性があります。

インフラエンジニアに向いている人の特徴

インフラエンジニアに向いている人の特徴は、以下のとおりです。

  • IT機器に触れることが好きな人
  • 裏方から支えることにやりがいを感じる人
  • 新しい知識を学び続ける意欲がある人
  • 事前準備を入念に行える人
  • コミュニケーションスキルが高い人

IT機器に触れることが好きな人

インフラエンジニアは、サーバーやネットワーク機器などのハードウェアを直接扱う機会が多いです。そのため、PCや周辺機器の設定・組立・接続といった作業を楽しいと感じられる人に向いている職種です。

インフラエンジニアが日常的に取り扱う機器や作業
  • ルーターやスイッチなどのネットワーク機器
  • サーバーやNAS
  • ケーブル配線、電源管理、機器監視

メーカーごとに異なる機器の仕様を理解し、最適な構成を設計・構築していく仕事は、IT機器に興味のない人からするとあまり面白みを感じられない可能性があります。

「昔から家電やゲーム機の配線が好きだった」「パソコンを自作したことがある」といった人は、インフラエンジニアへ転職しても活躍できる可能性が高いでしょう。

裏方から支えることにやりがいを感じる人

インフラエンジニアは、社会や企業のシステムを根本から支える縁の下の力持ち的な存在です。

SNSやECサイト、業務システムなど、あらゆるITサービスが問題なく稼働している背景には、インフラの構築と運用を担うエンジニアの存在があります。

しかし多くの利用者は「システムが動いて当たり前」と捉えられる風潮が強く、インフラエンジニアの働きは評価されにくいといえるでしょう。障害が起きれば責任を問われる一方で、安定稼働が続いても評価されにくい場面が少なくありません。

そのため、インフラエンジニアは誰かに褒められなくても、人々の生活や業務を陰から支えているという実感にやりがいを持てる人に向いています。

新しい知識を学び続ける意欲がある人

インフラエンジニアは、常に変化し続ける技術に対応するために勉強しつづけなければなりません。

自己研鑽に取り組んでいる人の割合

※参考:Geekly「【アンケート調査】自己研鑽を行っているIT人材は約80%以上!年代・年収ごとに見る自己研鑽の実態」

Geeklyの調査によると、IT業界では81.4%の人が自己研鑽に取り組んでいると報告されています。

クラウド、仮想化、AI、ゼロトラストなど、ITインフラの領域は常に変化しており、従来の知識ややり方だけでは対応しきれない場面が少なくありません。

こうした状況のなかで、自ら興味を持ち、新しい技術をキャッチアップしていける人は、現場でも重宝されやすくインフラエンジニアとして活躍できる可能性は高くなります。

事前準備を入念に行える人

インフラはシステム全体の基盤であり、障害が発生すると、ビジネス全体に影響を及ぼす可能性があります。そのため、予期せぬトラブルにも対応できるよう、事前に対処フローや連絡体制を整備しておく姿勢が重要です。

たとえば、障害時の復旧手順や代替手段、担当者間の連携体制を明文化しておくことは、トラブルに迅速に対処するために必要です。

何事もトラブル発生時のことまで想定して事前準備を入念に行える人は、インフラエンジニアに向いているといえるでしょう。

コミュニケーションスキルが高い人

インフラエンジニアは、設計から構築、運用・保守に至るまで、チーム内外の多くの人と関わりながら業務を進めるため、円滑なコミュニケーション能力が不可欠です。

クライアントとのやり取りでは、単に要望を受け取るだけでなく、本質的な課題を引き出し、最適なインフラ構成に落とし込む力が求められます。

※参考:厚生労働省「システムエンジニア(基盤システム) – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)」

厚生労働省の調査でも、インフラエンジニアには傾聴力や説明力といったコミュニケーションスキルが求められるとされています。

特に緊急時においては、感情的になっている相手に対しても冷静かつ丁寧に説明する力が重要です。コミュニケーションスキルがある人は、インフラエンジニアの仕事に向いているといえるでしょう。

