今回は、RECRUT AGENT(リクルートエージェント)の評判・口コミを解説。
良い評判・悪い評判に分けて紹介しつつ、口コミだけでは見えてこないリクルートエージェントを転職で利用する上でのメリット・デメリットも深掘りしていきます。
リクルートエージェントは、求人件数が業界トップクラスに多く転職支援実績もNo.1の大手転職エージェント。
登録から応募までの流れやリクルートエージェントを有効活用する方法にも触れているので、リクルートエージェントで転職を考えている方は参考にしてください。
◎合計求人数は常時60万件以上
◎いつでも退会可能
転職でリクルーエージェントの利用を検討している人のために、転職UPPP編集部のライターがリクルーエージェントを利用した時の体験談をご紹介。公式サイトには載っていない、使ってみないと分からない良い点・悪い点をレビューします。「そこ[…]
- 「求人数が多い」「サービスが充実している」という点が利用者から高評価
- 求人数が合計60万件以上と業界トップクラスに多い
- 書類添削から企業への連絡までアドバイザーがサポート
- 厚生労働省の調べで、リクルートエージェントは転職支援実績No.1
リクルートエージェントはこんな人におすすめ!
- 初めての転職で、書類の書き方や面接の受け答えに不安がある20代の人
- 自分のスキル・経歴に合った転職先を選びたい30代〜40代の人
- IT/不動産/Web/小売といった業界への転職を考えている人
UPPGO株式会社 CEO
芳賀一生
ヤフー株式会社、アマゾンジャパン合同会社を経て、株式会社リブセンスへ入社。同社で転職会議事業部の部長や執行役員に従事。現在はUPPGO株式会社の代表取締役のほか、セミナー講師、ウェブコンサルなどで幅広く活躍。
リクルートエージェントの特徴
出典:リクルートエージェント
基本情報 | |
---|---|
運営元 | 株式会社リクルート |
求人タイプ | エージェント |
公開求人数 ※2024年6月時点 | 40万件以上 |
非公開求人数 ※2024年6月時点 | 22万件以上 |
スカウト機能 | あり |
対応エリア | 全国 |
対象年代 |
|
得意業種 | 全業種実績あり |
年収アップ率 | 約60%が年収アップ |
RECRUT AGENT(リクルートエージェント)は、株式会社リクルートが運営する転職エージェントサービス。
一般的な“転職サイト”と違い“エージェント型”の転職サービスで、登録すると「キャリアアドバイザー(エージェント)」が担当としてつきます。
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーが、書類の書き方・求人紹介・面接対策・企業との連絡までサポート。
書類の書き方や面接に慣れていない方でも、内定まで徹底した転職サポートを受けられるのが特徴です。
求人の対応エリアは日本全国で、対象年齢も20代〜50代以上まで網羅。
取扱求人も限定されることなく、営業・IT・医療など幅広い業界・職種の求人を取り扱っています。
リクルートエージェントは転職支援実績No.1ということもあり、転職を考えているなら登録をおすすめしたい転職エージェントです。
リクルートエージェントを項目ごとに評価
総合評価 | 求人数が計60万件以上と豊富で、キャリアアドバイザーも丁寧と口コミで高評価。担当者が求人紹介から内定まで徹底してサポートしてくれます。 |
---|---|
口コミ 利用者からの口コミを調査し、良い評判・悪い評判の比率から評価 | 「リクルートエージェントで転職できた」という声が多く、評判の良い口コミの割合が多い傾向。一方で「条件に合わない求人を紹介された」という口コミもあります。 |
求人数 扱っている公開求人・非公開求人の件数から評価 | 公開求人40万件以上・非公開求人22万件以上もあり、求人数は業界トップクラス。 |
求人の質 幅広い職種の求人を扱っているか・年収の高い求人を扱っているかを評価 | 営業・IT・医療・不動産・流通まで幅広い求人を掲載。最高で年収1,000万円規模の求人まで取り扱っています。 |
スタッフの質 キャリアアドバイザーの専門性や対応が丁寧かどうかを評価 | 利用者から「担当者が親切だった」という口コミが多数あり、丁寧な対応が期待できます。 |
サポート キャリアアドバイザーからの転職サポートの充実性を評価 | キャリアアドバイザーが書類添削から面接対策、企業との連絡まで対応してくれるので効率よく転職活動を進められます。 |
リクルートエージェントの最大の特徴は、求人数の多さ。
公開求人・非公開求人をあわせると60万件以上で、豊富に求人が揃っているのであなたの希望にマッチしやすい求人を見つけやすいです。
転職後の年収アップ率も約60%と高く、転職した人の2人に1人以上が年収アップしている計算。転職後の年収アップの実例もあるので求人の質が高いと言えるでしょう。
それだけでなく、リクルートエージェントでは担当のキャリアアドバイザーが求人紹介から面接対策までサポート。
利用者からは「アドバイザーが親切」という口コミもあるので、スタッフの質も高いのがうかがえます。
リクルートエージェントは幅広い人に向いている転職エージェントということもあり、口コミ・評判は賛否両論な印象でした。
「求人数が多い」「スタッフが親切でサポートが充実」という良い評判がある一方で、「条件にマッチする求人を紹介してもらえない」「応募を急かされる」というイマイチな評判もあります。
あなたの条件にマッチしない求人ばかりを紹介される時の対処法は、後述で解説しているので参考にしてください。
とはいえ、リクルートエージェントは〈求人数・サポート・対象のエリア/年代〉と、どれをとっても高評価の転職エージェント。
完全無料で利用できるので、転職に慣れていない方は登録しておいて損はないでしょう。
【結論】リクルートエージェントはひどい?利用すべきではない?
