
この記事でわかること
- 人材業界は未経験採用が多く、業界特化型の転職サービスを併用すると転職先の選択肢を広げやすい
- 人材営業やコーディネーターは未経験から入りやすく、CA・HRコンサルなど職種ごとに仕事内容や難易度が異なる
- 人材業界の年収は400万円前後が目安で、職種や成果によって差があり、転職先候補となる主要企業も比較できる
「人材業界に興味はあるけれど、未経験から入れるのだろうか」と迷っている方は少なくありません。人材業界では人材営業や人材コーディネーターを中心に、未経験者の採用が広がっています。
この記事では、人材業界・HR業界に強い転職サイト・エージェントを7サービスを比較します。あわせて人材業界の転職難易度と平均年収、職種ごとの仕事内容、売上高の大きい主要企業10社まで解説します。
未経験から人材業界へチャレンジする方も、すでに業界で働いていてキャリアアップを目指す方も、自分に合う一社を選ぶ材料として使ってください。
この記事で紹介している転職エージェントはサイト監修者の芳賀が監修し、人材業界の転職情報については菅田様にご監修いただいております。
この記事の監修者

菅田 芳恵社会保険労務士
49歳から2年間で社労士等7つの資格を取得し、現在13の資格に裏打ちされた幅広い知識を活かして、コンサルティング・執筆・研修講師・資産運用相談・労働トラブル相談・キャリアカウンセリング・メンタルカウンセリング等幅広く活動をしています。
人材業界に強い転職サイト・エージェント7選
人材業界転職の | タイプ | 人材業界の | 特徴・強み | 対応エリア | 年収アップ実績 | 未経験の受け入れ | 得意な職種 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
doda X | 4.8 | ハイクラス | ◯ |
| 全国+海外 | 年収100万円以上の年収アップ実例あり | 記載なし | 人材コンサルタント/採用コンサルタント/人材営業 |
リクルートエージェント | 5.0 | 総合型 | ◎ |
| 全国+海外 | 転職成功者の62.7%が年収アップ | ◯ | 人材育成・人材開発/人材紹介・人材派遣/人材営業・コーディネーター/HRコンサルティング/HRテック |
doda | 4.9 | 総合型 | ◎ |
| 全国 | 年収アップの可能性大 | ◯ | 人材コーディネーター/人材営業/求人広告営業/人材派遣/人材事務 |
ひとキャリ | 4.6 | 人材特化 | 3,000件以上 |
| 全国 | 90%が転職後年収アップ | ◯ | 全般(キャリアアドバイザー/リクルーティングアドバイザー/人事コンサル/HR SaaS ほか) |
キャリアアドバイザーAGENT | 4.5 | 人材特化 | 非公開 |
| 全国 | 非公開 | ◯ | 全般(キャリアアドバイザー職に特化) |
HR AGENT | 4.3 | 人材特化 | 8,000件以上 |
| 全国 | 非公開 | 記載なし | 人材業全般 |
HRの砦 | 4.0 | 人材特化 | 非公開 |
| 全国 | 100万円以上の年収アップ実績あり | 記載なし | 全般 |
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1:doda X

基本情報 | |
|---|---|
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
タイプ | ハイクラス転職サイト |
人材業界の | 12,000件以上 |
対応エリア | 全国+海外 |
人材業界の |
|
年収アップ率 | 年収100万円以上の年収アップ実例あり |
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doda Xがおすすめの理由
人材業界専門のヘッドハンターが在籍
人材業界に精通したヘッドハンターからハイクラス層向けの求人スカウトメールが届く
内定から入社まで一括サポート
人材業界でのハイクラス転職がはじめてでもスムーズに転職活動を進められる
doda Xにはハイクラス向けヘッドハンターが在籍。精通したヘッドハンターから、あなたのスキルに合ったハイクラス層向けの求人スカウトを受け取ることができます。
ハイクラススカウトが届くだけでなく、doda Xでは応募から企業との面接日程調整、内定・入社までのプロセスをサポート。人材業界ではじめてハイクラス転職する人やキャリアアップを目指している人でも、効率的に転職活動を進められます。
※求人への応募にはdodaへの会員登録およびdodaエージェントサービスの利用申込みが必要です
doda Xはこんな人におすすめ!
- 効率的にハイクラス転職を実現したい人
- 人材業界でのさらなるキャリアアップを目指している人
- 人材業界の最新の転職市場や転職動向について、詳細な情報を得たい人
doda Xではヘッドハンターが応募から内定までの流れをサポートしてくれるのが強みです。人材業界で初めてハイクラス転職をする方でもヘッドハンターがサポートしてくれるので、気になる点を相談しながら転職活動を進められます。
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2:リクルートエージェント

基本情報 | |
|---|---|
運営会社 | 株式会社リクルート |
タイプ | 転職エージェント |
人材業界の | 53,000件以上 |
対応エリア | 全国+海外 |
人材業界の |
|
年収アップ率 | 転職成功者の62.7%が年収アップ |
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リクルートエージェントがおすすめの理由
人材業界の求人を5万件も保有
人材業界の求人が豊富なので条件にマッチした職場を見つけやすい
各業種専門のアドバイザーが在籍
実績豊富なアドバイザーから人材業界の動向やニーズを教えてもらいやすい
書類添削・面接対策・面接後のフィードバックまでサポート
人材業界への転職で効果的なアピール方法を知ることができる
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1※の転職エージェント。国内最大級の転職エージェントで、人材業界の求人を多数保有しています。
一般の求人サイトには掲載されていない非公開求人も豊富なので、人材会社の選択肢が広がるでしょう。
また各業種ごとに専門エージェントが在籍しているので、人材業界の業種に特化した求人紹介やアドバイスが期待できます。
書類添削から面接対策まで徹底してアドバイスをしてくれるので、人材業界経験者はもちろん未経験者にもおすすめです。
※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における、有料職業紹介事業者が報告した「4か月以上有期および無期」の就職者数(2025年度実績)2026年5月時点
リクルートエージェントはこんな人におすすめ!
