今回は転職でdodaの利用を検討している方に向けて、転職UPPP編集部の私(女性:20代)がdodaを実際に使って転職活動をしていた時の体験談を紹介。
公式サイトではわからないメリット・デメリットや、おすすめの人・おすすめじゃない人について解説しています。
転職でdodaの利用を迷っていて「本当に転職活動に役立つのか知りたい」という方は参考にしてください。
体験者(執筆者)の利用当時の情報
- 性別:女
- 年齢:26歳
- 業界(職種):Web業界(Webライター)
- 転職回数:初めて
◎書類添削・面接対策までサポート
◎いつでも退会可能
転職UPPPライター
H.M氏:20代後半
インターネット事業を主軸としたベンチャー企業に入社後、約6年間Webライター・ディレクターとして勤務。美容メディアや転職メディア、金融系メディアにて記事のライティングやサイト立ち上げ・運営を経験。転職サイト・エージェントをこれまで6社ほど利用し、転職によるキャリアップを実現。現在は転職UPPP編集部で記事を執筆中。
利用した転職サイト
リクルートエージェント、doda、マイナビエージェント、Green、Geekly、Wantedly
dodaを転職活動で利用した感想・評価
※あくまでも個人の感想です。
総合満足度 | 4.0 初回面談から非公開求人のピックアップ・書類のアドバイスといった転職のサポートが手厚い上に対応が早かった。転職活動が滞りなく進められそうだと思ったので、効率的に進めたい人にはおすすめ。 |
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エージェントの対応 | 4.0 面談で悩みや希望の業界について真摯に聞いてくれた上、アドバイスも丁寧かつわかりやすかったので安心感があった。 |
求人の質 | 4.5 有名・大手企業だけでなく、スタートアップ企業や中小のベンチャー企業まで幅広く掲載されていた。社風や求められる人材も掲載企業によってさまざまだったため、幅広く検討できた。 |
求人のマッチング度 | 3.0 求人の母数が少ない業種だったこともあり、希望条件にマッチする求人を探すのが大変だった。 |
選考通過率 | 3.0 書類選考の通過率が低い印象。応募数が少ないと通過率が下がる要因となるため、少しでも気になったら迷わず応募することが大切。 |
年収アップの期待度 | 3.5 現職の年収や希望年収を加味して求人をピックアップしてくれたため、年収アップを見込める可能性は高い。 |
実際に利用してみて感じたdodaの印象は、効率を重視して転職活動を進めたいならおすすめの転職サイトだということ。
- アドバイザーからの求人紹介を待ちながら、自分でも簡単に求人へ応募できた
- アドバイザーとの面談から求人紹介、書類のアドバイスなどの対応が迅速だった
- 初回面談で伝えた希望や悩みに対して、丁寧かつ具体的なアドバイスをしてもらえた
- 求人を掲載している企業の特色が幅広く、希望する社風に合わせて選びやすかった
dodaでは自分で求人を検索・応募する場合、面倒なメールは必要なくボタンを押すだけで応募できたという手軽さは魅力的です。
また求人紹介や作成書類へのアドバイスなど、アドバイザーからの連絡がとても早かったのも高評価。それでいて丁寧かつ的確なアドバイスを貰えたので、短期間で企業へのアプローチの仕方を身につけられました。
初めての転職活動で、一日でも早く転職先を決めたかった私にとってはかなり重宝できた転職サイトです。
転職活動でdodaを選んだ理由
私がdodaを使おうと思った最大の理由は、大手転職サイトで安心して使えそうと感じたためです。
転職活動をする前からテレビCMや電車の広告でdodaの存在自体は知っていたので、「有名な転職サイトだから信頼できそう」と思ったのがきっかけでした。
また私はライターとして転職を希望しており、さまざまな転職サイトでライターの求人数をチェックしていました。
その中でもdodaは、自宅から通勤可能圏内でライターを募集している企業が複数掲載されていたのも決め手の一つです。
他にも無料で転職エージェントサービスを受けられるという点や履歴書・職務経歴書の作成が簡単にできるなどの観点から、登録することに決めました。
dodaを使って転職は成功した?