※リクルートエージェントの詳しい評判・口コミは後述で解説しています。
リクルートエージェントについて調べていると「ひどい」「利用しない方がいい」という口コミもあり、登録するか迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、初めて転職する方や転職に不安を抱いている方にはおすすめできる転職エージェントです。
リクルートエージェントに対して悪い印象を持つ方がいるのは、以下のような理由が考えられます。
- 担当者との相性が悪かった
- 自分の条件に合わない求人を紹介された
リクルートエージェントの悪い評判の多くは、キャリアアドバイザーとの相性が悪いこと。
キャリアアドバイザーは登録すると自動でマッチングされるので、あなたがアドバイザーを選ぶことはできません。
担当のアドバイザーによっては、性格が合わなかったり条件に合わない求人を紹介されたりするケースもゼロではないというのが正直なところ。
こういった点を「はじめまして」の段階で経験したがために、リクルートエージェントに対して「ひどいサービスだった」と感じたのかもしれませんね。
(後述で解説するように、担当者は後から変更することが可能です。)
とはいえ、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは履歴書などの添削や面接練習、辞退したい場合の企業への連絡まで請け負ってくれます。
本来であれば全て自分で行わなといけない作業を手伝ってくれるので、転職が初めての方や慣れていない方にとっては安心して転職活動ができるサービスでしょう。
◎合計求人数は常時60万件以上
◎いつでも退会可能
リクルートエージェントの評判・口コミを独自に調査
転職UPPP編集部では、2023年8月〜2024年8月の期間中にX(旧Twitter)で投稿されたリクルートエージェントに関する口コミ約300件を独自調査。
独自調査の結果、リクルートエージェントに関する投稿は以下のような比率でした。
口コミ比率 | |
---|---|
良い口コミ・評判 | 約44% |
悪い口コミ・評判 | 約28% |
その他の口コミ (登録を迷っている口コミなど) | 約28% |
※転職UPPP編集部による調べ
大手転職エージェントということもあり登録しようか迷っている声も多数ある中、やはり転職サポートが充実していることもあり良い評判が多く見受けられました。
編集部が調査した投稿の中でも特に読者のためになると思った〈良い口コミ・悪い口コミ〉を以下でピックアップしたので参考にしてください。
- 求人掲載数が多い
良い評判の約30% - 無料で書類を添削してくれるから助かる
→「書類を添削してもらったおかげで転職できた」という声もあり
良い評判の約20% - 担当のアドバイザーが親切
良い評判の約10% - 自分の転職条件にマッチする求人を紹介してもらえた
良い評判の約10%
- 条件に合わない求人を紹介される
悪い評判の約50% - メールが多い&面接予定を急かしてくる
悪い評判の約15% - キャリアシートの作成が複雑
悪い評判の約10%
リクルートエージェントの良い評判
- 求人掲載数が多い
良い評判の約30% - 無料で書類を添削してくれるから助かる
→「書類を添削してもらったおかげで転職できた」という声もあり
良い評判の約20% - 担当のアドバイザーが親切
良い評判の約10% - 自分の転職条件にマッチする求人を紹介してもらえた
良い評判の約10%
リクルートエージェントの口コミでは、求人数の多さを評価する声が特に多く見受けられました。
リクルートエージェントの求人掲載数は公開求人だけで40万件以上、非公開求人は22万件。
求人掲載数は業界トップクラスなので、様々な求人の中から自分の条件にマッチする転職先を選ぶことができます。
また、キャリアアドバイザーが履歴書などの書類を添削してくれたり、アドバイザーが親切な点も評判が良かったです。
担当アドバイザーとの相性が良ければ条件にピッタリの求人も見つかり、転職に対しても前向きに取り組みやすくなるでしょう。
◎合計求人数は常時60万件以上
◎いつでも退会可能
リクルートエージェントの悪い評判
- 条件に合わない求人を紹介される
悪い評判の約50% - メールが多い&面接予定を急かしてくる
悪い評判の約15% - キャリアシートの作成が複雑
悪い評判の約10%
中でも「条件に合わない求人を紹介される」という声は多かったですね。
担当のアドバイザーとの相性が悪いと、あなたの転職条件を十分に理解してもらえずミスマッチな求人が送られてくる可能性があります。
また、リクルートエージェントでは登録後にキャリアシート(簡単な履歴書)の記入を求められますが、この入力が複雑で時間がかかるという口コミもありました。
くわえて、求人紹介のメールが届く頻度が多かったり面接予定がガンガン入ってきたりするのもデメリット。
「じっくりと転職先を決めていきたい」という方だと、自分のペースで転職活動をしにくい可能性があります。
「良い企業があれば転職したい」という中長期的な転職を考えている方は、以下のスカウトメインの転職サイトもチェックしてみてください。
公開求人30万件以上!高年収の求人多数のスカウト転職サイト
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リクルートエージェントを利用するメリット7つ
利用者の口コミだけでは見えてこなかった、リクルートエージェントのメリットを深掘りしていきます。
- 求人掲載数が業界トップクラスに多い
- 転職支援実績No.1!IT系業界への転職が多い
- 職務経歴書・履歴書を添削してくれる
- 面接や内定の辞退もアドバイザーが代わりに連絡
- 面接対策・セミナーが充実している
- 「企業スカウト」で自分の可能性を知ることができる
- サービスが手厚いのに利用は完全無料
メリット①:求人掲載数が業界トップクラスに多い
出展:リクルートエージェント
リクルートエージェントの最大のメリットが掲載されている求人数の多さ。
2024年6月の時点では公開求人数は40万件以上、非公開求人数は22万件以上もあります。
公開求人とは、会員登録なしでも閲覧できる求人のこと。非公開求人は、無料会員登録することで閲覧できる限定求人です。