- できるだけ多くの選択肢から納得のいく人材業界の求人を探したい人
- 各業種専門のアドバイザーから、転職市場などを聞いて転職先を相談したい人
- 書類の書き方や面接の受け答えについてアドバイスしてほしい人
リクルートエージェントは業界トップクラスの求人数から評価が高く、人材業界向けの求人も豊富です。人材業界は未経験からでも転職しやすいので、経験者や未経験者問わず条件に合った求人を見つけやすいでしょう。 大手人材紹介会社というだけあり人材業界の転職動向に詳しい可能性が高く、選考通過率を上げるのに役立つアドバイスも期待できます。
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3:doda

基本情報 | |
|---|---|
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
タイプ | ・転職サイト |
人材業界の | 38,000件以上 |
対応エリア | 全国 |
人材業界の |
|
年収アップ実績 | 年収アップの可能性大 |
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dodaがおすすめの理由
働き方で人材業界の求人を探せる
「大手・優良企業」「完全週休二日」「未経験者歓迎」の求人多数で、条件に合った求人を見つけやすい
キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当の2人体制
採用計画や求める人物像、職場環境などの事情に精通し、人材会社の詳しい情報を知ることができる
未経験歓迎の人材業界求人が11,000件以上
あなたの経歴・スキルに興味を持った人材業界企業と出会えるから採用可能性が高い
dodaは転職サイトとエージェントを使い分けられるのが特徴。
自分のペースで人材会社の求人を探すこともできますし、不安があれば専門アドバイザーに相談することもできます。
また、dodaは「大手・優良企業」「完全週休二日」「未経験者歓迎」の求人も多数掲載。希望の働き方にマッチする人材業界企業を見つけ出せます。
未経験歓迎求人も11,000件以上もあるため、人材業界未経験の人にもおすすめです。
dodaはこんな人におすすめ!
- 未経験から人材業界に転職希望の人
- 大手企業などへキャリアアップを目指している人
- 自分に合った働き方の企業へ転職したい人
dodaは未経験歓迎の求人が多いので、実務経験が少ない人や未経験から人材業界へ転職した人におすすめです。職場環境やスタッフの雰囲気といった内情にも詳しいので、入社後のギャップを抑えられます。 転職サイトと転職エージェントを使い分けられるので、まずは求人検索で求人をチェックしてみるといいでしょう。
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4:ひとキャリ

基本情報 | |
|---|---|
運営会社 | 株式会社b&q |
タイプ | 人材業界専門転職エージェント |
人材業界の | 3,000件以上 |
対応エリア | 全国 |
得意な人材業界の職種 | 全般(キャリアアドバイザー/リクルーティングアドバイザー/人事コンサル/HR SaaS/など) |
年収アップ率 | 90%が転職後年収アッ府 |
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ひとキャリがおすすめの理由
人材業界に特化した求人を保有
マイナビ、ビズリーチ、ギークリー、レバレジーズといった業界大手から、ブティック型(特化型)人材紹介企業、HRテック企業まで幅広く網羅。人材紹介、人事職など「ヒト」に関わる求人のみを厳選
高待遇・好条件の「非公開求人」が豊富
「年収750万円以上」「土日休み」「CXO・部長職」といった、一般には公開されないハイクラスな非公開求人を1,000件以上保有
業界出身アドバイザーによる圧倒的な伴走サポート
業界の内情を知り尽くしたプロが、求職者一人あたり平均20時間を超える手厚いサポートを提供。現場目線でのリアルなアドバイスが受けられる
「ひとキャリ」は、人材紹介・人材派遣・HRテックなど、人材業界への転職に特化したエージェントです。
ひとキャリは、一人のアドバイザーが求職者様と採用企業の双方を直接担当する「両面型」の支援スタイルです。
各企業様と直接求人取引をしており、求人企業の採用担当者と採用方針等を密接に連携しています。
企業が求人ポジションに求める人物像や採用の背景・組織風土などの解像度が高い点が特徴です。
そのため、求職者のこれまでの経験や現在の考え方、将来の理想を叶えるための求人マッチング精度も高く、書類選考通過率は驚異の85%(※2)。
企業別・選考フェーズ別にしっかりと対策を受けられます。
転職後の年収アップ率も90%を超えており、未経験からの挑戦やキャリアアップを強力に支援しています。
また、選考対策の質も高く、面接対策は求職者さまの状況に合わせて、対策企業数×選考数で実施するのも特徴です。
自己分析や強みの整理において、求職者自身が納得感を持てるまで徹底的に対策を行います。『自分の言葉』で面接に臨めるよう導く手厚いサポート体制。自信を持った状態で志望企業の選考を受けられるため、サービス利用満足度は98%と、多くのユーザーから圧倒的な支持を得ています。
入社後も定期的な面談を行うなど、長期的なキャリア形成に寄り添うフォロー体制が整っています。
※1-3:2026年4月公式サイトより
ひとキャリはこんな人におすすめ!