結論から言うと、dodaを通じて転職はせず他の転職サイトでマッチした企業から内定を貰いました。
dodaは全体で見ると求人数が多いものの、私が希望する正社員ライターの求人は他の業種と比べると母数が少なかったです。
競争率も高かかったせいか書類選考でも苦戦したこともあり、ライター職と相性の良い転職サイトを通じた企業とマッチしたのが理由です。
職種によっては書類選考が通りにくいため、気になる求人があればまずは応募。面談・面接で詳しく話を聞いて選考を進めるか判断するのがいいと感じました。
また【営業職・エンジニア・建築・製造】は求人が特に多いので、これらの業界・職種に該当する人ならマッチする求人が多いでしょう。
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◎いつでも退会可能
dodaのエージェントサービスの面談では何をする?
dodaは自分で求人検索・応募ができるだけでなく、転職エージェントも利用可能。無料会員登録時に「エージェントサービスを希望する」という項目にチェックを入れると利用できます。
「エージェントサービスを希望する」を選択すると、登録後すぐに担当となるエージェントから初回面談の案内メールが届きます。
担当エージェントとの面談内容や時間などの概要は以下の通りです。
面談方法
オンラインビデオ通話(ZOOM)
面談時間
40分程度
面談内容
- 転職をしようと思った背景
- 希望する業界・職種とその理由
- 現職でのポジションや業務内容(特に長けている業務は何か、実績や成果はあるか、どういう仕事をしたか)
- 転職したい企業の条件(勤務地・年収・社風・業務内容などヒアリング)
- 転職活動をする上での悩みに対するアドバイス
面談はオンライン(ZOOM)か電話のどちらかで行います。
面談時間は30分〜1時間ほどと案内を受けていましたが、私は40分ほどで終了。事前にdodaの会員ページから履歴書・職務経歴書を提出していたので、面談がスムーズに進みました。
面談の内容は主に希望する業種や転職先についてのヒアリング。私は正社員ライターの求人がどのくらいあるのか尋ねたところ、「確かにライターメインの求人は少ないです」と正直に伝えられました。
しかし「もし業務内容がライターだけじゃなくても問題ないなら、ご紹介できる求人は広がりますがいかがですか?」「現職での経験を活かして、Webディレクターの求人からもご提案させていただければと思います」と可能性を提案。
現在の職種での経験やスキルをどのように活かせるのか親身に提案してくれるので、転職の選択肢はかなり広がると思いました。
面談後、すぐに非公開求人をメールで紹介してもらえた
初回面談が終わった後、1時間以内に担当エージェントから非公開求人をメールで紹介してもらいました。
ヒアリングの内容を踏まえて10個ほど紹介いただきましたが、どれも事前に確認していた公開求人にはない魅力的なものばかり。当時ライターの公開求人は少なかったので、「希望条件で非公開求人はあるのかな…?」という不安も和らぎました。
ライターのみならず、ライターもできるWebディレクターの求人も紹介してもらえました。
「とにかくすぐに非公開求人を紹介してほしい」「自分が希望する業種の求人が少なくて不安」という方は、dodaを使ってみる価値は大いにあるといえます。
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dodaを転職で使って感じた5つのメリット
まずは、dodaを使ってみて感じた以下のメリットについて順番に解説します。
- 初回登録が簡単で、登録するだけで非公開求人が全てチェックできた
- 応募すると書類が自動送信されるためやり取りの手間がなかった
- エージェントサービスで作成書類のアドバイスを細かくしてもらえた
- Web履歴書の機能が便利で、書類作成が楽だった
- 企業からのオファーが結構届く
メリット①:初回登録は3分で完了。登録後は非公開求人が全てチェックできた
dodaは初回登録がとても簡単。以下の項目を記入するだけで登録できたので、3分程で完了しました。
- 氏名
- 電話番号
- 生年月日
- 性別
- お住まいのエリア
- メールアドレス・パスワード(ログイン時に使用)
- 最終学歴
- 現在の勤務状況
- 転職回数
- 業種・職種
- 年収
上記を入力するだけで、すぐに非公開の求人を全てチェックできます。非公開求人は初回面談をしないとチェックできない転職サイトも多い中、dodaはかなり親切だと感じました。
経歴や住所の記載を任意で求められますが、こちらは登録後に設定できるので飛ばしても構いません。「とにかく早くチェックできる求人の幅を広げたい」と思っている方には嬉しいポイントです。
メリット②:求人に応募すると書類が自動送信される
自分で求人を選んで応募する場合、dodaの場合は求人ページの「応募する」ボタンを押すだけで完了。同時にdodaに登録したWeb履歴書(職務経歴書)が自動で企業に届くシステムになっています。
求人応募の際の企業への面倒な応募メールも必要ないため、とても手軽で便利だと感じました。そのおかげもあってdodaからは1日で10社ほどまとめて応募できたので、効率良く転職活動を進められました。