公開求人と非公開求人を合わせれば、合計60万件以上もの求人を揃えていることになります。
大手転職エージェントと比較しても、リクルートエージェントの求人掲載数は業界トップクラスなのがわかります。
リクルートエージェント
- 公開求人数:40万件以上
- 非公開求人件数:22万件以上
マイナビAGENT
- 公開求人数:6万件以上
- 非公開求人件数:13,000件以上
エン エージェント
- 公開求人数:2,200件以上
- 非公開求人件数:15,000件以上
このようにリクルートエージェントの合計求人件数は、他社と比べて5倍〜20倍も多く圧倒的。
職種も〈IT系・営業・企画マーケティング・医療系〉など幅広く揃っているので、多くの求人の中からあなたにピッタリの転職先を見つけやすいです。
リクルートエージェントでは掲載されている求人の中から、キャリアアドバイザーがあなたの条件に合った求人を紹介。紹介されなかった求人でも、自分で応募することも可能です。
もちろん自分で応募した求人に関しても、キャリアアドバイザーが面接から内定までサポートしてくれます。
あなたに合った求人を見逃さないためにも、求人件数の多いリクルートエージェントに登録する価値はあるでしょう。
全国に拠点があるから求人の対応エリアが広い
リクルートエージェントは、以下のように全国各地に拠点を設けています。
- 拠点一覧(ここをタップ)
- 本社
- 東京本社
北海道
- 北海道支社
東北
- 東北支社
関東
- 宇都宮支社
- さいたま支社
- 千葉支社
- 西東京支社
- 横浜支社
中部・東海
- 静岡支社
- 名古屋支社
関西
- 京都支社
- 大阪支社
- 神戸支社
中国・四国
- 中四国支社 岡山オフィス
- 中四国支社 広島オフィス
九州
- 福岡支社
北海道から九州地方まで各地に拠点を設けているので全国の求人を掲載でき、地方在住の方でも求人を探しやすいのもリクルートエージェントの魅力です。
メリット②:転職支援実績No.1!IT系業界への転職が多い
厚生労働省の調べによると、リクルートエージェントは転職支援実績No.1。確かな実績があるので、信頼性の高い転職サービスです。
※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2019年度実績)2020年6月時点
リクルートエージェントでは転職決定者のデータも公開されているので、どの業種・業界で転職決定者が多いのかも把握できます。
業種では「営業」の転職決定者が多いですが、業界だと「IT業界」の転職決定者が多いとデータからわかります。
次いで、医薬業界の転職決定者が多い傾向です。
基本的には全業界・職種で転職実績がありますが、中でもリクルートエージェントはIT業界や医薬業界の転職に強いと見て取れますね。
実績のある経験豊富なキャリアアドバイザーがサポートしてくれるというだけで、転職への不安が和らぐのではないでしょうか。
メリット③:職務経歴書・履歴書を添削してくれる
リクルートエージェントでは、キャリアアドバイザーが職務経歴書と履歴書を添削してくれます。
「自分の書類は完璧だ!」という方も、次のようなメリットから添削してもらうことをおすすめします。
- 自分では気づいていなかった強みを教えてもらえる
- 効果的な書き方を教えてもらえる
- 企業に伝わりやすくまとめてもらえる
キャリアアドバイザーとの面談を通じて、客観的に見えてくる“あなたの強み”があるかもしれません。
添削をしてもらうことで、「自分では気づいていなかった強み」も抜け漏れなく記入することができるはずです。
また、過去に実績があっても、相手にきちんと伝わらなければ意味がありません。キャリアアドバイザーは何人もの転職者の書類を添削してきているので、プロ視点での伝え方をアドバイスしてもらえます。
アドバイザーに添削してもらうことで、あなたの魅力が伝わりやすくまとめてもらえるでしょう。
書類を企業へ提出する前に添削してもらえるので、「転職が初めてで書類の書き方がわからない」という方には大きなメリットですね。
キャリアアドバイザーは相談にも乗ってくれる
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは、転職活動で分からないことがあれば相談に乗ってくれます。
以下のように分からないことや不安なこと、もっとこうしてほしいといった要望があれば、担当アドバイザーに本音で伝えてください。
- この企業の面接傾向をアドバイスしてほしい
- 自分の経歴に見合った年収目安を教えてほしい
- もっとたくさん求人を紹介してほしい
- 他の転職サイトと併用したいから求人紹介のペースを落として欲しい
不明点や要望をきちんと伝えることで、アドバイザーの方もよりあなたにマッチする求人を紹介しやすくなるはずです。
転職でストレスを抱えないためにも、リクルートエージェントのアドバイザーを賢く活用していきましょう。
メリット④:面接や内定の辞退もアドバイザーが代わりに連絡
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは、求人紹介や添削だけでなく面接辞退や内定辞退の連絡も代わりに行ってくれます。
選考や内定の辞退は、企業に直接連絡せず、必ず転職エージェントを通じて行いましょう。転職エージェントに対しては、辞退理由に言葉を選ぶ必要はありません。率直な辞退理由を伝えましょう。もちろん、率直な理由を転職エージェントが企業にそのまま伝えることはありません。
辞退の理由が企業に伝わることはないので安心ですね。
面接辞退や内定辞退の連絡をするのは心苦しく腰が重いことですが、リクルートエージェントなら余計なストレスなく転職活動に集中できます。
また、万が一間違えて応募した場合も、担当のアドバイザーに伝えることで応募を取り消してもらえます。
メリット⑤:面接対策やセミナーが充実している
リクルートエージェントはサポートが充実しているのも、転職サービスで選ばれる理由の一つ。
リクルートエージェントでは、以下のような面接対策を実施しています。
- キャリアアドバイザーとの面接練習
- 面接時によく聞かれる質問内容の共有
- 転職対策のオンラインセミナーを多数開催
(適職診断セミナー、転職初心者向けセミナー、自己分析セミナー、面接向上セミナーなど)
「面接慣れするために練習したいけど、練習相手がいない」という方も多いのではないでしょうか。