- 人材業界・人事職への転職を検討している人
- 短期的なマッチングではなく、人材業界での広いキャリアパスを見据えた手厚いサポートを希望する人
- ハイクラス・好条件な非公開求人を探している人
企業の解像度が高いからこそ、自身の強みがそのまま活きる『本当に合う求人』を厳選して紹介してくれます。 自分の良さをしっかり言葉にして、自信を持って選考に臨める手厚い体制。この情報の透明性と誠実なスタンスが、利用者の圧倒的な支持に繋がっていると言えます。
\ 登録はこちら! /ひとキャリ公式サイトを見る◎サービス利用満足度98%※3 ◎無理な転職勧奨は一切ありません
5:キャリアアドバイザーAgent

基本情報 | |
|---|---|
運営会社 | 株式会社9E |
タイプ | キャリアアドバイザー専門転職エージェント |
人材業界の | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
得意な人材業界の職種 | 全般 |
年収アップ率 | 非公開 |
右にスライドできます →
キャリアアドバイザーAgentがおすすめの理由
キャリアアドバイザー特化の求人を保有
立ち上げフェーズの企業や急成長中の企業など幅広く求人を提案可能
一気通貫型の転職サービス
一人のコンサルタントが企業と求職者の両面を担当する一気通貫スキームを採用
書類添削から面接対策まで徹底サポート
キャリアアドバイザーの転職に特化したアドバイスを受けられる
キャリアアドバイザーAgentはキャリアアドバイザー職に特化した転職エージェント。立ち上げフェーズの企業や急成長中の企業など幅広く求人を保有しています。
人材業界でのキャリアアップを目指す人はもちろん、業界未経験者でもチャレンジできる適性や希望に合った求人を提案してもらえます。
キャリアアドバイザーAgentは大手のような分業制ではなく、一人のコンサルタントが企業と求職者の両面を担当する一気通貫スキームを採用。研修制度/担当求職者数/会社のカルチャーなどを説明することで、ミスマッチのない紹介を実現しています。
キャリアアドバイザーAgentはこんな人におすすめ!
- キャリアアドバイザーとしてキャリアアップを目指している人
- ミスマッチの少ないサポートを求める人
- 未経験からキャリアアドバイザーへ転職したい人
キャリアアドバイザーAgentでは、求職者と企業の双方を1人のコンサルタントが担当するというシステムとなっています。これにより、企業情報に齟齬がなく、企業ニーズを把握したコンサルタントから的確なアドバイスを受けられます。 大手企業の案件だけでなく、成長フェーズの企業案件も保有しているので、企業の成長に貢献したいと考えている人にもおすすめです。
\ 登録はこちら! /キャリアアドバイザーAgent公式サイトを見る◎一気通貫型の転職サポート ◎いつでも退会可能
6:HRエージェント

基本情報 | |
|---|---|
運営会社 | ポート株式会社 |
タイプ | 人材領域特化の転職エージェント |
人材業界の | 8,000件以上 |
対応エリア | 全国 |
得意な人材業界の職種 |
|
年収アップ率 | 非公開 |
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HRエージェントがおすすめの理由
人材業界の大手企業の求人が豊富
ギークス、レバレジーズ、エムスリーキャリア、弁護士ドットコムなど業界大手企業や知名度のある企業の求人等、豊富な紹介実績があります。
福利厚生も揃っている企業の求人もあり
年間休日120日以上、完全週休2日制(土日)、フレックスタイム制、リモートワーク可など、求職者が希望する福利厚生を持つ求人を紹介してもらえます。
業界を知り尽くしたエージェントが内定まで伴走
業界・企業の採用状況を熟知している転職エージェントが、面接練習や書類添削などを通して、内定獲得までサポートし続けます。
HRエージェントは、人材業界に強みを持つ転職サービスです。リクルートグループやパーソルグループといった大手人材企業にも強いパイプを持ち、これらの厳選された求人を保有しています。
独自の非公開求人を持ち、一般的な転職サービスでは見つかりにくい専門性の高い求人が見つかりやすいでしょう。
非公開求人のなかには、書類選考や2次選考まで免除してくれるところもあります。
HR エージェントでは、求職者の応募書類の添削やアドバイスを行っている他、「なぜ選ばれるのか」といった面接官の思考など企業の採用現場を熟知した転職エージェントが内定までサポート。
入社後の活躍など入社後の求職者の行動も支援しています。
HRエージェントはこんな人におすすめ!
- 人材業界に転職したい人
- 福利厚生がしっかりした企業に転職したい人
- 面接がなかなか通らない人
HRエージェントは、人材業界に特化した支援力が大きな魅力です。リクルートグループやパーソルグループなど大手企業の求人に強く、ギークス、レバレジーズ、エムスリーキャリアといった成長企業の案件まで幅広く網羅しています。 福利厚生が整った求人も豊富に取り扱っているため、働きやすさを重視する方にも安心です。
◎大手・成長企業の求人多数 ◎いつでも退会可能
7:HRの砦

基本情報 | |
|---|---|
運営会社 | 株式会社AMI |
タイプ | 人材業界特化の転職エージェント |
人材業界の | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
得意な人材業界の職種 | 全般 |
年収アップ率 | 100万円以上の年収アップ実績あり |
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HRの砦がおすすめの理由
一次面接免除の企業多数
スムーズに選考が進み、早期に人材会社に転職しやすい
書類選考通過率は80%
業界用語の修正、誤字脱字、助詞の連続使用まで細かくチェックしてもらえる
コンサル歴10年以上のエージェント在籍
経営者視点、人事担当者視点など独自のアドバイスが可能
HRの砦は人材業界特化の転職エージェントで、常時4,000件以上の人材業界の案件を保有しています。
そんなHRの砦は、一次面接免除の企業の求人を多数扱っているのがポイント。一次面接を行うことなく二次面接または最終面接に進めるため、早期転職が期待できます。
また、HRの砦では応募書類を〈業界用語の修正、誤字脱字、助詞の連続使用〉まで細かくチェック。専門的なアドバイスを受けられるため、書類選考の通過率は80%と高水準です。
人材業界の転職活動で「なかなか選考を通過できない…」という方には特におすすめです。
HRの砦はこんな人におすすめ!