インフラエンジニアからの転職先

インフラエンジニアとして一定の経験を積めば、より上流の職種や異なる分野へのキャリアチェンジも十分に可能です。インフラエンジニアからの転職先は、以下のとおりです。

  • 社内SE
  • ITコンサルタント
  • アプリケーション開発エンジニア

社内SE

社内SEは、インフラエンジニアからの転職先として親和性が高く、転職も比較的実現しやすい職種です。社内ネットワークやサーバーの運用・保守を担う点で職務内容が重なるため、インフラ領域での経験をそのまま活かせます

社内SEの主な業務は以下のとおりです。

  • 社内システムやネットワークの設計・構築・運用

  • IT戦略の立案と経営層との橋渡し

  • セキュリティ対策や情報資産の管理

  • 社員からのIT問い合わせ対応(ヘルプデスク)

インフラスキルだけではなく、開発やセキュリティといった知識も必要になりますが、やりがいも大きくなります。

特に、導入したシステムが社員の業務効率化につながり、ユーザーから直接感謝してもらえる場面も多いため、人の役に立つ実感が得られる魅力的な職種です。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、経営課題に対するIT投資計画の立案、クラウド移行やセキュリティ強化などの提案、ベンダー管理やPMOとしてのプロジェクト推進サポートなどをおこなう職種です。

インフラエンジニアで身につけたインフラの知識と実務経験を土台に、経営課題の解決に貢献する職種であるため、企業の経営に携わりたい人におすすめできます。

itコンサルタントの平均年収

※参考:厚生労働省「ITコンサルタント – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)」

厚生労働省の調査によると、ITコンサルタントの平均年収は752.6万円(※令和7年11月時点)と報告されており、日本全国で見ても高水準であるといえます。

近年では、セキュリティやクラウド分野の専門人材を求めるコンサルファームも増えており、インフラ領域の実務経験を持つ人材のニーズは高まっているため、インフラエンジニアの転職先としておすすめです。

アプリケーション開発エンジニア

アプリケーション開発エンジニアも、インフラエンジニアの転職先のひとつです。

開発エンジニアの主な業務は、システムやソフトウェアの設計・実装・テストといったアプリケーション開発です。特にバックエンド(サーバー側)を担当する場合、ネットワーク、サーバー、データベースといったインフラ知識が役立ちます

また、インフラと開発の両方に対応できる人材は希少性が高く、フルスタックエンジニアとしてのキャリアも視野に入れることができます。

「やめとけ」と言われるインフラエンジニアへの転職を後悔しないための5つの対策

やめとけと言われるインフラエンジニアへの転職を成功させたい場合は、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

  • 自己分析でキャリアの方向性を明確にする
  • 企業研究で内情や求める人物像を把握する
  • 年収よりも身につくスキルで企業を選ぶ
  • 資格を取得して有利に選考を進める
  • IT業界に強い転職エージェントを活用する

自己分析でキャリアの方向性を明確にする

インフラエンジニアへの転職で後悔しないためには、自己分析が重要です。自分の強み・弱み・価値観を明確にすることで「本当に向いている仕事」「理想の働き方」を見極めることが可能です。

具体的には、これまでの職歴を振り返り、「どの業務でどんなスキルを身につけたか」「どんな課題をどう解決したか」といった経験を整理します。

自己分析をおこなえば、面接での自己PRに説得力を持たせるだけでなく、自分に合う企業を判断する基準が明確になります。

たとえば、「裏方で支える仕事にやりがいを感じる」「安定した技術を磨きたい」などのモチベーションがあれば、インフラエンジニアは非常に適した職種になります。

反対に、「スピード感のある開発をしたい」「目立つ成果を出したい」なら、他のIT職種の方が向いている可能性もあります。

自己分析を怠ると、ミスマッチや早期離職のリスクが高まるため、キャリアの土台を築くうえで重要です。

企業研究で内情や求める人物像を把握する

インフラエンジニアへの転職を成功させるためには、応募先企業の「内情」や「求める人物像」を事前に把握しておくことが重要です。仕事内容や待遇だけで選んでしまうと、入社後に「思っていたのと違う」と後悔する可能性が高まります。