リクルートエージェントではキャリアドバイザーが面接練習をしてくれます。
転職のプロが面接練習してくれるので、面接に慣れていない人や苦手な人でもアドバイスをもらって受け答えを改善することが可能です。
また「面接時によく聞かれる質問リスト」も共有してもらえるので、事前に回答内容を考えておくこともできます。
事前に質問内容を把握できていれば、強気で面接に取り組めるでしょう。
その他、転職のオンラインセミナーも多数開催。転職で成功するための秘訣や適職診断セミナーなどを基本無料で受けられます。
このようにリクルートエージェントでは転職サポートが充実しているので、転職に慣れていない方でも選考の通過率をグッと高めることができるはずです。
メリット⑥:「企業スカウト」で自分の可能性を知ることができる
リクルートエージェントではキャリアアドバイザーが求人を紹介してくれるだけでなく、企業からスカウトが来るスカウトサービスもあります。
企業スカウトは、あなたのキャリアシートを見て企業側が「応募してほしい」と感じた人に声をかけるサービス。
企業スカウトを受けると、書類審査の通過可能性が3倍になると言われています。
また「応募してほしい」という期待感が高い場合は、書類選考が免除になる〈面接確約スカウト〉も届くことがあります。
「ぜひ応募してほしい」と感じた企業が送信するため、スカウトから応募すると、通常応募と比較して書類通過可能性が約3倍となります。
また書類選考が免除される面接確約のスカウトが届くこともあります。
企業スカウトが来ることのメリットは書類審査通過しやすくなるだけでなく、あなたの可能性・市場価値を知るのにも役立つでしょう。
「今の自分のスキルで、この企業から求められている」と分かるので、自分の可能性を知ることができるというわけです。
また思いがけない有名企業からのスカウトや、考えたこともなかったポジションでのスカウトが来る場合もあるでしょう。
リクルートエージェントの企業スカウトを活用すれば、転職の幅が一気に広がります。
メリット⑦:サービスが手厚いのに利用は完全無料
ここまでお伝えしたようにリクルートエージェントは転職支援サービスが充実していますが、それらすべて完全無料で利用できます。
リクルートエージェントは求人を募集する企業様から頂く、紹介手数料により事業が成り立っています。そのため、ご利用頂く転職者様からは一切料金を頂いておりませんので、安心してご利用ください。
アドバイザーに書類を添削してもらうのも面接練習してもらうのも無料。あなたの転職が決定しても、転職希望者が料金を払うことはありません。
リクルートエージェントが無料の理由は、求人を出している企業から「成功報酬」を頂いているから。転職希望者の採用が決まると、その企業から成功報酬として手数料が発生します。
企業側が報酬を支払っているので、転職希望者は無料で利用できるというわけです。
完全無料で利用できるので「転職しようか迷っている」という方でも、まずは登録してキャリアアドバイザーに相談してみるといいでしょう。
登録しておけば、現職の在籍中にあなたにマッチする求人に出会えるかもしれません。
◎合計求人数は常時60万件以上
◎いつでも退会可能
転職でリクルーエージェントの利用を検討している人のために、転職UPPP編集部のライターがリクルーエージェントを利用した時の体験談をご紹介。公式サイトには載っていない、使ってみないと分からない良い点・悪い点をレビューします。「そこ[…]
リクルートエージェントのデメリット・注意点4つ
リクルートエージェントのデメリットがこちらです。
- 書類選考が厳しい
- 担当者によっては連絡が遅い
- 関連性のない求人を紹介される場合もある
- 登録から3ヶ月間しかサポートを受けられない
デメリット①:書類選考が厳しい
リクルートエージェントは書類選考が厳しい傾向にあります。
リクルートエージェント利用者の半数近くが20社以上に応募していますが、そのうち書類通過率は平均10%。
※参考:リクルートエージェント「転職活動でみんな何社に応募してる?応募数の目安と成功のポイントとは」
20社応募しても、平均2社しか書類選考を通過できない計算です。
内定までだと約5%ほどとなるため、ピンポイントで狙っていくというよりは気になる企業にたくさん応募する転職活動になります。
そのため万が一書類選考がなかなか通過できなくても、「たくさん応募したのに書類選考を通過できない」と落ち込む必要はありません。
みんな、あなたと同じだけ書類選考で見送りとなっています。
リクルートエージェントでは書類選考が厳しいため、たくさん応募する必要がある点は留意しておきましょう。
企業スカウトの場合でも、あなたの他に求める人材にマッチする人が応募していれば、書類選考で見送りになる可能性はあります。
キャリアカウンセラーによる転職成功のコツを今すぐ見る
今回は、フリーリクルーターとしてスタートアップベンチャー企業向けに人材採用を代行しているキャリアカウンセラーの鎌上織愛(かまがみ おりえ)さんにインタビュー。転職活動で気になる〈採用されやすい人・書類の作り方・面接のコツ〉など、転職[…]
書類選考の結果連絡がくるまでの期間
リクルートエージェントでは、書類選考の結果がくるのは1週間以内が目安。早ければ3日以内に選考結果が届きます。
企業によっては、2週間〜1ヶ月も時間がかかる可能性があるそうです。
選考結果の連絡に時間がかかる理由として、次のようなことが考えられます。
- 応募者が多い
- 採用担当者の都合が合わない
- 複数の部署やポジションでも検討している
1週間以上経っても書類選考の結果が届かない場合は、一度担当のアドバイザーに確認してみてください。
デメリット②:担当者によっては連絡が遅い
リクルートエージェントは担当者によって連絡が遅い場合があります。
キャリアアドバイザーは複数の転職希望者を担当しているので、忙しい方だとどうしても連絡が遅くなってしまうのでしょう。
忙しい担当者にあたると上記の口コミのようにレスポンスが悪く、連絡がスムーズに行えません。
後述で解説しますが、連絡が遅い状態が続くようであれば担当者を変更してください。
デメリット③:関連性のない求人を紹介される場合もある
上述で紹介した口コミにもあったように、担当者との相性が悪いと関連性のない求人を紹介される場合もあります。