- 書類選考をなかなか通過できなかった経験がある人
- 面接をショートカットして効率よく転職したい人
- 自己PRに自信がない人
HRの砦は選考通過率の高さから選ばれている転職エージェントです。一次面接免除の求人が豊富なので選考回数が少なく済むうえに、書類選考の通過率が80%となっているので高い割合で選考に進めます。 効率よく選考を進めて、少しでも早く転職先を見つけたい方には強い味方となるでしょう。
\ 登録はこちら! /HRの砦公式サイトを見る◎書類選考通過率80% ◎いつでも退会可能
人材業界のこれからは?転職市場や平均年収、転職難易度
概要 | |
|---|---|
求人数 | 未経験可の求人が多く、他業界からの転職者も受け入れられている。 |
将来性 | 働き方の多様化と転職の一般化により、人材サービスへの需要は今後も続く見通し。 |
働きやすさ | 目標達成が求められる職種が多く、クライアントと求職者の調整に難しさがある。 |
平均年収 | 400万円前後。営業職はインセンティブ制度を取り入れる企業もあり、成果次第で上振れする。 |
転職難易度 | 未経験からの転職者が多く、他の業界に比べて入りやすい。 |
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働き方が多様になり転職が身近になったことで、人材サービスを利用する人と企業はどちらも増えています。人材業界のこれからは、需要が底堅く推移する見通しです。
人材サービスへの需要が続くなかで、未経験者を受け入れる企業も見られます。他の業界と比べて入りやすい状態が続いています。
有効求人倍率:人材業界は求人が多い傾向
厚生労働省の一般職業紹介状況によると、2026年6月の有効求人倍率は1.18倍、正社員に限ると1.00倍です。有効求人倍率とは、求職者一人あたりの求人数の割合を示す指標です。
全国的に採用需要が高い状態が続いており、それが人材サービスへの需要につながっています。企業が採用を続けるかぎり、仲介役である人材業界の仕事も生まれ続けます。
人材サービスへの需要が高まっている背景として、以下が考えられます。
- 転職が一般化し、人材サービスの需要が高まっている
- 人材コンサルタントなど専門知識を求められる職種で、人材が不足している
- リモートワークの普及で採用の地理的な制約が減り、募集が広がっている
とくに人材コンサルタントのような職種では専門知識が求められるため、条件に合う人材が慢性的に足りていません。人材業界の採用が続いている一因です。
※ 参考元:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年6月分)について」(2026年)
平均年収:職種によって年収水準が異なる
人材業界の代表的な職種では、年収400万円前後のデータがあります。
- 人材営業:平均年収398.8万円
- キャリアカウンセラー:平均年収438万円
国税庁の民間給与実態統計調査によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は478万円です。この数値だけを比べると、人材業界の年収は高いほうではありません。
ただし、2つの調査は性質が違います。国税庁の数値は全業種・全年代の平均で、人材営業とキャリアカウンセラーの数値は職種単位の民間調査です。母集団が異なるため、そのまま優劣を判断することはできません。
また人材業界は職種の幅が広く、営業職ではインセンティブ制度を取り入れている企業もあります。成果次第で平均を大きく上回る収入を得ることも可能です。
※ 参考元:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」(2025年)
※ 参考元:転職会議「キャリアカウンセラーの年収まとめ」
転職難易度:人材業界は転職しやすい?
人材業界は他の業界とくらべて転職しやすい傾向があります。未経験からの転職者が多く、採用の間口が広いためです。
人材業界が転職しやすい理由はこちらです。
人材業界が転職しやすい理由
- 未経験可の求人が多い
- 人材営業へ転職した人の半数以上が未経験者というデータがある
- 専門知識より、コミュニケーション能力や課題解決力が重視される職種がある
人材コンサルタントなどでは専門知識を求められる傾向にありますが、人材紹介営業といった職種は未経験者を受け入れやすい環境です。
コミュニケーション能力や問題解決能力といった基本的なスキルがあれば、これまでに培った他業界での経験を活かせる場合が多くあります。人材業界経験者はもちろん、業界未経験の方も転職にチャレンジしてみてください。
※doda「人材サービスの営業とはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説」
人材業界の業務イメージ:きつい?やめとけって本当?