企業研究にかける時間と年収の関係

※参考:Geekly「転職の企業研究アンケート300人の結果公開!かける時間の目安やコツは?」

実際、Geeklyの調査によると年収600万円以上の人は、600万円未満の層と比較して企業研究にかける時間が長いことが明らかになっています。つまり、収入を高めている人ほど、企業の文化や働き方、組織の課題を事前に調べて、自分との相性を見極めているのです。

企業研究では、公式サイトやIR情報、社員インタビュー記事に加え、転職口コミサイトなども活用しましょう。求めるスキルや人物像だけでなく、評価制度・教育体制・残業の実態など、リアルな働き方に踏み込んで確認することが、ミスマッチの防止につながります。

年収よりも身につくスキルで企業を選ぶ

転職活動では年収を重視しがちですが、インフラエンジニアとして長期的に成長したいなら、どのようなスキルが身につくかを軸に企業を選ぶことが重要です。

将来的に高収入を得たり、フリーランスやITコンサルタントなどへのキャリアアップを目指したりするには、現場で身につくスキルや経験が重要になります。

とくにクラウド・セキュリティ・IaC(Infrastructure as Code)・自動化といった先端領域は、今後の市場価値を大きく左右する分野です。

将来の選択肢が広がるため、現時点の条件だけにとらわれず、3年後・5年後を見据えて転職先を選択しましょう。

資格を取得して有利に選考を進める

インフラエンジニアへの転職を有利に進めたい場合は、知識・スキルを客観的に証明できる資格の取得がおすすめです。特に未経験からの転職やキャリアアップでは、資格の有無で選考結果が大きく左右されます。

インフラエンジニアにおすすめの資格
  • ITパスポート
  • 基本情報技術者試験
  • CCNA
  • LPIC
  • AWS認定資格

回答者の現在の年収を600万円未満と600万円以上で分け、有資格状況を見たところ年収600万円以上は74%がなんらかの資格を持っているのに対し、年収600万円未満は65%にとどまりました。

※引用:株式会社ウィルオブ・ワーク「ITエンジニアの仕事選びや保有資格の実態調査」

実際、年収600万円以上のITエンジニアの74%が資格を保有しており、600万円未満の65%と比べて保有率が高いことがわかるでしょう。資格の取得は将来的に年収アップにもつながる可能性があるため、保有しておいて損はありません。

IT業界に強い転職エージェントを活用する

インフラエンジニアへの転職で後悔したくない場合は、IT業界に特化した転職エージェントの利用がおすすめです。自己分析や企業研究が不十分な状態で応募を重ねると、ミスマッチを起こして早期離職につながるリスクがあります。

特にインフラエンジニアのように、企業によって業務範囲や働き方が大きく異なる職種では、求人票だけでは見えない「内情」を把握することが重要です。

IT業界に強い転職エージェントでは、IT業界に精通したアドバイザーが求職者に合った案件を見極め、選考対策から条件交渉までサポートしてもらえます。

企業の求める人物像や社風といった内情を把握して、自分に合う職場で長期的に働き続けたいと考えている人は、IT業界に強い転職エージェントを利用してみてください。

インフラエンジニアの転職におすすめの転職エージェント5選

インフラエンジニアの転職に強い転職エージェントを5社紹介します。

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レバテックキャリアはこんな人におすすめ!

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  • 社内環境や社員の雰囲気まで入社前に知っておきたい人
  • 転職による年収アップを目指している人

レバテックキャリア公式HP

◎96%が希望企業へ転職
◎いつでも退会可能

もっと詳しく知る

今回は、レバテックキャリアの口コミ・評判について解説。また、レバテックキャリアで転職するメリット・デメリットや使い方のコツまでお伝えします。レバテックキャリアはITエンジニア専門の転職エージェント。IT業界専門のキャリアアド[…]

レバテックキャリアの良い評判・悪い評判。メリット・デメリット、断られた原因は?