相性が合わない以外にも、条件に合わない求人を紹介されるのは以下のような理由も考えられるでしょう。
- あなたの条件が担当者きちんと伝わっていない
- 希望する業界の求人を幅広く紹介してくれている
あなたの条件にマッチする求人を紹介してもらうためにも、担当のアドバイザーに明確な転職条件を伝えることが大切です。
デメリット④:登録から3ヶ月間しかサポートを受けられない
リクルートエージェントの転職支援サービスの提供期間は、基本的に3ヶ月までとなっています。
そのためリクルートエージェントで転職活動を行うなら、転職活動期間は3ヶ月間が目安となるでしょう。
これは、多くの方が3ヶ月程度で転職先を決定しているからとのこと。
そういった意味では現職を続けつつ、じっくり転職先を選びたい方だと急かされるような感覚になるかもしれません。
ただし転職サポートの延長を希望すれば、サービス提供の延長も可能。
自分に合った転職先が見つからず、転職活動が長引くようであればサービス延長をアドバイザーに伝えてください。
リクルートエージェントを使ってみた感想を今すぐ見る
転職でリクルーエージェントの利用を検討している人のために、転職UPPP編集部のライターがリクルーエージェントを利用した時の体験談をご紹介。公式サイトには載っていない、使ってみないと分からない良い点・悪い点をレビューします。「そこ[…]
リクルートエージェントはこんな人におすすめ
ここまで解説してきたリクルートエージェントの評判やメリット・デメリットから、リクルートエージェントがおすすめの人・おすすめでない人をまとめました。
「特徴は分かったけど、自分は利用すべき?」と迷っている方は参考にしてください。
リクルートエージェントがおすすめの人
以下に該当する人にはリクルートエージェントがおすすめできます。
- 初めて転職をする20代の人
- 転職に不安がある人
- 転職にブランクがある30代〜40代の人
- 辞退の連絡や面接の日程調整などの手間を省きたい人
- 自分の市場価値やキャリアの相談をしたい人
- IT/不動産/Web/小売/営業といった、幅広い業界・業種から転職先を選びたい人
中でも、初めて転職する人や転職に慣れておらず不安な人にはリクルートエージェントがおすすめ。
経験豊富なキャリアアドバイザーが書類添削から求人紹介、企業への連絡や相談まで行い、サポート体制が整っているからです。
本来、自分1人で行う転職のプロセスをアドバイザーが代行してくれるので、転職の手間を省いて面接対策に集中したい人にもぴったりですね。
サポートが充実していることもあり、リクルートエージェントは転職支援実績はNo.1。
確かな実績もあるので、自分の市場価値やキャリア相談をするのにも適した転職サービスです。
さらに求人数は公開・非公開をあわせると50万件以上もあり業界トップクラス。
多くの求人の中から転職先を探すことができるので、あなたに合った求人にヒットする可能性も高いでしょう。
リクルートエージェントは「転職初心者や転職をサポートしてほしい人」に特におすすめの転職エージェントです。
◎合計求人数は常時60万件以上
◎いつでも退会可能
リクルートエージェントをおすすめできない人
一方で次のような人にはリクルートエージェントは向いていないでしょう。
- 転職に慣れている人
- 転職先の業界・業種が明確に決まっている人
- 時間をかけてじっくり転職したい人
- キャリアアップを狙ったハイクラス転職を希望する人
転職に慣れている方だと書類作成や面接に慣れている方が多いと思うので、転職経験が豊富な方はリクルートエージェントのメリットを十分に感じられにくいのではないでしょうか。
(とはいえ求人数は多いので、求人探しのためだけに登録するのもありです。)
リクルートエージェントは幅広い業界の求人を扱っています。
しかし、転職先の業界・業種が明確に決まっているなら、その業界に特化した転職サービスを使う方がピンポイントで求人探しができるでしょう。
また上述したようにリクルートエージェントの転職サポート期間は3ヶ月間。
延長も可能ですが基本的には3ヶ月でサポートが終了するので、現職に就いたままじっくり転職活動をしたい人だと自分のペースで転職活動しにくいかもしれません。
くわえて、リクルートエージェントには年収800万円以上の求人もありますが、キャリアアップを狙うならハイクラス専門の転職サイトやミドル・ハイクラス向け転職サイトがおすすめです。
ハイクラス向け転職サイトを詳しく知りたい人は、こちらをチェック
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リクルートエージェントの登録から応募までの流れ
出典:リクルートエージェント
リクルートエージェントでの会員登録→応募→内定までの流れが以下の通り。
- 会員登録をする
- 担当のキャリアアドバイザーと面談
- 求人紹介・応募
- 面接日程を調整して面接(一次面接〜最終面接)
- 内定連絡
各ステップごとにポイントを解説していきます。
ステップ①:会員登録をする
まずはリクルートエージェントの公式サイトから会員登録を行いましょう。
会員登録は公式サイトのトップページにある入力フォーム、または【転職支援サービスに申し込む(無料)】というボタンを押した先のページから行えます。
はじめに〈転職希望時期/希望勤務地/直近の年収〉といった希望条件や現職について入力。
入力が完了したら、利用規約を確認して【同意して次へ】を押してください。
【同意して次へ】を押すと個人情報の入力画面に移動するので、〈名前/生年月日/最終学歴〉などを入力してください。
必須項目をすべて入力できたら会員登録は完了です。
ステップ②:担当のキャリアアドバイザーと面談
リクルートエージェントの会員登録が完了すると、7日以内に電話またはメールで担当のキャリアアドバイザーから面談の日程相談の連絡がきます。
アドバイザーとの面談は【電話】または【オンライン(ZOOM)】のどちらかで行うので、希望の面談方法も伝えましょう。
面談内容ですが、おもに以下3点をベースに転職の希望条件を相談していきます。
- キャリアや実績の確認
- 転職理由
- 転職の希望条件(業界、年収、勤務地など)
面談時間は1時間程度。アドバイザーとの面談をスムーズに行うためにも、面談前に履歴書と職務経歴書を送っておくといいでしょう。
面談をしたくない場合は無視してもいい?