人材業界の仕事は転職エージェントのような人材紹介や、派遣社員と企業とをマッチングさせる人材派遣などが定番。それらに加え、以下のような仕事・ポジションがあります。
職種 | 仕事内容 | 未経験からの入りやすさ | 活かせる経験 | 仕事の難易度 |
|---|---|---|---|---|
人材営業 | 新規クライアントの開拓、既存クライアントとの連携、求人ニーズの確認と提案 | 入りやすい | 法人営業、無形商材の営業 | 低 |
人材コーディネーター | 求職者の登録管理、求人情報の管理、マッチングサポート | 入りやすい | 事務、接客、進行管理 | 低 |
キャリアアドバイザー | 求職者と企業のマッチング、面接調整、キャリア相談 | 条件付きで可 | 接客、教育、カウンセリング | 中 |
アカウントマネージャー | クライアント企業との関係構築、ニーズの把握、契約管理 | 経験者向け | 法人営業、既存顧客の深耕 | 中 |
HRコンサルタント | 企業の人事戦略立案支援、組織開発、人材育成プログラムの提案 | 経験者向け | 人事、経営企画、コンサルティング | 高 |
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キャリアアドバイザーという名称は、業界の言い方で国家資格であるキャリアコンサルタントとは異なります。 キャリアアドバイザーの中にも資格を持っている人もいますので、事前に確認をするのもよいでしょう。
未経験からでも転職しやすいのが、人材営業と人材コーディネーターです。営業ならコミュニケーションスキル、コーディネーターであれば管理・進行スキルがあれば業務を遂行できます。
人材紹介会社では、求職者を担当する人をキャリアアドバイザー(CA)、企業を担当する人をリクルーティングアドバイザー(RA)と呼び分けることがあります。一人が両方を担当する形は「両面型」と呼ばれます。
求人票に「CA」「RA」と書かれていたら、どちらを担当するポジションかを確認しておきましょう。同じ人材紹介の仕事でも、日々向き合う相手が求職者か企業かで働き方が変わります。
目標設定や業務へのプレッシャーは、どこの企業でも高いのが普通です。このことをきついと感じるのは、上司のマネジメント能力の差なので、あまり気にする必要はないでしょう。
しかし、これらの挑戦を乗り越えることで、高い達成感や充実感を得ることができるのもまた人材業界の仕事の特徴です。
人材業界のビジネスモデル
人材業界には主に以下のビジネスモデルがあります。
ビジネスモデル | 報酬を得る相手とタイミング | 中心となる職種 |
|---|---|---|
人材紹介 | 採用が決まった企業から、成功報酬として受け取る | キャリアアドバイザー、リクルーティングアドバイザー |
人材派遣 | 派遣先の企業から、稼働時間に応じて受け取る | 人材コーディネーター、派遣営業 |
求人広告 | 掲載する企業から、掲載期間や成果に応じて受け取る | 求人広告営業、制作ディレクター |
人材コンサルティング | 依頼した企業から、支援内容に応じて受け取る | HRコンサルタント、組織開発担当 |
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報酬の受け取り方が違うと、日々の働き方も変わります。人材紹介は成功報酬型のため、一件ごとの決定が数字に直結します。人材派遣は稼働が続くかぎり売上が積み上がる形で、既存のスタッフをどう支えるかが仕事の中心になります。
これらを専門的に展開している企業もあれば、すべてのサービスを提供している企業もあります。また最近では、「〇〇業界専門エージェント」といった特定領域に絞った人材紹介・人材派遣の企業も増えています。
あなたの強みを活かすためにも、応募先企業がどのビジネスモデルを主力にしているかをリサーチしておきましょう。実際に採用担当者が何を見ているかは、転職成功のコツを採用担当者に聞いてみたでも詳しく紹介しています。
人材業界に強いおすすめ転職エージェントの選び方3つ
人材業界に強い転職エージェントを選ぶ際は、以下の3つのポイントをチェック。失敗しない転職エージェント選びができるはずです。
- 人材業界の求人数が多いかどうかをチェック
- 転職サポートが充実しているかをチェック
- 転職支援実績や利用者数をチェック
選び方①:人材業界の求人数が多いかどうかをチェック
人材業界での転職で失敗しないためには、求人数の多い転職エージェントがおすすめ。求人数が多いことで次のようなメリットを得られるからです。
- 求人の選択肢が増えて、条件に合った職場を見つけやすくなる。
- 求人数が多いエージェントを選ぶことで、転職成功率アップにつながる
- 自分の市場価値を把握できる
有効求人倍率が高い人材業界ですが、それでも求人数が多ければ提案してもらえる求人の幅も広がります。これにより、自分の希望やキャリアプランに最も合った職場を見つけることができる可能性が高まるというわけです。
あなたのスキルや経験にマッチする企業の提案数が増えることで、転職成功率アップが期待できるでしょう。
また、求人数が多いと専門的なスキルや経験を求める職種に出会う機会も増えます。その結果、あなたの持つスキルや経験がどのように市場で評価されるかを把握できるのもメリットです。
選び方②:転職サポートが充実しているかをチェック
人材業界は様々なポジションや企業が存在するため、サポートが充実している転職エージェントを選ぶことで条件にマッチする企業への転職が実現しやすいです。
転職サポートが充実している転職エージェントは求人を紹介してくれるだけでなく、以下のようなサポートも受けられます。
- 履歴書・職務経歴書の添削やアドバイス
- 面接練習
- 面接でよく聞かれる質問の共有
- 過去に採用になった人の特徴の共有
- 面接の雰囲気の共有
- 企業の社内環境や社員の雰囲気の共有
- 面接日程の調整
- 企業とのやり取り
- 面接後のフィードバック
- 内定後の条件交渉
転職エージェントは、応募書類の添削や面接のアドバイスを受けられるのは大きなメリット。