在職中に転職活動をしている方なら、仕事の休憩中や帰りの電車の中でも気軽に求人へ応募できます。
メリット③:エージェントサービスで作成書類のアドバイスを細かくしてもらえた
dodaのエージェントサービスでは、作成した書類について細かくアドバイスしてもらえました。
※2023年現在、職務経歴書の添削のみのサービスは行っていません。
私は転職活動が初めてで書類の書き方に悩んでいたので、dodaへの登録と同時にエージェントサービスも利用。Web履歴書を作成すると、担当エージェントから求人紹介と同じタイミングでアドバイスを貰えました。
- 「志望動機はもう少し掘り下げると面接官に伝わりやすいですよ」
- 「自己PRの中に現在のお仕事に関するエピソードを交えて上げてもいいかもしれません」
このように、限られた時間の間でかなり具体的に助言してもらえたので初めて転職する人でも安心。転職ならではの重要ポイントに気づくこともでき、今後の転職活動においてかなり役に立ちました。
dodaでは個別で履歴書・職務経歴書に関する相談会も行っているので、気になる方は積極的に利用してみましょう。
メリット④:Web履歴書の機能が便利で、書類作成が楽だった
dodaを利用する中で、特に便利だと感じたのはWeb履歴書(レジュメ)の機能。dodaオリジナルのフォーマットとなっており、必要項目を記載するだけで履歴書・職務経歴書として企業に提出できる状態になります。
マイページから作成可能で、以下のようにどの項目がどこまで記載できているかひと目でわかります。
「初めての転職で履歴書の書き方が不安」という方でも、選択形式の項目もあるおかげで作成がサクサク進みます。
メリット⑤:企業からのオファーが結構届く
dodaを利用していると、企業からのオファーがよく届きました。個人差はあるものの、私の場合は1週間の間に2〜3通届いたので結構多いなという印象でした。
またdodaには通常の企業オファーの他に、書類選考をスキップしてそのまま面接へ進める「面接確約オファー」もあります。選考フローを大幅に短縮できるので、結果的に内定獲得までの近道になるでしょう。
私は縁がなくて利用しませんでしたが、営業や事務など求人母数が多い職種を希望している方なら利用する機会があるかもしれません。
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dodaを転職で使って感じた3つのデメリット
dodaでは「ここがデメリットだったな」と感じる点も3つありました。
- (職種や条件によっては)書類審査が通りにくい
- 自分の希望条件から外れた企業からスカウトされることもある
- 初回面談のスケジュール調整がタイトになりがち
デメリット①:書類審査が通りにくい
dodaを利用して感じた最大のデメリットは、書類審査の通過率が低いこと。私はライターとWebディレクターの求人に10社ほど応募しましたが、全て書類選考で落ちてしまいました。
考えられる要因としては営業や事務などのメジャーな業種と比べると、正社員のライターはかなり求人数が限られたのでその分応募数も必然的に少なくなってしまったことだと思います。
またdodaは全国的にも有名転職サイトなので、利用者数が多くその分競争率が高かったことも考えられます。dodaで企業からの内定を獲得するなら、少しでも気になった求人には一つでも多く応募しましょう。
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デメリット②:自分の希望条件から外れた企業からスカウトされることもある
dodaのスカウトサービスは便利である反面、時々希望から大きく外れた求人を紹介されることもありました。
私はライター・Webディレクターで希望していましたが、営業やエンジニアなど全く希望していない職種の案内が届くこともありました…。
dodaスカウトサービスは、企業が求める条件と求職者の登録情報が一致しているかをシステム上で自動的にチェック。完全一致せずとも「条件が合っている」と判断されるため、ミスマッチが起きてしまうと感じてしまうというわけです。
あなたのスキルや経験を求める企業とマッチングしたい方は、『doda X』や『リクルートダイレクトスカウト』といったスカウト型転職サイトの併用をおすすめします。
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デメリット③:初回面談のスケジュール調整がタイトになりがち
私がdodaに登録した後、30分以内に担当エージェントから初回面談のスケジュールの提案をされました。
当時私は在職中で平日は難しかったため土日で候補を出していただきましたが、空いていたのは10時〜11時の間とかなり限られた時間帯。土日はすぐに埋まりやすいようで、調整に時間がかかってしまい正直不便に感じてしまったのを覚えています。
エージェントサービスを利用予定の方は、登録後のスケジュールに余裕を持っておくと面談日程を調整しやすいです。
在職中に転職面接する方法をチェックする