リクルートエージェントの非公開求人を閲覧するために会員登録したい場合、「アドバイザーとの面談なし」で利用することも可能。
面談の日程調整の連絡が来た際に「すぐの転職を希望していないから、今は面談なしでお願いしたい」という旨を伝えれば面談をなしにできるそうです。
※参考:リクルートエージェント「転職エージェントは、登録だけの利用でもよいのでしょうか?」
今後エージェントと関わる可能性もゼロではないので、良好な関係性を維持するためにも面談調整の連絡を無視するのはやめましょう。
ステップ③:求人紹介・応募
キャリアアドバイザーとの面談で転職条件を伝えると、条件に合った求人をメールまたはマイページに送ってくれます。
まずは紹介してもらった求人をチェックしてみましょう。
※万が一希望条件と違う求人が多いようであれば、その旨を正直にアドバイザーに伝えて求人を見直してもらってください。
気になる求人があれば、そのまま応募。自動的に書類選考が行われ、選考を通過すれば面接となります。
書類選考の結果は、上述で触れたようにおおよそ1週間以内に届きます。
ステップ④:面接日程を調整して面接(一次面接〜最終面接)
書類選考を通過したら、アドバイザーから通過の旨と面接の日程調整に関する連絡がメールで届きます。
面接の日程は、「日程調整の専用ページ」から調整可能。
すでに企業側から候補日が提示されているので、その候補日に沿ってあなたの都合のいい日時を入力して送信しましょう。
提示された候補日で面接を行うのが難しい場合は、あなたの面接可能な日時を伝えて再調整してもらってください。
リクルートエージェントのアドバイザーが日程調整してくれるので、現職で忙しい方でもスムーズに調整できます。
基本的には最終面接まで〈面接日程の調整→面接→合否〉の流れで最終面接まで進んでいきます。
万が一“お見送り”となっても、見送りと判断した理由を共有してくれるので次の面接に活かすことができます。
ステップ⑤:内定連絡
最終面接後の内定連絡もリクルートエージェントの担当アドバイザーから、電話またはメールで届きます。
その際、内定を承諾するか辞退するかを決めてください。
内定を辞退する場合、担当アドバイザーが企業に連絡するのであなたが心苦しさを感じることもありません。
またリクルートエージェントでは、アドバイザーが企業と年収や待遇の交渉も行ってくれます。
「内定は嬉しいけど年収が希望よりも低い」といった場合は、担当のアドバイザーに相談するといいでしょう。
◎合計求人数は常時60万件以上
◎いつでも退会可能
リクルートエージェントを有効活用するポイント
リクルートエージェントを有効活用するためのポイントが次の通り。
- 相性が悪ければ担当者を変更する
- 他の転職サイトと併用する
- 転職軸を明確にしてアドバザーに伝える
- 「すぐにでも転職したい」とアドバイザーに伝える
- 推薦状を確認させてもらう
担当者との相性が悪いと感じるようであれば、早めに変更してもらいましょう。
そして他の転職サービスと併用したり転職軸を明確にして担当者に伝えることで、あなたに合った転職先を見つけやすくなります。
リクルートエージェントに登録した際は、以下で解説する有効活用のポイントを思い出してみてください。
相性が悪ければ担当者を変更する
利用者からの口コミにもあったように、リクルートエージェントの担当者との相性が悪いと連絡が遅かったり条件に合わない求人を紹介される可能性があります。
担当者との相性が悪いと感じた際は、担当アドバイザーを変更するのがおすすめ。
「問い合わせページ」から変更希望を連絡するだけで変更できるので、担当者に直接連絡する必要はなく気まずい空気になりません。
またリクルートエージェントでは、公式サイトでキャリアアドバイザーを紹介しています。
実績例や担当領域などが記載されているので、条件にマッチしそうな担当者が入れば指名するのもありですね。
他の転職サイトと併用する
転職サービスをリクルートエージェントだけに絞るのではなく、他の転職サービスも併用することで効率良く転職活動を進められます。
リクルートエージェントと他サービスを併用するメリットが以下の通りです。
- 転職先の選択肢が増える
- 複数の担当者からアドバイスをもらえる
- スカウトされる可能性が高くなる
リクルートエージェントで書類添削や面接対策、求人紹介をしてもらいつつ、自分でも他の転職サイトで求人を探すことで効率よく転職活動が可能。
リクルートエージェントで転職サポートを受けながら求人の選択肢を増やせるというわけです。
特に業界やハイクラスなどの特化型の転職サービスを併用すれば、よりピンポイントに転職先を探せます。
また他の転職エージェントを併用すれば複数の担当者がつくので、多角的なアドバイスがもらえるのもメリット。
2〜3社ほどのアドバイザーから提案してもらえば、転職先の精度も高まるはずです。
それだけでなく、スカウト機能のある転職サービスを併用すれば、リクルートエージェント以外からも企業スカウトが来ます。
スカウトされる可能性が高まるので、自分を必要としてくれる企業を見つけやすくなるでしょう。