2:リクルートエージェントIT

リクルートエージェントITの公式ページ

基本情報
運営会社株式会社リクルート
タイプITエンジニア専門転職エージェント
公開求人数
※2025年11月時点
73万6,000件以上
インフラエンジニア
の公開求人数
※2025年11月時点
1万6,000件以上
対応エリア全国
年収アップ実績転職者の62.7%が年収アップ
※出典:リクルートエージェント 転職実績データ
リクルートエージェントITがおすすめの理由

インフラエンジニアの求人数がトップクラスに多い

インフラエンジニアの求人数が1万6,000件以上もあるので、転職先の選択肢が広がって条件に合った職場を見つけやすい

企業の風土・職場環境・スキル要件まで共有

転職先の気になる情報も細かく教えてもらえるので、自分の条件やエンジニアスキルにマッチする職場なのか・業務内容なのかを判断しやすい

「面接でよく聞かれる質問」「過去採用になった人の特徴」まで提供

応募先企業がインフラエンジニアの面接で何を評価しているのか事前に把握できるので、事前準備で選考通過しやすくなる

リクルートエージェントITは、インフラエンジニア向けの求人数が業界トップクラスの1万6,000件以上を誇る転職エージェントです。

豊富な選択肢があるため、自分のスキルや希望条件にマッチした職場を見つけやすいのが強みです。求人票に載っていない「企業の風土」「職場環境」「現場のスキル要件」など、転職先のリアルな情報も詳しく教えてもらえるため、ミスマッチを防ぎやすくなります。

また、面接対策にも力を入れており、過去に採用された人の特徴や面接でよく聞かれる質問まで事前に共有してくれるのが特長です。

全国対応のネットワークと、IT専門のキャリアアドバイザーによるきめ細かなサポートにより、初めての転職でも安心して進められます。

安定志向・収入アップ・スキルアップのいずれを目指す場合でも、インフラエンジニアにおすすめできるサービスです。

リクルートエージェントITはこんな人におすすめ!

  • 幅広い求人から転職先を選びたい人
  • 職場環境や求められているスキルまで知っておきたい人
  • 応募先企業の面接傾向や求める人物像を知っておきたい人

リクルートエージェントIT公式HP

◎企業の風土・職場環境・スキル要件まで共有
◎いつでも退会可能

もっと詳しく知る

今回は、リクルートエージェントITの口コミ250件以上を独自調査して良い評判・悪い評判に分けて紹介。口コミや特徴の調査でわかった、リクルートエージェントITのメリット・デメリットについても解説します。リクルートエージェントITは[…]

リクルートエージェントITの評判で多かった口コミとは?口コミから分かったオススメの人

3:ウィルオブテック

基本情報
運営会社株式会社ウィルオブ・ワーク
タイプITエンジニア専門転職エージェント
公開求人数
※2025年11月時点
5,100件以上
インフラエンジニア
の公開求人数
※2025年11月時点
700件以上
対応エリア全国
年収アップ実績年収アップ成功率75.5%
ウィルオブテックがおすすめの理由

専属2名体制の徹底サポートで定着率は97.5%※1

エンジニア経験者とキャリアの専門家という2名がサポートしてくれるので、スキルを正しく評価してインフラエンジニアとして活躍できる職場を提案

無料でコーディングテストの模擬受験ができる

ITエンジニアの転職で出題される選考課題を模擬受験できるので、選考通過率アップにつながる

年収アップ成功率は75.5%※2

優れた給与条件の非公開求人が7割を占めるため、インフラエンジニアとしての年収アップやキャリアアップが期待できる

※1-2出典元:ウィルオブテック公式サイト

ウィルオブテックは、エンジニア経験者とキャリアの専門家の2名体制サポートを強みとしたITエンジニア特化型の転職エージェントです。

エンジニア経験者はインフラエンジニアのスキルを正しく理解しており、求職者の希望条件やスキルレベルにマッチする企業を紹介してもらえる可能性が高いです。定着率も97.5%と高く、初めての転職の人でも安心できます。

また、選考対策として無料でコーディングテストの模擬受験が可能で、面接だけでなく実技課題の通過率も向上させられます。

紹介される求人の7割が非公開案件であり、年収アップ成功率が75.5%の実績も魅力です。

量よりも質、長期活躍できる環境にこだわって紹介してくれるため、「自分に合った働き方」を実現したいインフラエンジニアに最適なサービスです。

ウィルオブテックはこんな人におすすめ!