転職活動では「平日に面接を行う」のが基本。しかし、在職中の方だと「平日は休めない」という人が多いでしょう。そこで今回は、在職中の転職活動で平日に休めないときの対処法について解説。平日に休みを取得する方法だけでなく、面接の日程を業務時[…]
dodaを使っての転職がおすすめの人・おすすめできない人
おすすめの人:初めての転職を効率的に転職活動を進めたい人
私が転職でdodaを使ってみて、「dodaを転職に利用してみてほしい」と感じたおすすめの人が以下に当てはまる方です。
- 限られた時間で効率的に転職活動を進めたい人
- 自分で気になる求人に応募したい人
- 転職活動が初めてで、書類や面談についてどんな対策をしたらいいかわからない人
- 短期間の間に1社でも多く応募したい人
- 履歴書や職務経歴書を一から作成するのが面倒だと感じる人
特に効率的に転職活動を進めたい人におすすめのの転職サイトだと感じました。
最大の理由は求人の応募がとても簡単であること。メールを作成する必要もなく、気になる求人があればボタンを一つ押すだけで応募が完了します。
またWeb履歴書の機能を使えば、書類作成もスムーズ。「仕事で疲れて書類を作る気力がない」という時でも、あっという間に履歴書・職務経歴書を作成できます。
「初めての転職で書類の作り方・選考の進め方がわからない」「効率よく転職したい」という方なら、一度は利用してみてほしい転職サイトでした。
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おすすめではない人:ハイクラス転職を目指している人には不向き
逆に以下に当てはまる方は、dodaはおすすめできないと感じました。
- ハイクラス向け求人を探している人
- 40代〜50代のミドル層の人
dodaには年収1,000万円以上の求人もありますが、扱っている求人は年収400万円〜700万円がメイン。そのため、年収800万円〜2,000万円のハイクラス求人を探している人には不向きです。
またdodaは主に20代〜30代をターゲット層にした転職サイトで求人の大半は若手向け。40代〜50代向けのミドル層や管理者層向けの求人が少ないので、以下の転職サイト紹介ページをチェックしてみてください。
年収800万円以上の求人多数!ハイクラス転職サイトを今すぐ見る
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dodaの転職で気になる質問
Q1.求人に応募したら何日後に選考結果が届く?
エージェントサービスを介しての応募は、大体2週間程度。連絡はメールか電話でエージェントから届きます。
万が一、上記の期間に連絡が来なければ企業か担当エージェントに問い合わせてみてください。
Q2.dodaを利用していることは勤務先にバレる?
dodaを利用しても、以下理由から勤務先に転職活動をしていることはバレることはありません。
- 「企業ブロック機能」で特定企業に対して登録者情報(Web履歴書)を非公開にできる
- Web履歴書に記載の勤務先(現職)を非公開にできる
私も上記の設定をしていたので、在職中でも会社の人に転職活動がバレることはありませんでした。
在職中の会社に転職活動がバレたくな方は、企業ブロック設定を忘れず行っておきましょう。
「転職活動が会社にバレるのが怖い」という人は今すぐ見る
働きながら転職活動をしたい人のために、在職中に転職活動が会社にバレる原因について解説。「バレるとどうなる?」「リファレンスチェックでバレるのでは?」といった疑問にもお答えします。また、バレずに転職活動をするための対策や、会社に転[…]
Q3.dodaを退会する方法は?
具体的な手順は以下の通りです。
- 会員専用ページにログイン
- スマートフォンの場合は「メニュー」をタップする
- 「登録情報設定」から「doda退会手続き」を選択する
1〜2週間後に手続き完了のメールが届けば退会手続きは完了です。(システムの関係で、メールが2〜3日で届く場合もあります)
私は、だいたい5日ほどで退会が完了しました。
【まとめ】効率的な転職活動をしたいならdodaはおすすめ
初めての転職活動でdodaを使ってみて、次に転職するならもう一度dodaを使おうと思うくらいには便利で使い勝手の良い転職サイトでした。
応募が簡単なのはもちろん、担当アドバイザーのサポートの迅速さや丁寧さ、求人の幅広さなどの魅力が豊富。「初めての転職で進め方がわからない」「効率よく転職活動を進めたい」と感じるなら、dodaに無料登録してみてください。
◎書類添削・面接対策までサポート
◎いつでも退会可能
転職UPPPライター
H.M氏:20代後半
インターネット事業を主軸としたベンチャー企業に入社後、約6年間Webライター・ディレクターとして勤務。美容メディアや転職メディア、金融系メディアにて記事のライティングやサイト立ち上げ・運営を経験。転職サイト・エージェントをこれまで6社ほど利用し、転職によるキャリアップを実現。現在は転職UPPP編集部で記事を執筆中。
利用した転職サイト
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