まずはリクルートエージェントで書類添削や担当者からアドバイスをしてもらい、そのノウハウを活かして他転職サービスを併用してみてください。
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転職軸を明確にしてアドバザーに伝える
リクルートエージェントのアドバイザーと面談する際は、転職軸(転職の希望条件)を明確にして担当者に伝えることが大切。
リクルートエージェントは求人数が多いので、転職軸がブレていると担当者もあなたに合った求人を紹介するのが難しくなるからです。
また転職軸や転職の目的が明確でないと、あなた自身も転職先選びに迷ってしまい”本当に自分にあった企業”へ転職できません。
転職軸の一例
- 年収やインセンティブ
- 賞与や昇給の頻度
- 社風や文化
- 業務のやりがい
- 評価制度
- 経験を活かせるか
- スキルアップできるか
- 副業できるか
- フレックス制か
- テレワークを行なっているか
- 休日日数
- 社員の定着率
- 会社の規模(スタートアップや上場企業など)
- 福利厚生
など
1〜3つは転職軸を決めて担当者に伝えておくと、転職先を紹介しやすくなります。
逆に転職軸・転職条件が多いと、条件に合った転職先を見つけにくくなります。
リクルートエージェントでは企業スカウトも届くので、転職軸が明確になっていればスカウト先の企業に応募するかどうかの判断もしやすくなるはずです。
「転職軸はなに?」と聞かれてすぐに答えられない人は、まずは転職軸・転職条件を明確にしておいてください。
また、キャリアアドバイザーには気になっていることや不安に感じていることも本音で伝えましょう。
「もっとたくさん求人を紹介してほしい」「希望条件と自分の市場価値がマッチしているか不安」などを伝えることで、アドバイスをもらえたり要望にあったサポートを受けられたりします。
くわえて、紹介してもらった求人の感想(「条件通りで選びやすい」「条件に合っていない」など)も正直に伝えることで、紹介してもらえる求人の精度もアップ。
担当者に対して遠慮するのではなく、希望条件や感想は率直に伝えることが転職成功の近道です。
「すぐにでも転職したい」とアドバイザーに伝える
リクルートエージェントの会員登録フォームにある【転職希望時期】の項目は「すぐにでも」を選ぶのがおすすめ。
キャリアアドバイザーとの面談の時も、「すぐに転職したい」と伝えることをおすすめします。
「すぐにでも転職したい」と伝えることで、良い求人を優先して紹介してくれる可能性が高くなるからです。
転職を考えていて良い求人を優先して紹介してもらうのであれば、転職時期は「すぐにでも」と伝えてください。
連絡のレスポンスを早く行うのも重要
上記の理由から、リクルートエージェントの担当者との連絡も素早く行うことが重要。
連絡のレスポンスが遅いと、採用枠が埋まってしまう可能性があるからです。
企業側もなるべく早めに転職意思のある人を採用したいはず。
希少な採用枠を逃さないためにも、担当者との連絡のレスポンスは早めに行いましょう。
推薦状を確認させてもらう
リクルートエージェントでは、求人に応募する際にアドバイザーがあなたの「推薦状」を企業に提出します。
推薦状とは、次の内容が書かれたあなたのPR文のようなもので、履歴書や職務経歴書と一緒に企業に送っています。
- 人柄
- 強み
- 転職理由
求人に応募した際は、この推薦状を確認させてもらってください。
忙しい担当者の中には推薦文の内容が職務経歴書を写しただけのものだったり、強みが記載されていなかったりする可能性があるからです。
「お話した内容と相違がないように確認しておきたい」「客観的にみてどのような評価なのか知りたい」などと担当者に伝えて、推薦状を確認させてもらいましょう。
◎合計求人数は常時60万件以上
◎いつでも退会可能
【FAQ】リクルートエージェントに関するよくある質問8つ
最後にリクルートエージェントの気になる疑問について解説します。
「リクナビネクストとの違い」「企業スカウトの対応」など、登録前に確認しておきましょう。
- リクルートエージェントと転職サイトとの違いは?
- リクナビネクスト(NEXT)と何が違う?
- 内定連絡が来た後の流れは?
- 転職ではなく新卒・フリーター(既卒)でも利用できる?
- 紹介された求人は必ず応募しないとダメ?
- 企業スカウトは無視しても大丈夫?
- リクルートエージェントのアプリは何ができる?
- リクルートエージェントの退会方法は?
Q1:リクルートエージェントと転職サイトとの違いは?
リクルートエージェントと転職サイトの違いは「転職サポートの仕組み」。
リクルートエージェントはキャリアアドバイザーがサポートしてくれますが、転職サイトは求職者自身で求人を探したり応募したりします。
リクルートエージェントは担当アドバイザーと一緒に転職活動を行う点が、転職サイトとの大きな違い。
上述したようにリクルートエージェントでは書類添削から求人紹介、各種連絡・調整までサポートしてくれるので、転職に慣れていない方の強い味方となります。
Q2:リクナビネクスト(NEXT)と何が違う?