あなたの経験やスキル、キャリア目標に基づいたアドバイスを受けることで自分に最適な職種や企業を見つけることができ、人材業界内でのキャリア形成が期待できます。
効果的な履歴書や職務経歴書の作成方法や面接での自己PRの仕方を教えてもらうことで、業界未経験の方でも転職成功率がグッと高まるはずです。
面接の日程調整や企業との連絡も代行してもらえるので、在職中で忙しい方もスムーズに転職しやすいです。
職務経歴書は、履歴書よりも重要な書類でいかに自分を魅力的な人物に見せられるかがカギとなります。また、文章力も必須です。そこで、本に書かれているようなアドバイスしかできない担当者であれば、変更を申し出ましょう。
選び方③:転職支援実績や利用者数をチェック
人材業界への転職で失敗しないためには、実績豊富な転職エージェントの選定も重要。実績が多い転職エージェントなら過去の成功事例を参考にした具体的なアドバイスが期待できるからです。
転職支援実績や利用者数が多いメリット
- 過去の転職成功事例を参考にアドバイスしてもらえる
- 多くの転職を支援してきたエージェントは、人材業界の動向やニーズにも詳しい可能性が高い
- 多くの企業との繋がりを持っている
- 利用者が多いということは、信頼性やサービスの質が高い傾向にある
多くの転職を支援してきたエージェントは人材業界の動向やニーズ、求められるスキルに関して豊富な知識を有している可能性が高いです。そのため市場に合った適切なアドバイスを受けやすいです。
多数の転職支援実績を持つエージェントは、多くの企業との繋がりを持っています。これにより、一般には公開されていない人材業界の非公開求人を紹介してもらえるでしょう。
人材業界への転職でエージェントを使うメリット・デメリット
【メリット】人材業界の転職市場に詳しいプロからサポートを受けられる
人材業界への転職でエージェントを利用するメリットをご紹介します。
メリット | 詳細 |
|---|---|
専門的なアドバイスを受けられる | 人材業界の転職市場と動向に精通したプロフェッショナルから、個々のキャリアプランに合わせた具体的なアドバイスを受けられます。 |
非公開求人を紹介してもらえる | 一般に公開されていない好条件の求人を見つけられたり、ライバルの少ない案件に応募しやすいです。 |
履歴書・職務経歴書・面接 のアドバイスを受けられる | 面接対策や履歴書。職務経歴書の書き方に精通しており、個々の強みを引き出すアドバイスを行います。これにより、自信を持って面接に臨むことができます。 |
業界のトレンドを知れる | 人材業界の最新のトレンドや求められるスキルに関する情報を提供してもらえ、効果的な転職戦略を立てやすくなります。 |
条件交渉をしてもらえる | 給与交渉や待遇面でのサポートもエージェントが行ってくれます。エージェントの交渉力を活用することで、理想的な条件での転職が実現できます。 |
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転職エージェントを利用することでこれらのメリットを受けられるため、人材業界への転職希望者は自身のキャリア目標を実現しやすくなるはず。
そもそも転職エージェントが人材紹介企業なので、人材業界の転職市場に詳しいのは間違いないでしょう。
人材業界の転職市場に詳しい転職のプロに相談することで、理想的な職場を見つけられたり転職成功率アップにつながるはずです。
【デメリット】相性の合わない人が担当者になるケースもある
一方で人材業界への転職でエージェントを使う際には次のようなデメリットがあるため注意してください。
デメリット | 理由 |
|---|---|
自分のペースで転職活動を進められない | 転職エージェントでは担当アドバイザーが求人紹介や面接の日程調整を行います。そのため自分のペースで求人を探したり選考を進めたりするのが難しい場合もあります。 |
相性の合わないエージェントが担当者になることもある | 必ずしも自分に合った担当者が割り当てられるとは限りません。人材業界にあまり詳しくない人や、求人紹介のミスマッチが多い人が担当者になることもあります。 |
連絡が遅いことがある | 複数の求職者を担当しているアドバイザーだとレスポンスが悪いこともあり、転職活動のペースが遅くなる原因となる場合があります。 |
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転職エージェントは担当アドバイザーと二人三脚で転職活動を進めるため、自分のペースで転職したい人には合わない可能性があります。
「じっくり求人を吟味して応募したい」という方は、転職サイトとエージェントを使い分けられるdodaがおすすめです。
また、人材業界の転職サポートに慣れていないアドバイザーが担当者になる可能性もゼロではありません。
「相性が合わない」と感じたら、すぐにサポートに連絡して担当者を変更してもらいましょう。
担当者によっては複数の求職者を担当している場合もあり、連絡が遅いケースも考えられます。未経験からでも挑戦しやすい人材営業は人気職種なので、そういった人気職種へ転職希望の人も注意が必要です。
連絡が遅い場合は、他の転職エージェントも併用するのがおすすめ。返事を待っている間に他の求人へ応募して選考を進めることができるからです。
人材業界への転職を成功させるエージェントの活用方法2つ
人材業界への転職を成功させるためのエージェント活用のポイントはこちらです。
- 転職条件や転職軸を担当アドバイザーに明確に伝える
- 担当者からの連絡は可能な限り早めに返信する
なお、転職エージェントは複数を併用することもできます。何社に登録するのが適切かは転職エージェントは複数登録すべき?何社が最適か・使い方・注意点で詳しく解説しています。
転職条件や転職軸を担当アドバイザーに明確に伝える
人材業界への転職を考えている場合、転職条件や転職軸を担当アドバイザーに明確に伝えることは理想的な職場を見つけるためには欠かせません。
転職条件を明確に担当アドバイザーへ伝えるメリットがこちらです。
- 条件にマッチする人材業界の求人を紹介してもらいやすくなる