  • 元エンジニアのアドバイザーに相談したい人
  • 長く活躍できて、年収アップにつながる転職先を紹介してほしい人
  • コーディングテスト対策を受けたい人

◎元エンジニア・IT業界出身のアドバイザー多数在籍
◎いつでも退会可能

もっと詳しく知る

この記事では、独自調査したウィルオブテックの口コミや評判をもとに、ウィルオブテックのメリット・デメリットやどんな人におすすめなのかを詳しく解説します。ITエンジニアとして転職を考えるとき、「自分に合った求人が見つかるか」「年収アップ[…]

ウィルオブテックキャリアの口コミ・評判を独自調査。メリット・デメリットなどの特徴も解説

4:ワークポート

ワークポートのトップページ

基本情報
運営会社株式会社ワークポート
タイプ転職エージェント
公開求人数
※2025年11月時点
12万5,000件以上
インフラエンジニア
の公開求人数
※2025年11月時点
3,200件以上
対応エリア全国
年収アップ実績非公開
ワークポートがおすすめの理由

人材紹介20年以上のノウハウあり

人材紹介20年以上の実績があるので信頼性が高く、過去の事例などからインフラエンジニアの転職動向を熟知したアドバイスが期待できる

推薦状を作成して企業へ提出してくれる

職務経歴書やポートフォリオだけでは分からない応募者の人物像や経験を伝えてくれるので、選考通過率アップにつながる

専任コンシェルジュが応募・面接日程・連絡・条件交渉まで代行

企業との面倒な対応は全て専任コンシェルジュが代行してくれるので、在職中のエンジニアの方でも手間や不安を軽減できる

ワークポートは、人材紹介業で20年以上の実績を持つ老舗の転職エージェントです。豊富な転職サポートのデータに基づいたノウハウを活かし、インフラエンジニアとしての転職動向や市場価値に精通したアドバイスが受けられます。

単に書類の添削や面接対策といったサポートを提供するだけではなく、履歴書や職務経歴書だけでは伝わりにくい求職者の人柄や強みを、推薦状で専任アドバイザーが企業に直接伝えてくれるため、選考通過率アップにつながります。

また、専任コンシェルジュが応募・面接調整・条件交渉まで代行してくれるため、在職中で忙しい方でも安心して転職活動を進めることが可能です。全国に拠点を持ち、地方転職やUターンにも対応しているのも強みです。

求人数の多さと手厚いサポート体制を両立したワークポートは、丁寧かつスピーディに転職活動を進めたい人におすすめのサービスになります。

ワークポートはこんな人におすすめ!

  • 実績があり信頼性の高い転職エージェントを選びたい人
  • 人柄や細かな経験などもしっかり応募企業へ伝えてほしい人
  • 働きながら無理なく転職活動を進めたい人

転職エージェント「ワークポート」のバナー

◎運営歴20年以上の確かな実績
◎いつでも退会可能

もっと詳しく知る

今回は、ワークポートの口コミや評判1,000件以上を独自に調査しました。転職エージェントを選ぶとき、「本当に役に立つのか?」「自分に合っているのか?」と気になる方も多いと思います。ワークポートは求人数が多く、幅広い業界に対応している[…]

ワークポートの口コミ・評判を独自調査。メリット・デメリット、本当に使うべきかも解説

5:Geekly(ギークリー)

geekly(ギークリー)のトップページ

基本情報
運営会社株式会社Geekly
タイプIT・Web・ゲーム業界専門転職エージェント
公開求人数
※2025年11月時点
4万件以上
インフラエンジニア
の公開求人数
※2025年11月時点
5,100件以上
対応エリア関東の一都三県、関西圏
年収アップ実績
※2025年9月時点
年収アップ額は平均81万円
※出典元:Geekly公式サイト
Geeklyがおすすめの理由

企業ニーズを押さえた書類添削で転職成功率20%※1アップ

職種特有のスキルやニーズを押さえたアドバイスを受けられるので、希望企業の応募における選考通過率アップにつながる

転職後の定着率97%※2。スキルと企業ニーズを照らし合わせて求人紹介

業務内容や企業ニーズを知り尽くしたIT業界専門キャリアアドバイザーが求人紹介するから、長く活躍できる職場に入社しやすい

転職後の活躍率86%以上※3

エンジニアスキルを活かせる職場へ転職できる可能性が高く、入社後のキャリアアップも期待できる

※1-3出典元:Geekly公式サイト

Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントで、エンジニア専門のキャリアサポートに強みがあります。