キャリアアドバイザーの転職サポートがあるかどうかが大きな違い。
リクルートエージェントと似た転職サービスに「リクナビネクスト(NEXT)」があります。
どちらも転職サービスなので違いが分かりにくいですが、主な違いはアドバイザーがつくかどうか。
リクルートエージェントではキャリアアドバイザーがサポートしてくれますが、リクナビネクストでは自分で求人検索・応募・面接調整を行う必要があります。
リクナビネクストは登録すれば誰でも求人に応募できるので、従来の転職サイトというわけです。
リクナビネクストでもオファーが届くので、リクルートエージェントと併用してみてください。
Q3:内定連絡が来た後の流れは?
内定の承諾・辞退を決めて手続きを進めます。
リクルートエージェントで内定連絡が来た後の流れが以下の通り。
- 雇用条件を確認(年収、勤務地、入社日など)
- 承諾または辞退の旨を伝える
- 内定承諾の場合、アドバイザーから契約書などの書類が送られてくる
※場合によっては企業と直接やりとりします。 - 契約書の手続きが完了したら入社
リクルートエージェントでは、内定後の連絡から雇用契約書のやり取りまでキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
内定後の雇用条件に承諾すれば内定承諾の旨を連絡し、アドバイザーから送られてくる契約書類で手続きをしてください。
ただし、企業によっては直接やり取りを行う場合もあるので、その点は留意しておきましょう。
Q4:転職ではなく新卒・フリーター(既卒)でも利用できる?
新卒の方やフリーターの方でもリクルートエージェントを利用できます。
リクルートエージェントは転職だけでなく、新卒の方やフリーターの方の就職もサポートしてくれます。
リクルートエージェントはサポートが充実しているので、これから正社員になる方にとっても強い味方になるでしょう。
新卒の方やフリーターの方で正社員を目指しているなら、一度リクルートエージェントに登録してアドバイザーに相談してみてください。
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Q5:紹介された求人は必ず応募しないとダメ?
担当者から紹介された求人に必ず応募する必要はありません。
リクルートエージェントの担当者から求人を紹介されたからといって、すべてに応募する必要ありません。
条件に合わない・業務内容や企業に興味を持てない場合はスルーしても大丈夫です。
キャリアアドバイザーから多くの求人案件が紹介されますが、いいと思う企業がなければ応募する必要はありません。リクルートエージェントでは、転職希望者の意思を必ず確認しており、企業への応募を無理に勧めることはありません。
興味を持てた企業にだけ応募してください。
Q6:企業スカウトは無視しても大丈夫?
企業スカウトは無視しても大丈夫です。
リクルートエージェントでは企業からスカウトが来ることもありますが、興味を持てなければ無視しても大丈夫です。
そもそもスカウトしてきた企業と連絡をとるには担当アドバイザーを挟む必要があるので、企業に直接お断りの連絡を送ることができません。
またスカウトを無視したことで、転職活動に悪い影響を与えることもないです。
条件に合わない・興味を持てない企業からスカウトが来た際は無理に応募せず、スルーしてください。
Q7:リクルートエージェントのアプリは何ができる?
アプリでは求人検索からキャリアシートの作成などが可能。
リクルートエージェントは専用アプリを提供しています。
専用アプリでできることが以下の通り。
- 選考状況の確認
- リクルートエージェントから連絡確認
- 求人検索
- 職務経歴書やキャリアシートの作成
- 履歴書や職務経歴書の添削
このように、リクルートエージェントの基本的なサービスはアプリでも利用可能です。
キャリアシートの作成から書類の添削までアプリで行えるので、いつでもどこでも手軽に転職の準備ができます。
外出先もで選考状況やリクルートエージェントからの連絡を確認できるので、リクルートエージェントに登録したらアプリもインストールしておくと便利です。
Q8:リクルートエージェントの退会方法は?
退会フォームに登録内容を入力して送信するだけで退会可能。
リクルートエージェントで転職先が決定し、利用する予定がなくなった方は【転職支援サービスの退会フォーム】から簡単に退会できます。
出典:リクルートエージェント「転職支援サービスの退会フォーム」
退会するには、上記画像のように登録内容を入力して送信するだけ。リクルートエージェントなら、面倒な手続きなくスムーズに退会することができます。
【まとめ】転職するなら登録しておいて損はなし
リクルートエージェントは、求人数の多さや転職サポートに対して良い評判が多かったです。
一方で、担当者によっては条件に合わない求人を紹介されたり急かされたりするという声もありました。
- 求人掲載数が多い
- 無料で書類を添削してくれるから助かる
→「書類を添削してもらったおかげで転職できた」という声もあり - 担当のアドバイザーが親切
- 自分の転職条件にマッチする求人を紹介してもらえた
- 条件に合わない求人を紹介される
- キャリアシートの作成が複雑
- メールが多い&面接予定を急かしてくる
担当者との相性が悪いと感じたときは、担当者を変更してもらってください。
リクルートエージェントは求人数が公開・非公開あわせて50万件以上もありますし、担当のキャリアアドバイザーが書類添削から面接調整まで幅広くサポートしてくれるのが魅力。
求人の選択肢が多いので条件に合う転職先を見つけやすく、サポートも充実しているので転職時の面倒な作業をカットできます。
こういった特徴から、リクルートエージェントは「転職が初めてで不安」「転職の手間を省きたい」という方に特におすすめ。
完全無料で利用できるので、転職を考えている方はリクルートエージェントに登録して損はないでしょう。
◎合計求人数は常時60万件以上
◎いつでも退会可能
転職UPPPライター
T.F氏:30代前半
ライター経験8年以上で年間100記事以上を執筆。転職・健康食品・美容などの情報を取り扱うWebメディア企業でライター/ディレクターの経験を積み、その後フリーランスへ転身。Webコンテンツの執筆やWebサイトのディレクション、コンサルなどを経験。今までに6社の転職サイト/エージェントを利用し、現在は転職UPPP編集部で活躍中。
利用した転職サイト
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