- ミスマッチの少ない求人へ応募できる
- 面接で自分のキャリア形成や要望を伝えやすい
- 入社後の満足度が高まる
人材業界はビジネスモデルも社内の雰囲気も企業によって大きく異なります。条件や転職軸がはっきりしていればミスマッチの少ない求人へ応募しやすく、面接でも自分の考えをはっきりと伝えられます。
一方で「今よりいい条件の会社に転職したい」と条件が曖昧だと、求人紹介の精度が落ちたり、合わない企業へ応募してしまうリスクが高まります。
担当者からの連絡は可能な限り早めに返信する
担当アドバイザーからの求人紹介や連絡にすぐ返信することで、次のようなメリットを得られます。
- 求人紹介の回数が増え、希望求人を見つけやすくなる
- 採用枠が埋まる前に条件のいい求人に応募できる
- 転職意欲が高い印象を抱かれ、積極的なアドバイスが期待できる
紹介された求人が条件に合わないことをすぐに伝えれば、次の求人をスピーディーに紹介してもらいやすくなります。
とくに人材営業やコーディネーターは未経験歓迎の求人も多く人気の職種です。早めのアプローチが内定を獲得するカギになります。
人材業界の人気企業・大手企業一覧【主要10社】
今回紹介する企業のなかで売上高が大きいのは、リクルートホールディングス・パーソルホールディングス・パソナグループの3社です。
売上高の大きい主要10社を一覧にまとめました。決算期は企業ごとに異なるため、あわせて記載しています。
企業名 | 連結売上高 | 決算期 | 主な事業領域 |
|---|---|---|---|
リクルートホールディングス | 3兆6,973億円 | 2026年3月期 | 求人広告、HRテック、人材派遣、人材紹介 |
パーソルホールディングス | 1兆5,558億円 | 2026年3月期 | 人材派遣、人材紹介、BPO |
パソナグループ | 3,084億円 | 2026年5月期 | 人材派遣、BPO、アウトソーシング |
ワールドホールディングス | 2,843億円 | 2025年12月期 | 人材派遣、不動産 |
テクノプロ・ホールディングス | 2,389億円 | 2025年6月期 | エンジニア派遣 ※2025年12月に上場廃止 |
オープンアップグループ | 1,674億円 | 2026年6月期 | エンジニア派遣 |
UTグループ | 1,668億円 | 2026年3月期 | 製造派遣、エンジニア派遣 |
ウィルグループ | 1,468億円 | 2026年3月期 | 人材派遣、人材紹介 |
メイテックグループホールディングス | 1,376億円 | 2026年3月期 | エンジニア派遣 |
アウトソーシング | 非開示 | 非開示 | 製造派遣、BPO ※2024年6月に上場廃止 |
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※参考元:各社の決算短信(2025年6月期〜2026年6月期)
大手リクルートホールディングスの売上高は3兆円を超えており、2位のパーソルホールディングスと比べても2倍以上の規模です。上位2社と3位以下では事業の広がりが大きく違います。
もう一つ押さえておきたいのが、10社のうち5社がエンジニア派遣や製造派遣を主力にしている点です。「人材業界=人材紹介」というイメージと、実際の業界構成にはずれがあります。
なお、決算期は3月期・5月期・6月期・12月期と企業ごとに異なります。売上高を比べるときは、同じ時期の数字ではないことを踏まえて見てください。
【領域別】人材業界の主要企業
人材業界の企業は、4つのビジネスモデルのどれを主力にしているかで性格が分かれます。領域ごとに代表的な企業を挙げます。
領域 | 主な企業 | この領域で募集される職種 |
|---|---|---|
人材紹介 | リクルートホールディングス、パーソルホールディングス、ウィルグループ | キャリアアドバイザー、リクルーティングアドバイザー |
人材派遣 | パーソルホールディングス、パソナグループ、ワールドホールディングス | 人材コーディネーター、派遣営業 |
技術者派遣(エンジニア派遣・製造派遣) | テクノプロ・ホールディングス、オープンアップグループ、UTグループ、メイテックグループホールディングス | 採用担当、キャリアサポート、営業 |
求人広告・HRテック | リクルートホールディングス | 求人広告営業、企画職、カスタマーサクセス |
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技術者派遣を主力とする企業では、自社で正社員として採用したエンジニアを企業へ派遣します。そのため募集される職種は、社外の求職者を紹介する仕事ではなく、自社の技術者を採用し育てる仕事が中心です。
人材紹介の現場を志望しているなら、応募先がどの領域を主力にしているかを求人票と決算資料の両方で確認しておきましょう。同じ「人材業界の営業」でも、扱う商材と相手が変わります。
人材業界の大手3社はどこ?
2026年8月時点の各社決算で見ると、人材業界の大手3社はリクルートホールディングス・パーソルホールディングス・パソナグループです。
リクルートホールディングスは求人広告、人材派遣、人材紹介、HRテックまで幅広く手がけています。海外事業の比率が高いことも特徴です。
パーソルホールディングスはテンプスタッフやdodaを運営しており、人材派遣と人材紹介の両方に強みを持っています。
パソナグループは人材派遣に加えてBPO(業務の受託)の比率が高く、自治体や官公庁向けの案件も扱っています。
かつて売上高の上位に入っていたアウトソーシングは、2024年6月に上場廃止となり非公開化されました。現在は決算情報が公開されていないため、他社との売上高の比較はできません。
大手を志望する場合でも、売上高の順位だけで応募先を決めないほうが選択肢は広がります。事業領域や社風、待遇まで調べたうえで絞り込んでいきましょう。
※ 参考元:株式会社東京証券取引所「上場廃止等の決定」(2024年)
人材業界への転職でよくある質問
人材業界への転職理由は何を伝えるのが効果的?