業界や職種の知見が豊富なキャリアアドバイザーから、企業ニーズを踏まえたアドバイスを受けられ、転職成功率が20%アップするなどの実績もあります。

また、転職後の定着率は97%を誇り、キャリアアドバイザーが求職者のスキルと企業のニーズを照らし合わせて紹介してくれるため、転職先で長く働けるか不安に感じている人でも安心です。

エンジニアスキルを活かせる職場の求人が多く、転職後にキャリアアップを実現したいインフラエンジニアにおすすめの転職エージェントです。

Geeklyはこんな人におすすめ!

  • 採用担当者に刺さる書類を作って転職成功率を上げたい人
  • 自分のスキルや経験を活かせる職場へ転職したい人
  • 長く活躍できる働きやすい環境の職場を見つけたい人

Geekly(ギークリー)のバナー

◎書類添削で転職成功率20%アップ
◎いつでも退会可能

【Q&A】インフラエンジニアに関するよくある質問

Q1:インフラ業界で働く魅力は?

インフラ業界で働く魅力は、以下のとおりです。
インフラ業界で働く魅力
  • 将来性が高い
  • 社会貢献性がある
  • 専門スキルが身につく

インフラエンジニアは、すべての企業活動に必要なIT基盤を支える役割を担うため、景気に左右されにくい安定した需要があります。たとえば、クラウドシフトやDX推進の加速により、ネットワークやサーバーの需要は年々増加しています。

日本のパブリッククラウドサービス市場規模(売上高)の推移及び予測

※参考:総務省「令和5年版 情報通信白書」

また、総務省の調査によると日本のクラウド市場は前年比29.8%増と急拡大しており、IoT・AI・ビッグデータなど先端技術の土台としてインフラ技術が不可欠であることも魅力の一つです。

Q2:インフラエンジニアは最強の職種ですか?

インフラエンジニアは、技術と経験を積み上げることで着実にキャリアの幅が広がり、高収入も目指せる最強の職種ともいえます。
業務を通じてシステム全体の構造を理解し、土台を固めれば、上流工程に進んでプロジェクトリーダーやクラウドエンジニアとして活躍できるようになります。
クラウド・セキュリティといった成長分野を押さえることで市場価値も高まり、厚生労働省の調査によるとインフラエンジニアの平均年収は752.6万円と非常に高水準です。
さらに、夜勤があるポジションでは夜勤手当が追加支給されるため、実質的な年収アップも見込めます。キャリア構築と収入面の両立が可能な、非常にバランスの取れた職種といえるでしょう。

Q3:インフラエンジニアが底辺と言われることがあるのはなぜですか?

インフラエンジニアが底辺と言われる理由として考えられるのは、以下のとおりです。
  • 夜間・休日出勤が発生する
  • ルーティンワークが多くスキルが身につかない
  • 成果が見えにくく評価されにくい

緊急トラブル発生やシフト制により、夜間や休日出勤が発生したり、日常業務はルーティンワークが多く、市場価値の高いスキルが身につかなかったりすることが理由として挙げられます。

また、インフラエンジニアは裏方の仕事であるため、成果が見えにくく評価されにくい点も底辺と言われる理由のひとつといえるでしょう。

まとめ

インフラエンジニアは「やめとけ」と言われることもありますが、業務のつらさや評価のされにくさといった一部の側面に過ぎません。実際には、社会を支える重要な役割を担い、需要・将来性ともに非常に高い職種です。

夜勤やルーティン作業といった課題はあるものの、キャリアアップや年収アップが狙えるほか、クラウドやセキュリティなどのスキルを磨けば、専門性の高い領域で活躍することも可能です。

インフラエンジニアへの転職を成功させるためには、自己分析・企業研究・資格取得といった準備に加え、信頼できる転職エージェントの活用が不可欠です。後悔しない選択をするためにも、現場のリアルと可能性を正しく理解し、自分に合った働き方を見つけましょう。

参考サイト