人材業界への転職理由・志望動機では以下のような点を伝えるといいでしょう。
- 人のキャリア形成に貢献したい
- コミュニケーション能力を活かしたい
- 人材育成や組織開発に関心がある
- 営業や採用業務の経験を活かしたい
これらを参考に、応募先企業のビジネスモデルや社風にマッチする志望動機を考えてみてください。
人材業界未経験でも転職できる?
人材業界は未経験からでも転職できます。
人材業界は人手不足が課題な業界の一つ。未経験社歓迎の企業も多く、中でも人材営業や人材コーディネーターは未経験歓迎の求人が多いです。
また広告運用の経験があれば、求人広告をビジネスモデルとする企業にも挑戦しやすいでしょう。
利用している転職エージェントの企業にも応募できる?
求人が掲載されていれば、利用している転職エージェントへの応募も可能です。
転職エージェントの多くは、自社の求人を自社のサイトに掲載しています。この場合であれば、利用しているエージェントに応募することができます。
例)リクルートエージェントの求人一覧にリクルートの求人があれば、リクルートエージェントからリクルートへ応募できます。
大手転職エージェントへ転職したい方は、まずはそのエージェントに登録してから応募するのも手段の一つです。
人材業界はどんな人に向いている?
人材業界が向いている人と向いていない人をまとめたものがこちら。
人材業界が向いている人
- 人とコミュニケーションを取るのが得意な人
- 誰かのサポートをしたい人
- 好奇心旺盛で行動力のある人
- 観察力がある人
人材業界が向いていない人
- 他人と関わるのが苦手な人
- 一人の作業を好む人
- タスクを淡々とこなすことを好む人
人材業界では求職者や企業と関わる機会が多いため、コミュニケーションが得意な人や人と話すのを好む人には最適な業界・業種です。
人材紹介や人材派遣といった業務であれば、誰かをサポートするという充実感を得られやすいです。
また、人材業界は時代に合わせて業界の変化を把握しておく必要があります。そのため、好奇心や行動力も強い武器になります。
このような点から、他人と関わるのが苦手な人や一人作業を好む人には人材業界は向いていないと言えます。自分にあう仕事がわからないときはこちらの記事も参考にするといいでしょう。
人材業界の離職率は高い?
人材業界を含む業種の離職率は20.3%で、産業全体の14.2%より高い水準です。
厚生労働省の雇用動向調査では、職業紹介・労働者派遣業は「サービス業(他に分類されないもの)」に含まれます。この区分の令和6年の数値は、就業形態計で離職率20.3%・入職率21.6%でした。正社員が中心の一般労働者に限ると、離職率19.0%・入職率19.4%です。
産業全体は就業形態計で離職率14.2%、一般労働者で11.5%です。どちらの区分で比べても、この業種の離職率は産業平均を上回っています。
ただしこの区分には廃棄物処理業や警備業なども含まれるため、人材業界だけの数値ではありません。入職率も高く、人の出入りが活発な業種であることを示しています。
一方で、人材業界では未経験者を受け入れる求人も見られます。応募先を選ぶときは、業界平均よりも「その企業の定着率や離職理由」を面接で確認するほうが役に立ちます。
※ 参考元:厚生労働省「令和6年雇用動向調査結果の概況」表4-2(2025年)
人材業界で年収1,000万円は目指せる?
人材業界で年収1,000万円に届くのは、管理職かハイクラス向けのヘッドハンティング職が中心です。
人材営業やキャリアカウンセラーでは400万円前後の年収データがありますが、営業職ではインセンティブ制度を取り入れている企業があります。成果を積み上げれば、平均を大きく上回る年収も可能です。
年収1,000万円を狙うなら、支店長やマネージャーといった管理職を目指すか、経営層クラスの転職を扱うハイクラス領域へ進むのが現実的な道筋になります。
人材業界への転職で持っておくと有利な資格は?
必須の資格はありませんが、国家資格のキャリアコンサルタントは実務で評価されやすい資格の一つです。
人材業界は資格がなくても入れる業界です。そのうえでキャリアコンサルタントを持っていると、求職者の相談に応じる職種で専門性を示せます。
また、人材派遣を手がける企業では派遣元責任者講習の修了が必要になる場面があります。応募先の事業領域に合わせて、どの資格が実務で使われているかを確認しておきましょう。
これらの資格を持っていて転職するか今の仕事を続けるか迷っている方は、仕事の辞め時を判断するポイントも参考にしてください。
【まとめ】人材業界の需要が高まっている今がチャンス
今回解説したように、働き方が多様になり転職が身近になったことで、人材業界の需要は高まっています。
全国的に採用需要が高い状態が続いていることもあり、人材業界でも未経験者を含めた採用が続いています。
未経験から入るなら人材営業や人材コーディネーター、専門性を活かすならHRコンサルタントと、職種によって求められる経験は変わります。応募先がどのビジネスモデルを主力にしているかとあわせて確認しておきましょう。
転職エージェントは、今すぐ転職する予定がなくても無料で利用できます。まずは転職のプロに相談だけでもしてみてはどうでしょうか。
参考サイト
この記事を書いた人

転職UPPP編集部は、IT・Web業界に精通した起業家、マーケティングのプロフェッショナル、そして豊富な転職経験を持つライター・ディレクターが集結した専門チームです。起業や独立、法人営業、Webマーケティング、メディア運営など、それぞれのキャリアで培った知見を活かし、転職市場の動向を分析しながら、実体験に基づいた信頼性の高い情報を発信しています。転職の成功と失敗をリアルに経験したメンバーが、読者にとって本当に役立つコンテンツを提供します。
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